随分ご無沙汰していて、頭の片隅でずっと気になっていたお店。
あの心地のいい空間に、絶品蕎麦豆腐を思い出し、又訪れたくて…
朝方から掛け持ち仕事を済ませたら、昼もとうに過ぎた時間。
丁度、同じ沿線にいる事だし、久しぶりに寄ってみよう…
今日も朝方から、しとしとと雨が降る中、降り立った中目黒。
山手通りからふと入った路地沿いに、ヨーロッパのカフェを思わせる佇まい。
心に優しい植木が飾られ、通りに面してある打ち場。
さらさらと揺れる麻の暖簾に、木の看板。
この佇まい、ふと軽井沢か、どこかの高原にに立っているかのような、
そんな心地にさせられる、素敵な風情…
中目黒 「手打ち蕎麦 驀仙坊」
きりきり迫った仕事をしつつ…、夕方時に息抜き含めてちょっと寄り道。
9月は「菊切り」だなあ、などと向かうと…
ほぉここも、「新そば」の文字が貼られてる。
もう、すっかり秋なんだなあ…
田無 「田無さらしな総本店」
京橋の大通り沿いにあったお店が、銀座に移転したと聞き…
しかもお料理もぐんっと増えた、と聞いたらもう、行ってみたくてたまらない。
お店の常連お友達に案内してもらい、早速♪、山形にとっぷり漬かりにと 。
「松屋銀座」のすぐ裏手。
見上げるビルの看板に…、おっ、光ってる光ってる「山形田」。
そのビルの足元に、ささやか置かれた看板「山形田」、
B1と書かれているのを目にし、ビルの階段を降りて行く…。
銀座 「蕎麦 山形田」
この春に開店されたご主人から書き込みを頂いて、
HPを拝見させて頂いたら、拘りがひしと感じられ、興味しんしん。
…となったら早速 、恒例の遠征組でいざ訪れてみようと…
寒々とした雨の降る中、常磐高速を一走り、牛久に到着。
周り一体民家が建つ中、さりげなく建つ、風情ある門に行きあたる。
柏「竹やぶ」で修業してきたというご主人のお店、
そこはかと、柏のお店の趣感じる、シックな佇まい。
牛久 「手造りそば 季より」
車を停め門を潜り入ると、目の前に広がる、心ときめくアプローチ。
石畳の先は、木片で作られた小径が続き、
その先には、どこか山の風情感じる手造りの木の渡し橋。
降りかかる雨も忘れ、わくわくしながら進んで行くと、
橋の袂に、小さな暖簾のかかる、ほのぼのとした入口に到着~ 。
振り返ると、たわわに実った柿の木の下には、オープンデッキも置かれ、
雨が降っていなかったら、あの椅子に腰を下ろしてみたいな~
今夜は、たっぷり蕎麦屋酒を楽しみたいと思っていたお店で、
蕎麦友3人集まっての、念願の蕎麦屋酒
日の暮れゆくのも日々早まり、すっかり暗闇になった夕暮れの…
鍋屋横丁の商店街の端にほっこり零れる、優しい灯り。
新中野 「手打そば まつや」
老舗、神田「まつや」さんの弟さんのお店で、今夜はしっぽりと…
開店早々に、新座鞍馬で修業なさったご主人が開いたお店と知り、
是非訪れたいと思いながら、ほぼ半年あまり。
できればここは誰かと訪れたくて、池袋での朝方の仕事を済ませ、
お友達二人を誘って、今日いよいよ伺う事に…
与野駅西口から、寒々とした雨の中、線路づたいに歩いていくと…
立派な看板に広々とした駐車場を携えた、お店に程なく辿り着く。
与野 「蕎麦 孤丘」
駐車場を横切り、お店の入口へと近づくと、足元に置かれた断り書き。
読んでみると、「お子様はお断り」ではなく、「別室にて」
の心遣いに、ご主人のお心が伝わってくるのを感じつつ…
塀から周り込むと、目の前に広がる、高雅な入口。
ゆったりとした間取りの扉に、すっと下げられた暖簾、
振り返れば、客席から見渡せるのだろう、手入れの行き届いた
緑鮮やかな立派な中庭が、作られていて、
想像以上のお店の景観に、入る前から、期待に胸が膨らんでくる…
今日は水曜、レディースデー。
見たいと思っていた「ハナミズキ」を鑑賞し、良く似た昔の恋を思い出し、
(まだ再開はないけど)あの切なさに、涙ぽろぽろ 。
余韻残しながら、行って思う存分感傷に浸りたいのは、お蕎麦屋さん。
こんな時間でもやってくれてる、静かなお店へ…
吉祥寺公園口からすぐ目の前、ビルの地下にそっと佇む、お馴染…
吉祥寺 「五色そば ほさか」
まだふとすると、涙が浮かんできそうな心地で、お店の前に辿り着くと、
見かけない、「冷やし揚げ玉そば」の文字。
こ、これは気になるなー…
打ち合わせの掛け持ちで、お昼も取れずの午後3時過ぎ。
さすがにお腹もぺこぺこ…、こんな時に有難いのは中休みのないお店。
新宿駅から程近く、賑やかな電気街の中にほっこり佇む…
私にとっての新宿のオアシスで、ちょっと羽を休ませよう~
新宿西口 電気街 「手打そば 渡邊」
お店の前に置かれた季節の品書きに、
外はまだまだ暑くても、「きのこ」の文字に秋を感じる…。
連休最後の今日は、ゆっくりと温泉に浸かろう~と、
日頃の疲れ(?)を癒すべく、志木の日帰り天然温泉へ
BOOK OFFのセールなどを覗きながら向かったお昼は…、
何度も前を通りながらも行った事がなく、気になったままのお店、
川越街道沿いに、広々と駐車場の取られた、立派な佇まいのお店へと。
通りの激しい街道沿いに、広い敷居にゆったりと作られた上品な佇まい。
黒壁に、はらりと下げられた麻の暖簾。
入口からも気品のある空気が、ふっと流れてるよう…
埼玉県ふじみ野市 石臼碾自家製粉「手打蕎麦 ぐらの」
ようやく、一時の猛暑も少しは収まり、
かき氷からやっとソフトクリームの気候になってきたので…、
寒くなる前に、あの美味しい「豆乳ソフト」を食べに行こう~、
と、お気に入りの、都幾川にある「わたなべ豆腐工房」へ
ラジオから流れる高速道路の渋滞情報を聞きながら、そろそろお昼。
途中の日高には、いくつも行きたいお店がある中から…
407号線から路地を入った、農家の家並みの間の細い路地へ。
お店があるなんて景色はない、畑に農家が点在する、のどかな路地沿いに、
紺地の江戸情緒溢れる暖簾がはためく…
水車の車輪だろうか、壁にかけられた、
民芸調の風情漂う、どこか懐かしい雰囲気感じるお店に到着。
日高市 「手打 そば六」
いつか行ってみたいと思っていた、木場のお店。
行こうと思って調べてみると、なんと茅場町に移転していたよう。
それも、結構前だったようで…、し、知らなかった
ならば、と早速、場町で乗り変えついでに、訪れてみる事に 。
茅場町から霊岸橋を渡った新川のオフィス街の路地沿いに、
ふとさりげなく暖簾を下ろしたお店が、すぐ目に留まる。
表に面してしかと作られた打ち場に期待膨らむ、粋な佇まい。
大きな文字で書かれた「お昼だけのメニュー」が目を惹き、
下にきちんとメニューが置かれているのは、うれしいな…
茅場町 「手打そば 玄」
三鷹だとついつい「きびや」さんに行ってしまうのだが…。
下連雀方面へポタリングした時に何度か見かけ、気になったお店があり、
三鷹での所用を済ませ、今日はそっちに行ってみよう
三鷹南口の商店街から横に伸びる「さくら通り」。
その通り沿いに、大きな暖簾が垂らされた、ちょっと目を惹く店構え。
肌寒い雨の降る中、白木の扉がシックでモダンな雰囲気漂い、
ふと誘われるかのように、お店の前へと…。
三鷹 「や乃家」
緑茂る塀に置かれた品書きにそっと目を通し、扉を開き店内へ…。
7日にグランドオープンした、池袋西武デパートのレストラン街。
そこに、老舗蕎麦屋「明月庵 田中屋」が新たに入ったようで…
ちょっとそわそわ気になっていたところ。
池袋の仕事を終わらせ、早速今日、寄って見ようかな、と…
降り立った8階レストラン街の、…おっ、あったあった、一番奥。
うんうん、デパ蕎麦の雰囲気としては、いい感じ…?
…と入口に向かうと、セットものの品書きが写真入りで置かれ、
ここも又新蕎麦の文字が、しかと半紙に書かれてる。
「北海道雨竜産 元気クローラ組合より」と…。
池袋 池袋西武百貨店 「明月庵 田中屋」
近くのお友達からお誘いメールが届き…お昼を食べに武蔵関に 。
待ち合わせのお店へと、駅南口の路地を歩いていくと、
まだまだぎらぎらと照るお日様に、じわりと汗が滲みながら…
ちらほらとお店が並ぶ間に、程なく見えてくる「手打ち」の文字。
瓦屋根に、町場の居酒屋のような大衆的香りのする佇まい。
中休みなく、気さくに立ち寄れる、うれしい手打ちのお蕎麦やさん
武蔵関 「手打ちそば うどん たから」
彼が休日出勤で出かけたので…
名残の夏の暑さを満喫しよう、とお散歩がてらに久しぶりのお店へと 。
小金井の坂を下った浅間町、法務局前の通り沿いに、
ちょっと目を惹く赤い立て看板が置かれ…
ガラス窓が大きく取られたモダンな装いに、はらりと掛けられた白い暖簾。
清楚でシックな、センスのいい佇まい。
府中市 「手打ち蕎麦 心蕎人 さくら」
開店すぐに訪れてから、早くもほぼ4か月。
どうしたかなあ、と気になっていたところ…
今夜は打ち合わせも兼ねて、来てみたかった夜に再び訪問~
麻布交差点から青山墓地へと向かう、車が激しく行きかう通り沿いに、
ひっそり沈む暗闇の中に、ほっと灯る、柔らかい小さな灯り。
昼間の趣とはがらりと変わり、密めいた中に暖かな空気が洩れこぼれ…
流麗な看板の文字を眺め、扉を開き店内へ。
麻布 「祈年 手打茶寮」-kinen -
朝方からの花活け仕事の後、旗の台での所用を済ませ…
ここまで来たら、前回のリベンジを、と再び池上へ 。
駅を降り立つと、すぐ目の前に「池上本門寺」の案内の柱。
駅前の賑やかな空気の中に、ほのかに漂う「門前町」の風情が漂う…、
その駅から程近く、路地沿いのビルの下に小さな看板が置かれ、
階段を上って二階へと上がって行くと…、よかった「営業中」の札
鶯色の暖簾が粋に下げられた、小さな間口のお店に辿り着く。
池上 「蕎麦 池上 にかい坊」
お二階にあるから、にかい坊?
夜半から降り始めた雨が、昼にはバケツをひっくり返したようなどしゃぶり。
そんな中…、今日は群馬からのお客さんをお連れして…、
初めてという友人も合流して、代田橋へとご案内 。
久しぶりの雨は庭木にもうれしいけど、足元ぐちゃぐちゃ
駅を降りて辿り着き、駆け込むようにお店へと…
代田橋 「手打蕎麦 まるやま」
休業していた石神井公園の「中屋敷」。
ちょっと前に、新規オープンしたと知り、気になっていたところ…
しゅうちゃんさんのブログを見ていたら、これは行ってみたい、
…と思ったら早速、うだるような暑さの中、お店へと
暦は変わっても、まだまだ秋の気配はいずこやら…。
辿り着いた「石神井公園」の、置かれたデッキチェアには、
何人もの方々が、ビール片手に楽しんでいる 。
その正に目の前に、ふと目を惹く、すっと佇むスタイリッシュな素敵な建物。
コンクリ壁にさらりと暖簾が下ろされ、和の趣きが上品に漂う。
石神井公園 「そば切 なかやしき」
ほお、ここにも「新そば」の文字が…

湯田中温泉で、朝風呂もたっぷりと楽しんで…
近くの「玉村酒造」蔵元で、日本酒に志賀高原ビールのお買いもの
試飲で心地よくなったところで…、いよいよ積年の想い募ったお店、
北志賀竜王高原へと出発~。
長閑な風景から山道を登り、見渡す景色にうっとり。
冬場は賑わっているのだろう、志賀高原スキー場エリア。
夏場は、人もまばらな閑散としたいくつものホテルの中程に…
ようやく、かわいい看板のかかった目ざすお店に辿り着く。
ああ、やっと…
何度か薦められ、さらに行ってきた友人達の話を聞くたびに、
どうしてもどうしても食べたくて夢にまで見ていた…
志賀竜王高原 「石臼挽き蕎麦香房 山の実」

前夜は松本に宿を取り、彼のリクエスト、馬刺しの美味しい居酒屋で、
馬刺しに野沢菜、山賊揚げで、信州地酒をしっぽり楽しんで…
予定していた稲刻ダム近くのお店へと確認の電話をしたら、
そ、そんな…、この日は臨時休業との事
ここ何年か思い募っていたお店なだけに、諦めきれない気持ちだが、
休業となったら、打つ手なし…。
とりあえず今日の宿、湯田中温泉を目指そうと、車に乗り込み出発。
安曇野を抜け、犀川横を眺めながらのドライブは心地よく、
いくつかの「道の駅」に寄り道しながら、長野市を抜け…
こうなったら、もう、気持ち切り替え、まだ行った事のない戸隠へ行こうっ
急な高配の、蔓草絡まる屋根付きの不思議な山道を走り抜け…
気持ちのいい、緑鮮やかな通りをひたすら登る。
いつしか、右も左も蕎麦屋の戸隠に入り、中程の「戸隠神社」を通り過ぎ…
お目当てのお店に、ようやく到着~
戸隠 「そば処 蕎麦の実」
切り妻屋根のどっしりとした趣き深い古民家。
山並みをバックに、野の草に囲まれたお店に、心ときめく
…が、さすが平日とは言え、丁度昼時。
何人かの待ち人が既にいて、私達も名前を書いてしばし待つ…。

今年も恒例の、遅い夏休み。
休みの予定がなかなか立たず、今年は遠出はやめてのんびり行こう…と。
温泉がある所ならどこでもいいよ、との彼の言葉に、
これはラッキー、早速、思い募っているお店へのルートを計画し…
ぎりぎりで宿を押さえて、いざ出発~。
ぎらぎら照りつけるお日様の下、中央高速を順調に走らせ…
八ヶ岳の山麓を横目に眺め、諏訪インターで下車。
このお話しを聞いてから、行きたくて仕方なかったお店、
伊那へと車を走らせる。
諏訪からすぐに入り込む山道を超えて、伊那、高遠の長閑な雰囲気の中、
「ポレポレ丘」のすぐ前の、小高い丘に…、
ちょこんっと佇んでいる、ほのぼのとした建物が
手作りの木ぼっこの階段を上って、お店の前に辿り着く。
ああ…、風がなんて気持ちいいんだろう~。
伊那市高遠町 「高遠そば ますや」
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