からりっと晴れ渡った大晦日。
朝から大掃除片手間にお節の準備などをして…
しまったっっ、正月用のお酒をまだ買っていなかった。
早速、お酒の仕入れを兼ねて、年越し蕎麦を食べに出発
年々、大晦日に営業しているお店が減って行く上に、
流石にこの日は、行列ができているお店ばかり。
今年はどこで食べようかな、…とふと車中で思い出した牛浜のお店。
考えてみたら、ものすごくご無沙汰しているし、
久しぶりに伺って、年越し蕎麦を頂こう。
米軍横田基地前の、アメリカの匂い漂う国道16号線。
そこから路地に入った、牛浜ののんびりとした住宅街の中程に、
風情溢れる屋根付き門柱に、すっと下ろされた品ある鶯色の暖簾。
牛浜 「蕎麦・酒肴 志向庵」
明日はいよいよ大詰所。
その前に…、年内に、ここにもご挨拶して置きたい 。
クリスマスも過ぎ、暮れの怱忙とした三鷹駅前の商店街。
毎年同じ、この時期ならではの独特の気配に、私もまみれ…
メインストリートから脇道に入れば、やっぱりここはいいなぁ
変わらない、しっとり密として禅味感じる、この佇まい。
三鷹 「きびや」
クリスマスが過ぎたら、もう駆け足。
駅前や街道沿いに正月飾りの露店が立ち、お正月への気配いっぱい。
先生宅で、正月の生け込みの準備を済ませ、
人ごみにまぎれ、どこか急ぐような心地感じながら…
お昼を頂きに、年末のご挨拶も兼ねて、今日はこちらへ 。
久米川 「手繰りや 玄冶」
打ち合わせが長引いて、ようやく解放されたのは午後3時。
冷たい風に煽られ、ひもじさに一層寒さが身に染みて…
今年も最後に一杯、「まつや」の暖かなお蕎麦を食べたいな、
と、知らず知らずに向かった東急デパート 。
「年越し蕎麦」の文字に、ウィンドウのサンプルを眺め店内へ…
吉祥寺 「神田まつや」吉祥寺店
いよいよカウントダウンが始まった、今年も最後の一週間。
今年も最後に、女将さんのお蕎麦を食べないと年が越せない…
と、考えてみたら随分とご無沙汰。
今日は、お友達と連れだって、久しぶりに女将さんのお蕎麦を頂きに
年内は、今日が最終日、心してお料理を頂きます
田無 「手打そば ほしの」
今年のクリスマスは、暦の巡りで、珍しい三連休。
せっかくの連休、たまには親子揃ってのfamily X'masもいい、
と久しぶりに帰省し、家族団欒のほのぼのとした時間を楽しんで…
両親に別れを告げ、東京へと戻りがてら、
ずっと気になっていたお店に寄っていこう 。
ついでに、土浦で「志ち乃」のどら焼きを買って、一路取手へ。
雲ひとつなく、空気がキンっと澄んだ冬晴れの中、
既に刈り終えた、広々とした田んぼが、寒々しく広がっている。
まことの日本の田舎の風景を目の前に、ほっこりと佇む一軒家屋。
取手 「手打そば 車」
丸太の門柱に下ろされた、染め抜きの紺地の暖簾を潜り、扉を開き入ると…
すぐ横には、打ち場があり、本日の蕎麦の産地が書かれてる。
「長野 奈川在来種」に「茨城古河(ファーム)」。
奥に置かれた篩いを覗き見れば、置かれた篩いの目が粗い
年の瀬であれこれ慌しく、お昼を食べ逃した平日の3時すぎ。
年内に今一度、食べておきたい…と、電車に乗り込み荻窪へ。
中休みの無いお店、慌てなくても大丈夫、…とは思っていても、
心は早んで、知らず知らずに小走りになってしまう。
お寺の横の抜け道をすぎ、人通りもまばらの全くの住宅街の中、
忽然と現れる、古色蒼然としてと静かに佇む、風格ある佇まい。
荻窪 「御免蕎麦司 本むら庵」
今夜は、今年お世話になったお二方と、楽しみにしていた忘年会 。
待ち合わせは、新宿東口すぐの「京懐石 柿傳」さん。
すっぽん料理を頂きましょう、とのお誘いで…
通された客室は、駅前の喧騒など微塵も感じさせない、
格式高く優雅な、広々とした空間に、ゆったりと置かれたテーブル席。
やや緊張しつつも、まずは、ビールは恵比寿で乾杯~。
まず出された先付けは、「アン肝と帆立の和えもの」。
しっとりほろりとしたアン肝の乙な味わいに、旨み濃厚な帆立を前に…
早速お酒に切り替え、頂いたのは、宮城の「勝山」。
着物に身を包んだ、接客の女性の方々は親切で丁寧なもてなしで、
続いて出されたのは、鯛にシマアジのお刺身。
その間に、ぐつぐつとメインのすっぽん鍋が運ばれて…
(実は初めて頂く)すっぽん碗。
上品で出汁がじっくりと染みた汁は、じわ~と五臓六腑に染みわたり、
コラーゲンたっぷりの汁にうっとり~。
後には、これの雑炊も。
やや軽めによそって頂いた雑炊は、やさしくさらりとしてとても美味しい。
お新香をつまみつつ、しっかり堪能させて頂いて…
続いて二次会(?)、〆蕎麦を食べようと、
すっぽんの余韻を胸に、お向かいの「大庵」さんに速やかに移動~。
と、上る階段には、はっと目に着く、カラフルで楽しいクリスマスのポスター。
ほおお、これは面白い「新宿東口クリスマス サンタクリーン大作戦」。
ユニーク且つ、素敵なボランティア活動イベント…
と、じっくりと見てみれば、お茶目に「大庵」の社長さんも写ってる
新宿 「手打そば 大庵」
久々に、蕎麦キティの記念撮影~
立ち寄って見つけたので、と頂いた
「但馬限定」の「出石の皿そば」キティ。
蕎麦徳利キティに、小さなお皿が並んで、かわい~い
しかも、お皿の上のお蕎麦も、ちゃんっと挽きぐるみの蕎麦が盛られてる
ひろひろさん、ありがとうございます
…と、妙福寺での「達磨そば会」を後にした我々は、
何だか飲み足りない?、ちょいっと熱燗でも飲みたいね…と、
今年も又、武蔵関へ移動して、中休みのないお店へと
武蔵関南口のささやかな商店街の中程に、白壁のスタイリッシュな店構え。
店頭には、石臼がゆっくりと回り、今日のお蕎麦は雨竜の新そば
武蔵関 「手打 甚作」
冷たい雨降っていた去年が、まるでつい先日のようなのに…、
一年の月日の早さに驚きつつ、去年に引き続き、今年も参加させて頂く、
達磨、高橋さんの年末恒例の蕎麦会 。
雲ひとつない、からりと気持ちのいい冬晴れの空の下、
鮮やかな紅赤布地に染め抜きされた、達磨の旗が一段と映え翻る。
大泉学園妙福寺 「達磨そば会」
幻の蕎麦と言われる、オヤマボクチつなぎの飯山の富倉そば。
「はしば食堂」で、その蕎麦を食べたのはいつだったろう…。
そのオヤマボクチつなぎのお蕎麦を、東京で食べられるお蕎麦屋さん。
行ってみたいなあ、と思っていながら早数年。
先日伺った時には、運悪く「貸し切り」で食べられず仕舞だったので…、
今日はそのリベンジ兼ねて、お昼を食べに行ってみよう~。
川崎市久地、殺風景な府中街道の通りに面して、
うっかりすると通り過ぎてしまいそうな、食堂のよう質素な佇まい。
が、しかし、小さな暖簾がちょこんと掛けられた入口上の看板には、
しかと書かれた「北信州」に「手打ちそば」。
久地 「北信州 手打ちそば とみくら」
日頃親しくさせて頂いている方々に、改めてお会いしたくなるのが年の暮。
と言う事で…、今日は長野からのお客様も交えての、内輪での忘年会 。
ご主人奥様のお人柄の良さに惹かれ、親しくさせて頂いたこちらでと…。
立石 江戸下町風情囲炉裏手打そば地酒 「玄庵」
朝からの仕事を済ませ、年末の雑用をこなしていたらそろそろ2時。
こんな事もあろうかと…、今日は朝から決めていた志美津屋さんへいそいそと 。
新宿駅から乗りこめば、程なく辿り着く喜多見駅。
今日は昨日の寒さも和らぎ、心地のいい冬の優しい日差しの中…、
ようやく辿り着いたお店には、眩しそうなたぬきさんがお出迎え。
喜多見 自家製粉 手打ち十割そば「志実津や」
早いもので、数えてみれば、今年で7回目。
今夜は、年末恒例、「多摩には蕎麦を」の忘年会~ 。
すっかり日の落ちた、暗闇に包まれた路地の中に、
もの柔らかな小さな灯りが、ほっこりと洩れこぼれてる。
今年は、こちらを貸し切りで…
大泉学園 「手打そば むら季」
三鷹での所用を済ませたら、すっかり昼過ぎお腹もすいた…。
ここまで来たら、又顔が見たくて、お散歩がてらにてくてくてくてく。
お日様は出ていても、風が冷たく、すっかり手も凍えてきた頃に、
ようやく、年季の入った見知ったお店が見えて、途端にほぉっと… 。
吉祥寺 「手打 中清」
所用で再び訪れた、自由が丘でのお昼ご飯は、
前回、蕎麦売り切れで食べられなかった「山久」さんに行きたいな…
師走の慌しさ流れる中でも、この街はやっぱりエレガント。
いそいそと向かった線路沿いに、ほっこりほのぼのとした風情で佇む。
自由が丘 「手打蕎麦 山久」
以前ふらりと寄って買った、毛呂山「麻原酒造」の「琵琶のさざなみ」。
きれいな味わいで、とても美味しかったので、
そろそろ新酒が出てるかも、とドライブがてらに買いに行ってみたのだが。。。
残念すぎる~っ、新酒は今週土曜からの出荷だそうで、
ブリューワリーには、日本酒が全く置かれておらず。
やるかたなし…にも、無い物は仕方なく諦めて…、
変わりに、丁度切れてた「弓削田醤油」を買い行こうか、と引き返す途中、
通りがかった、老舗の貫録感じる、立派な佇まいのお蕎麦屋さん。
気付けば昼も過ぎて、そろそろ午後2時。
お腹も空いたし、偶然行き当たったというのも、何かの縁。
ここでお昼を食べて行こう~。
毛呂山 石臼挽き自家製粉「手打そば もろやま田中屋」
今夜は、久しぶりに学生時代の友人と、忘年会を兼ねての女子会。
かつて肩を並べて学んだ懐かしき学び舎の程近く、
ここは是非、このメンバーで訪れたいと・・・。
宮益坂から入った、喧騒もなくなったほの暗い路地沿いに、
ぼんやりと柔らかな灯りが、暖簾を通してほのかに洩れこぼれてる…。
渋谷 「石臼挽き手打ち蕎麦・酒彩 凛」
嘗て「神田まつや」で修業され、
駒込「小松庵」を手打に変え、総料理長を務めていたご主人、田村さん。
幾つかのデパ蕎麦「小松庵」を回られた後、今は東浦和で営んでいるそう。
先日、神田まつやの玉子焼きの型が手に入ったと言う事で、
是非、ご主人に「神田まつや」の、(要予約の)玉子焼きを作ってもらおう♪
の会(?)にお誘いされ、それはもう迷わず!、ご一緒させて頂く事に 。
小糠雨降る、心底冷え込む天気も何のその、電車に乗り込み東浦和へ。
駅前の大通りから、路地を入り、てくてくと歩くこと10分余り。
今はすっかり裸木になった桜並木の中程に、目立つ紅色の看板が掲げられ、
ロッジ小屋風の、ほのぼのとしたお店に辿り着く。
東浦和 「蕎楽房 一邑」
昨夜の冷たい雨も上がり、気持ちのいいお天気の今日。
先生宅に伺う前に…、打ち合わせも兼ねて、今日はこちらでお昼ご飯 。
大泉学園駅、練馬税務署へと続く、ささやかな商店街を歩いていけば、
小さな間口の白壁に、秋らしい橙の暖簾がそっと下ろされた、
ほのぼのとした、温もり感じるお店に行きあたる。
大泉学園 「手打ちそば むら季」
今しも落ちてきそうなどんよりとした雲のかかった冬空。
昨日まで差していた日差しもなく、ぞくぞくとした寒さひとしお。
こんな時には、あれしかない
…と、出先途中、あたたかなお昼を食べに、途中下車。
東伏見駅、北口の階段降りたらすぐ目の前というのもうれしい、
手打の蕎麦屋でありながら、出前もこなすお蕎麦屋さん 。
今日も、バイクが止まってる。
東伏見 「蕎夢 三晃庵」
お店の前には、おすすめの品書きが黒板書きされ…
おっ、この温玉入りの「鳥つくね南」、これも美味しそ~う 。
日本橋、新宿と梯子の所用を終わらせて…
新宿まで来たら、やっぱりちょっと寄って行きたい 。
お天気は良くても風は強く、お腹もぺこぺこ寒さが一層身にしみる。
遅いお昼に、暖かいものが食べたいな~。
代田橋 「手打蕎麦 まるやま」
夜半から降り始めた雨は、いつしか霙に変わり、
ぱらぱらと雨戸に打ちつける音に、寒さで目覚めた、この冬一番の寒い朝。
昼時になっても、寒さはそのまま、すっかり手は悴み、足もかちかち。
こ、こんな時は、もう、熱燗しかあるまいっ 。
熱燗と言ったら…♪、と、即効向かった小平駅。
前回据え膳食って、食べられなかったお蕎麦のリベンジも兼ね、
今日はまだ、お蕎麦残ってますように…。
夏の純白暖簾から変わり、染め抜き紺地の暖簾が今日はまだ掛ってる♪。
小平 「手打そば 吟」
兼ねてから行きたいと思っていた、鎌倉の「松原庵」。
それがこの春、原宿に姉妹店を出されたと聞き、興味を持っていたのだが…、
ビルの中の店舗と聞いて、気持ちはややデプレッション。
そんな折、味覚確かな友人から、「蕎麦が旨い」とのメールが届き、
そ、そんなの聞かされたら、もうすぐにでも行ってみたい!
朝方の仕事に雑用を済ませ、早速今日、行ってみよう 。
この冬一番の寒さとか…、キンっとした冷たい空気の中、
駅程近くというのもうれしい、原宿駅前に建つ「原宿クエスト」。
奥のエレベーターの前に向かうと、ほお、早速案内の看板が。
ふむふむ4階か、と乗りこみ、降り立つと…
すっと照明の落とされた中に、威厳感じる大暖簾。
しかと書かれた「鎌倉 松原庵」の横に、そっと添えられた「ケヤキ」の文字。
おずおずと暖簾をくぐれば、ビルの中というのを忘れてしまう、
蹲が置かれた、品格感じる竹格子の扉が目の前に…。
明治神宮前 「鎌倉 松原庵 欅」
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