クーラーの利いた店内の心地良さにほっとし、
腰を下ろした途端に噴き出る汗をぬぐい、
お水をくっと飲み干し、まずは蕎麦前。
宮城 「綿屋」 特別純米酒 美山錦
品書きの「煮あわび」が気になるけれど…、
充てはやっぱり今日も、魅力的な「三点盛り」 。
ついつい同じものを選んじゃう~、
「高菜とじゃこのポテサラ」に、
きゃらぶきに似た「野蕗の煮もの」
そして、大のお気に入り「フレッシュザーサイ」 。
さらに、自家製「塩らっきょう」も頂いて…、
お目当ての、「かけ」の「冷や」を 。
これこれ、汁と蕎麦だけの、究極な姿 。
汁は一切の淀みなく琥珀に澄み、
鰹に昆布などの出汁が突出せず円やか、
すっきりとして優しく、喉伝い体に染みていく。
すする毎に、はぁ~
何度かすすり、手繰った蕎麦は極細繊細。
冷汁に浸り、きゅっと〆り、
ざらりとした舌ざわりと共に広がる芳ばしさ。
汁をまとい、汁と重なる蕎麦の旨さに、
手繰る手が止まらな~い 。
これに添えられた、揚げ立て揚げ玉。
半分ほど手繰ったところでささっと加え、
手繰った蕎麦の旨さときたら 。
冷汁に揚げ玉はいつまでもさくっと香ばしく、
澄んだ味わいにコクが加わった汁、
それをまとった蕎麦といい、
後は一気、気づいたら一滴残せず飲み干して…
ご馳走様でした~
すぅ~っと体に広がる清涼感に、
やっぱり「吉」の冷かけ、いいなー。
これは、冬でも食べたくなちゃいそう~ 。

「手打ち蕎麦 吉」
03-3386 -2919
中野区上高田3-38-11 響sou1階
12:00〜14:00/18:00~12:00
月曜・火曜定休
禁煙
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2023年 2月 3日 美味し酒肴に究極の選択「もり」と「かけ」
2022年10月14日 「煮込み」に粗挽きの「もり」
2022年 6月29日 「本日の三点盛り」「冷かけ」
2022年 4月14日 「三点盛り」「月見そば」
2021年12月 4日 「帆立の佃煮」「ひたし豆」「板わさ」「もり」
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