急の上野での仕事を終わらせたら、既に2時を過ぎている…。
こんな時には中休みのないお店。
一度行ってみたいなあ、と思っていたお店へ行ってみよう~
上野駅にまたがる大陸橋を目の前にした大通り。
がやがやとした中に、ここだけふっと時間が滞ったような、
間口小さくさりげなく佇む、懐かしい木造二階建て。
「神田まつや」や、思い出の中になった「並木藪」に通じる、
昭和の面影を残したこの風情、ああ、いいなぁ…。
上野 「生そば 翁庵」
昨夜、以前訪れた飯山のおばちゃんのお蕎麦の話になり…、
そういえば、東京にも、おやまぼくちのお蕎麦があったなぁ、
と思い出し、早速今日のお昼は、そのお蕎麦を食べに行こう
…と、向かったら、が~んっっ。
臨時休業ならぬ、「本日貸し切り」
彼がイライラし始めない内に…、近くのお店に急遽変更~。
矢野口駅前通りに、大きな伊織暖簾が威風堂々と吊るされて、
その後ろには、しっとりとした木の格子戸。
開店して、早くももう2年になるんだなぁ…
矢野口 「手打ち蕎麦 あかりや孤仙」
いつだって行きたいなーと思っているのに、
「男の隠れ家」に出てた記事を見てたら、その想いは途端に募り…、
池袋での仕事を済ませ、待ち切れぬ心地で、電車に飛び乗り浦和へと。
足はまだちょっと痛むけど、大丈夫、ここは駅のすぐそば 。
伊勢丹を抜けた裏通りの「ニシギンザ」のビルの一画に、
すっと下ろされた、真っ白な暖簾。
あ、以前はなかった、お店の前にイーゼルで品書きが置かれてる 。
お蕎麦の品書きを見ると、今日の「クリーム」は「花巻」だ。
クリームの中でも好きな蕎麦、うれしいな 。
と、ランチにお酒の品書きにも目を通し、そろと暖簾を潜り店内へ…。
浦和 「庵 浮雨 -un peu‐」
新宿タカシマヤの地下食品売り場の、「味百選馳走処」に、
6月に続き、再び、「出石皿そば」の「正覚 田中屋」さんが今日から出展。
前回、前々回と時間が合わずに寄れなかったので、今度こそ。
と、病院(最近足首が痛んで)の帰りに、さくっと寄り道 。
どこだ、どこだ、と探していたら、真ん中のブースの小さな一画に、
カウンター5席のみの小さな臨時お蕎麦屋さん。
午後3時、出石の風景のポスターが貼られたカウンターに、ご婦人お一人。
暖かいお蕎麦を食べているようで…、私も並んで腰を下ろす。
新宿高島屋 地下1階 味百選馳走処
(兵庫県豊岡)「本格手打ち出石皿蕎麦 正覚 田中屋」(11/1まで)
(私の)ポタリングのインスラクター、aizさんのブログの中に、
時々登場する、「手挽き」のお蕎麦を出すお店。
行ってみたいが、土地勘がなく、なかなか行けずにいたのだが…、
「あそこはいいよー」の言葉を聞いたら、もうじっとなんてしてられない。
築地から、電車に乗っちゃえば、武蔵小杉までは一本だ♪、
と早速電車に飛び乗り、武蔵小杉へ向かい、
さらにバスに乗り継ぎ…、降り立った「下平間」の停留所。
鹿島田の商店街入口の交差点から、路地を入って行けば…
程なく、目指す「古市場」のどこか懐かしい、ほのぼのとした商店街。
ぽつんぽつんと商店など並ぶ、ややさびれた感の通りの中程、
ひと際活気のある空気を感じる、粋な木の看板が掛かったお店に辿り着く。
鹿島田 「手打 たけうち」
前回、回覧している「そばもん」を届けに行った折、
その中に出ていた「そばがきのかば焼き」が食べたくて、作って♪
とお願いしたら、「すぐには無理」と断られたのだが…
(まあ、無理もないかぁ )
その後、密かに蕎麦会などの折に、その「かば焼き」を出しているそう。
そんなのずるいよぅ、私も食べたいっっ
と、今日は友人達に声をかけ、
早速「蕎麦屋のかば焼き」を食べに、喜多見へゴーゴー。
喜多見 自家製粉 手打ち十割そば「志実津や」
ひょんな事から話しが出て、とんとんと決まったプチ蕎麦会。
北海道からの友人を迎えて、小田原からも一人来て下さり…
私も、考えてみたら夜の「じゆうさん」は初めて。
東京在住組3人と共に、わくわくしながら、お店へと…。
すっかり日も落ち、目白通りの大通りに面してひっそりと、
ほのかな灯りが灯され、そっと静かに佇む。
新江古田 「じゆうさん」
今年2月に訪れた「みの利」さんが、その後程なく、
体を壊されてお店を閉められたと聞き、残念に思っていたのだが…。
東京の「石月」や神楽坂「山せみ」で打たれていた波田野さんが引き継ぎ、
新たにお店をオープンさせたと聞き、これは是非伺ってみたい 。
開店してそろそろ2か月、落ち着いて来た頃かしら…
と朝方の仕事を済ませ、小田急線「唐木田駅」までまっしぐら。
唐木田駅の改札を出たら、ほんのすぐ目の前。
通りに面して、一面のガラス壁に、目に鮮やかに留まる紅非色の暖簾。
蕎千花…、何て素敵な屋号かしら
唐木田 「手打そば 蕎千花」
「NHK今日の料理ビギナーズ」の中にある、本誌の内容から逸脱した(?)、
奇抜でユーモラスな、「食べ物マニアーズ」というコーナー。
私も5月号で掲載して頂き、今月号でめでたく20回を迎えるそう。
「ここで歴代マニアーズの顔合わせをしましょうよ」、
との面白そう~なお話が、ライター大宮さんからもたらされた先日。
しかも、「場所はお蕎麦屋さんがいいですね」のうれしいお言葉に、
せっかくならば、「これぞ江戸の蕎麦屋」、の良さを皆さんにも紹介したい、
と、中から勝手ながら決めさせて頂いて、お願いした「小倉庵」。
12人のこれまでに掲載されてきた、各方面様々なマニーズの方々に、
編集スタッフ、イラストレーターの方など総勢15名集まっての、
今夜は、私もドキドキワクワクな蕎麦会。
大塚 「小倉庵」
今日は、朝方ちょっとした健康診断。
昨日は禁酒だったし、昨夜から絶食で、お腹ぺこぺこ。
ようやく昼に終了し、美味し~いものが食べたいな
先日友人が、「松庵」の日替わりお蕎麦が玉子とじだったと聞き、
一度、やってみたかった、「松庵」での昼酒。
今日はそれに挑戦しよう♪と、向かった早稲田駅。
早稲田駅から句だった、大通りにしては閑静な早稲田通りの道沿いに、
品よくそっと下ろされた二つの暖簾。
早稲田 「松庵」
手前の日本料理「松下」の横、細い入口前に置かれた「日替わり膳」は…、
残念、「玉子とじ」じゃないけれど、「なめこ蕎麦」もいいかもなぁ 。
一通り、単品のお蕎麦に、お昼のコースにも目を通し、
暖簾をくぐり、奥の階段を上り二階にある店内へ。
ここ数日の暖かな日から一転、急に寒さが身に染み、
今朝「11月くらいの陽気です」と、言っていたのを思い出す。
何か暖かいものが食べたいなあ、と…
午後から先生宅へ伺う前に、久しぶりに「宗柳」さんでお昼を食べよう。
三鷹駅南口、「TSUTAYA」のすぐ先のビルの地下。
ついこの前開店したと思っていたのに、考えてみたらもう2年。
すっかり暖簾の色もやや褪せ、街の一画に溶け込んでいる…。
階段を降りて行けば、表の喧騒など忘れる、
すぅと空気の落ちた、しっとりとした空間がお出迎え。
三鷹 「手打ちそば みたか 宗柳」
ちょっと前に、片倉さんのブログを拝見していて、
六本木、しかもミッドタウンすぐ近くに新たなお店が出来たと知り…
時折、所用で訪れる六本木。
これは、とても興味しんしん。
ようやく今日、近くまで来たついでに、お昼を頂きに寄ってみよう
六本木駅、ミッドタウン出口の大通りから入った、細い路地。
ゆるい下り坂をどきどきしながら道沿いに下って行くと…
程なく、ガラス越しに打ち場が見える、モダンなお店に辿り着く。
紅紫の細長い垂れ旗が趣き感じる、すっきりとした佇まい。
六本木 「純手打そば 夢路 soba yumeji」
店前に置かれた品書きに目を通そうと、近づくと…、
あ、これはいいなぁ、「本日のランチ」は、
「野菜たっぷり」との、「掻き揚げせいろ」(950円)
昨夜に、ささいな事からプチ喧嘩。
本当だったら、ちょっと遠出する予定だったのだが、そんな気分にならず、
ぐずぐずしていたら、遠出するには、もう遅い…。
「久しぶりに、『御狩場』でも行こうか」
と、彼の言葉に、仲直りしようと思ってか?と、訝しながらも頷いて…。
確かに思えば、久しぶりだ。
近藤勇の旧家のすぐ横に立つ、立派な日本家屋の老舗の蕎麦屋。
三鷹 「手打ちそば・うどん 御狩野」
花街の面影残す、大塚の路地裏。
割烹や小料理屋が、ぽつぽつと軒を連ねるこの通りは、
時を超えたような、独特の雰囲気で、歩いているのも魅惑的 。
その中に、ほっこりと佇む、懐かしい昔ながらの「蕎麦屋」の佇まい。
お店の前のガラスケースには、お蕎麦のサンプルが並べられ、
短めの暖簾に、年代感じるこの風情。
今や貴重なこの景観、う~ん、やっぱり、ここはいいな~…
大塚 「おそば 小倉庵」
出前も承る街蕎麦屋、なれど、まごうかた無き、手打ちのお店。
しかも、「石臼挽き自家製粉」に生粉打ちの文字が掲げられ、
前回伺った時から、さらにバージョンアップしているよ 。
中野での所用を済ませたら、そろそろ2時。
中野、といえば、北口と南口に二軒もある「さらしな総本店」、
なのに、田無で行ってるし、とまだ伺った事がなかったのだが…、
店舗が変われば、又楽しさも違うというもの、
今日は、ここでお昼を食べよう 。
中野駅北口、サンモールのごやごやとしたアーケードから横道に入った、
隙間なく飲食店が軒を連ねる、狸小路の中程に…
周りの空気とは一線画した、古の良さが滲み出た風情ある店構え。
ここだけ、違う空気が流れているような、蕎麦屋ならではの趣には、
知らずに通りがかったとしても、入ってみたくなるだろうなぁ
中野 「中野さらしな総本店」北口店
今年も又この季節…、朝方の立川での仕事を済ませ、
たまにはモノレールに揺られるのもいいなぁ、と乗りこんだ多摩モノレール。
地面を走る電車から見る景色とは又違う、
空中散歩をしているような車窓からの眺めに、子供に戻ったようにうきうき 。
もっと乗っていたいよう~、何て思ってしまう程に、
あっという間に辿り着いた「泉体育館前」の停車駅。
地上に降り立ち、芋窪街道から、「いなげや」さんの角を曲がり…
さらに、てくてく、てくてく、てくてく。
以前「むらやま」さんがあったところに、新たなお店が入ったようで、
どんなお店だろう、しかも、お店の名前も気になって…
辿り着いたお店は、以前とほぼ変わらない、
ログハウスのような、ほのぼのとした雰囲気の店構え。
そこに、どっしりと貫録感じる、真っ白な暖簾が下ろされている。
あ…、この暖簾は見覚えが…
立川・幸町 「蕎麦・うどん 八十八庵(やそはちあん)」
店頭には、お得な「どんぶりランチセット」の品書きも 。
群馬のお友達が、久しぶりに来ると聞いて喜んだのだけど…
すぐ、千葉へ移動するというので、東京滞在時間は、約2時間 。
となれば、できるだけ東京駅に近い場所で、と友人3人で迎撃~。
地下鉄日本橋駅からだと、ほんのすぐそこ。
蕎麦屋3軒が軒を並べる、この通りは蕎麦密度濃厚…。
創業明治三十五年、現在は4代目ご主人が引き継ぐ、老舗蕎麦屋。
…ありっ?ビニールカバーがかかり、お店の外壁工事、かしらん。
日本橋 「日本ばし やぶ久」
三連休最終日、今日も朝から渋滞予報を聞きながら…、
秋晴れの中、ドライブ兼ねて青梅の美味しい玉子を買いに行こう~。
…と、その前に、明日は「りん」の初めての誕生日。
新しい猫ベットとおもちゃのプレゼントの買い物をして…、
子猫などを見てたら、お腹も空いてきて、まずはお昼を、
ちょっとご無沙汰していたお蕎麦屋さんで、お昼を食べよう 。
通りにいくつもの旗が閃く、細い路地を入っていけば、
秋の柔らかい日差しに照らされた、温もり溢れた黒板壁。
青梅市藤橋 「創作そば 静蕎庵」
入り口横には、しかと書かれた「本日の蕎麦」。
おっ、これは…、今年は又いい出来の、群馬「赤城の夏新」だ 。
所々で、お祭りや、運動会が行われているようで…
しみじみと、もうすっかり、秋 。
高速道路の渋滞情報を聞き流し、今日は、毎年この時期訪れる、
「調布市商工祭」に足を運んで、賑やかなお祭り気分を満喫~。
人ごみに紛れていたら、いつの間にかお昼時間。
先日ちょっと話に出て、そういえば、この所ご無沙汰してたなぁ、
と思い出していたところ、今日はそこでお昼を食べよう 。
世田谷の入り組んだ通り沿いに、見るからに年季感じる古めいた佇まい。
あ…、表に面した打ち場では、まさに蕎麦打ち真っ最中。
千歳烏山 「蕎亭 仙味洞」
ちょっと前に、通りがかって見かけた、妙に気になる小さなお店。
それが、このところずっと頭に残っていて…
池袋での仕事後の移動がてら、お昼を食べに行ってみようっ。
西武池袋線、池袋からすぐ、の東長崎駅南口。
駅前を横切る、ぽつりぽつりとお店の並ぶ細い路地沿いを、歩いていくと…
人通りもまばらな通りの中に、程なく視界に入ってくる、
はらりはらりとはためく、「手打ち蕎麦」としかと書かれた紺地の幟。
一瞬、路麺のお店かと見間違えそうな小さな間口だが…
悠々として下ろされた暖簾に、「蕎麦切り屋」の名前に、
前回も感じた、胸の奥で微かに、チリン…と響いてくる小さな、予感…。
東長崎「蕎麦切り屋」
そろそろと近づくと、お得そうな品書きが手書きされ、
扉に貼られた半紙には…、これはうれしい!「粗挽田舎」。
しかも、ここも新そばだ 。
早朝から仕事がありつつも、
「遠征行こう~」の声が上がったら、何としてでも行かなくちゃ。
朝の仕事を大急ぎで終わらせ、やっとこ途中で拾ってもらい…
恒例の蕎麦遠征メンバで、今日は熊谷へゴーゴー
昨日とは打って変わって、暑い程の陽気の中、順調に入った熊谷市街。
その郊外の住宅街の中、ちょっと迷った?行ったりきたりし…、
ようやく辿り着いたのは、しもた屋風情の小さなお店。
立川「無庵」の古いお弟子さんのお店と知ってから、
ずっと、行ってみたいなぁ、と思っていたお店は、
想像していたのとは違う、派手な演出のない、質素な佇まい。
が、店の前には、茶道の心得感じる打ち水がなされ、
小さいながらも置かれた植栽には、きちんと手が入っている…
熊谷 「蕎麦料理 加那や」
朝から降りだした雨は、次第に強さを増し…
何となく、お昼を食べ損ねながら、先生宅を訪れ後にしたら、
やっぱり…、お腹がすいた
駅まで歩いていたら、ちょっと油断していた今日は、
冷たい雨に煽られ、心底冷え込み、次第に足先が凍えてきて…
何か軽く食べがてら、ちょっと暖まって帰ろう~。
遠出する気分も気力もなく、とぼとぼと駅へ向かう途中の…
かれこれ久しぶり、居心地のいい、町蕎麦屋 。
武蔵境 「そば処 ささい」
「今日の陽気は、11月上旬位の陽気です」
と、あんまり天気予報が言うもんで、あったかジャケットを着こんで出たら、
昼を過ぎた頃には、ぽかぽか陽気で汗ばむほど。
とは言え、すぅ~っと吹いて行く風は、からりと爽やか、心地いい。
と、テクテク大泉学園から歩いていると…
あ…、風の中に、ふわりと「金木犀」が香ってる。
秋って、本当、「見つけた」 だなぁ…
うららかな秋の昼下がり、今日は、ご無沙汰していたお店で、
このところ、久しく会っていたなかったお友達と待ち合わせ 。
大泉学園 「手打そば むら季」
振り返れば、駆け足のように夏が来て、いつの間にか過ぎ去り、
いつしか、爽やかな風が漂う、すっかり今は、もう秋。
季節が変われば、ふつふつと行きたくなってしまうのが…
「潮」さんの、季節折々の絶品お料理。
今夜は、又、仲良しメンバーが集まって、潮さんで幸せ夕餉を頂きに
西国分寺 「手打十割そば 武蔵国分寺 潮」
→ yuka (05/19)
→ yuka (05/19)
→ yuka (05/19)
→ chameleon_arms (05/14)
→ chameleon_darms (05/06)