そろそろ２時になろうとする昼下がり。
ゆるりとした空気が包む店内は心地よく、
まずは、ご主人、女将さんに新年のご挨拶。



かじかんだ手をさすり、まずは熱燗～。



山形のお酒、「東光」の熱燗は口辺り柔らかく、
添えられた「山葵茎のかえし漬け」が旨い。



つまみつつ、びっしりと書かれた品書きを眺め、



あては「5種の木の子のなめ茸」を。
しめじにえのき、椎茸になめこにブラウンえのき、
酒と醤油で炊いた素朴な味わいが酒に絶好〜 。



さらに、楽しみにしてた「うた」さんの「白菜漬け」。
浸かり具合もぴたり、しゃきっとして甘く、
改めて、「うた」さんの「白菜漬け」美味し〜い

あんまり美味しい漬物に、
お酒を半合お代わりをして…



壁に貼られた品書きの、「限定」は見逃せない、



「冬期限定温そば」のひとつ、「山かけそば」を 。



早速すすった汁に思わずはぁ〜・・・
鰹に昆布の優しく円やかな出汁が、
喉伝いじわりと体に滲み、しばし蓮華を放せない。



ようやく手繰った蕎麦は、きりっと角立つ細切り、
じんわりと汁が染みつつコシ失わず、
汁に重なり広がる蕎麦の香ばしさ、
くぅ〜、なんって美味しいんだろう〜 。



蕎麦だけ手繰り、とろろをからめ、
卵を崩して手繰る蕎麦の旨さに、
もーう、写真を撮るのも忘れ、夢中で一気。



気付いたら一滴残せず飲み干して…

ご馳走様でした〜 、

大満足な今年の初蕎麦屋酒。
今年も、楽しみに通わさせて頂きます 。

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