安比高原に自社の蕎麦畑を持つ、岩手の「北舘製麺」が、
目黒にその蕎麦を出すお店を出店したそう。
製粉会社のお蕎麦屋さんって、どんなだろうと興味津々。
目黒に訪れたついでに、お昼を食べに行ってみよっと 。
目黒駅前の権之助坂から、程なくの路地を入れば、
急勾配の坂の途中に、すぐ目にとまる、
白塗り壁のモダンな素敵な入り口。
くり抜いた壁の間から見えるのは…、立派な石臼だ 。
目黒 「いわての蕎麦 やまきた」
大泉学園の「むら季」さんが、この7月で10周年。
早速お祝いの言葉を伝えたくて向かったら…
がーんっ、なんとっ、店内工事のため臨時休業
愕然とした途端に、汗が吹き出し、か、悲しい。
とは言え、こればっかりは仕方ない、
ならば、と武蔵関の「にはち」さんに向かったら…、
がーんっ、がーんっ
ま、またしても…、今度は夏休み。
時間は刻々と過ぎ、こんな時に心強い、中休みのないお店、
駅南口の商店街の中に建つ、甚作さんへ移動~。
創業昭和33年、同47年には手打に切り替え、
昔からずっと変わらず地元で人気の、手打の街蕎麦屋 。
お店の前には、自転車がいっぱい。
武蔵関 「手打そば 甚作」
日常の生活に戻り、体調も前よりむしろ好調。
今日は明るい顔で、心配おかけしちゃったご挨拶 。
お目当ての…、入院前から決めていた、
心身共々すっきり気分で、「あの」お蕎麦を頂きに 。
代田橋 「手打そば まるやま」
「本枯」を後にし、もう一軒、というムードになり…
丁度今テーブル席が空いた、という事で、
ふらりと目黒で途中下車 。
まだまだ賑わう権之助坂の、雑居ビルの地下。
幾つも並ぶ飲食店の中に、
「江戸東京蕎麦の会」の看板が光ってる。
開店当初に伺って以来、すっかりご無沙汰。
いつも混みこみだったので、うれしいな 。
目黒 「手打そばと酒 いいかげん」
最高級の鰹節、「本枯」。
煮て燻し、天日干し、カビ付けを繰り返し繰り返し、
半年から、2年かけて作られる、高級食材。
その名前を掲げた、鰹節に拘りのあるお店で…
心配して下さった方々と、今夜はしっぽり蕎麦屋酒 。
ビルが連立する、文字通りのビジネス街の路地裏に、
黒い板壁に白い暖簾の、粋なしもたや風佇まい。
大門 「蕎麦酒房 本枯」
入口の扉の横に貼れた、本日のお薦めには、
そば酒房の名の通り、季節の料理がずらり 。
なるだけ言わないようにしようと、思っているけれど・・・、
う゛~っ、暑いっ 。
午前中から30度を裕に超え、
どこに行っても暑いなら、いっそ温泉で汗を流してさっぱりしようっ。
うだうだと向かった国立の温泉で、
かっと汗を流した後は、心なしか、すうっと爽快 。
お昼もさっぱり、美味しいぶっかけ蕎麦を食べに行こう。
温泉から程近く、谷保駅北口のささやかな商店街の中に、
笹竹の緑が涼しげな、禅味漂う佇まい 。
谷保 「手打そば きょうや」
千葉にも在来種があったとは…!。
70年前に絶滅したと思ったそばの実がひょんな事から見つかり、
少しずつ増やして、今その蕎麦を出しているお店があるそう 。
収穫量はまだ少なく、千葉でもたった一軒のみ。
「千葉在来種」、食べてみたいっ 。
急遽、いつものメンバーで話が決まり、
リハビリ兼ねて、プチ蕎麦遠征~。
千葉県稲毛市、頭上に伸びる、「千葉モノレール」の下の通りに、
ひらひらと靡く旗に心トキメク、
「まぼろしの蕎麦 千葉在来」
その後ろにさりげなく、上品で風情あるお店が佇んでいる 。
稲毛 「お蕎麦 遊蕎心 㤗庵」
退院後初の外来診察を朝イチで受診し…
傷口の治りも順調、良好な回復との、うれしい診断 。
「左鼻の通り、よくなったでしょ」
との先生の言葉に、
そういえば、このところ鼻がす~としてる…。
改めて、手術して良かったんだ、と気分も晴々と、
お昼は、「あかつき」さんに行ってみよっと。
立川駅北口の、昭和の趣残したレトロな通りに、
ふっと現れる、木の温もり漂うほのぼのとした佇まい 。
すっかりご無沙汰1年ぶり、しかもお昼は初めて
お店の前の黒板には、15食限定の「本日の昼食献立」、
冷やし鶏南蛮に、水茄子、鯛の炊込ご飯で、880円。
なんて、魅力的なランチのセット 。
もちろん、お蕎麦は手打、
「北海道ニセコ産」と、しっかりと掛かってる 。
立川 「あかつき」
吉祥寺「まつや」で、新しい夏メニューが出来たと聞き、
お昼を食べ損ねた今日、早速伺って見る事に 。
街中に溢れる人ごみの、むんっとした熱気から、
入ったデパートは涼しくって、気持ちい~い 。
吉祥寺 「神田まつや 吉祥寺店」
「からすみそば」があると知り、行きたくていながらも、
立ち飲みで、しかも連日行列だそうで、
一人で行くには…と、ずっと躊躇していたところ…、
「プラチナ席の予約が取れましたよ~」
嬉しすぎるお誘いがあり、やっと伺える機会がっ 。
新橋駅ガード下の、薄暗い細い路地裏、
思わず通り過ぎてしまいそうな程、さりげなく佇む、
何軒ものミシュラン店で腕を篩っていたご主人の、立ち飲み割烹 。
銀座 「しま田」
早いものでもう三周忌、帰省したものの…、
彼の仕事の都合で、泊まらず日帰り。
一人残された休日、父の思い出にぼんやりとふけっていたら、
ふと頭によぎる、あのお蕎麦…。
久しぶりに食べたいな、と思ったらもう溜まらず、
夕飯の買いものも兼ねて、荻窪へ 。
創業大正13年、揺るぎない貫録を漂わす、
変わらぬ、堂々たる佇まい 。
荻窪 「御免蕎麦司 本むら庵」
今日は、金曜会員デー、なので…、
「アナ雪」に続き気になっていた、「マレフィセント」を鑑賞
期待以上の映像に、思いがけないストーリー展開に、
最後には、涙がじんわり。
「アナ雪」に負けず、この映画も素晴らしい 。
感動の余韻は、中休みのないお店、
雪の日以来ご無沙汰していた、「うた」さんで 。
赤い屋根につる草が伸びる、どこか懐かしいレトロな雰囲気。
扉に貼られた蕎麦の産地は、北海道の南富良野 。
新井薬師 「SOBA & HEARB うた」
冷かけの先駆者「みわ」さんで、今年も「冷かけ」が始まった 。
随分メジャーになった「冷かけ」だけど、
「みわ」さんの冷かけは、又格別。
しかも連日のこの暑さは、まさに「冷かけ」日和り 。
一年ぶりの蕎麦を楽しみに、汗をぬぐいつつお店へと…
井荻 「蕎麦 みわ」
入院前には伺えず、心配かけちゃったので…、
今日は、晴れて 、
手術も無事済ませ、退院した事を元気に報告しに行こう 。
連日の猛暑にも、ようやく慣れてきたけれど、
やっぱり外は暑~いっ
久米川 「手繰りや 玄冶」
最初から期待はしていなかったし、分かってはいたけれど、
入院食にお蕎麦が出るわけがなく、
やっぱり、とっても恋しくて寂しくて食べたくて…
夜な夜な、これまで食べたお蕎麦を思いだし、
そう言えば、「よしむら」さんの蕎麦、久しく食べてなかったなぁ。
一時はまって、随分通った時もあったのに、
…なんて思いだしていたら、
あの独特な蕎麦が、どうしても食べたくなって・・・
社会復帰のリハビリかねて、
のんびりとお散歩しながら、行ってみようかな 。
一週間ぶりの外気に触れ、井の頭通りをゆっくりてくてく。
ああ、この佇まい、やっぱりいいなあ 。
年月培い深みの増した、年季の入った格子扉に、
はらりと靡く、紺地の暖簾。
扉には、お得な「お昼のセット」が掛けられている 。
吉祥寺 「蕎麦㊁旨酒 よしむら」
お陰さまで、思ったより早い回復で、
昨日、無事退院しました

入院中、たくさんの心の籠ったコメント、
本当にありがとうございました!
なのに、すぐにお返事できなくて、本当にごめんなさい…。
でも、とてもとてもとてもとても、うれしかったです!!
退院したてで、急には元の調子というわけにはいかないですが、
徐々に体を慣らしていこうと思っています

本当に、
本当に…、ありがとうございました

今のうちにやっておいた方がいい、との事で…、
副鼻腔根本術という手術を受けてきます。
PC環境のない病院なので、10日程お休みします。
あ!!、肝臓とか、内臓系ではないですよー(^^;
(絶対疑われそうなので…笑)
とは言え、手術、、、、怖いです。。(:_;)
いよいよ午後から入院、明日は手術…。
「行く前のお昼に、ドライブがてら青梅の方行ってみる?」
バタバタ入院の準備をしていた私に、彼。
「青梅で行きたいお店あったら、そこで食べよう」
ありがとう…、今日は、優しいね 。
平日の新青梅は渋滞もなく、不安な心を乗せて走り抜け…
青梅だったら…、あの桜海老の掻き揚げが食べたいな。
「いいよ、じゃ、そこに行こう」
ありがとう…、本当に、優しいね 、
久しぶりに向かったお店は、通りに沿ってエレガントに建つ、
スウェーデンハウスの素敵な洋館。
青梅 「手打そば わせいろう」
久しぶりに又行きたいな、と思っていたところに、
「さすが車屋出身、しっかりとした美味しい蕎麦でしたよ」
と、蕎麦の写真を見せられちゃったら…
すぐに食べたくなって、今日のお昼は福生へゴー 。
福生駅からも程近く、路地沿いにすっと佇む、
白壁にかかる純白の暖簾、品良く粋な、趣のある風情。
入口前に置かれた品書きには…
これこれこれ、心そそられた写真の季節の蕎麦、
「磯かおるぶっかけ おろし桜海老」 。
福生 「手打そば 喜郷」
長期休暇で、詰めこんだ仕事を済ませたら、
妙~に、「烏賊の沖漬け」が食べたくなって…
帰る前に、ちょっと寄り道 。
6月の「ゆかり切り」は食べ損ねちゃったけど、
今月は何なんだったっけ…(ン?これ方言??)。
田無 「田無さらしな総本店」
子供の頃の風景に、ふっと戻れたような、帰ってきたような、
言葉にはし尽くしがたい、慈しんでいた場所が、
いよいよ、本当になくなってしまう…。
何度となく訪れていたけど、
どうしても、最後にもう一度、あの空間で寛ぎたくて、
都会の中に、ふっとここだけ抜けおちた、
昭和の時代のまま止まった、都会の中のノスタルジー。
落合 「そば処 遊」
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