以前は、しばしば訪れていた永福町。
久しぶりに来てみたら駅はすっかり完成し、いくつもの店舗が軒を連ね、
駅から続く商店街も、どこか活気が増したよう。
永福町で火曜日、と言う事は…
久しぶりに、週に一日だけ開く貴重なお店で、お昼を食べよう。
白壁に、柔らかな白木の格子窓に格子扉。
すっと下ろされた紺地の暖簾がよく映え、風流な趣たっぷり。
永福町 「手打ち蕎麦 いち彌」
しかと温存していた、今月末まで有効の1000円映画鑑賞券。
お休みの今日、これを使って、「麒麟の翼」を、早速鑑賞~ 。
終始飽きる事なく、見終わった後には、涙がつうっと…。
興奮さめやらぬこんな時は、余韻にゆっくり浸り憩いたい。
と、久しぶりに向かった、一駅先の練馬駅。
線路高架下を、キンキンとした冷気にさらされながら、歩いていくと…
角の一隅に、そっと埋もれて、静かに暖簾を下ろしたお店に辿り着く。
無造作に植え込まれた植栽に、しっとりとした趣溢れた木枠の扉。
目立つ看板など何もない。
そっと足元に置かれた、木柱に埋め込まれた門札のみ 。
練馬 「そば 176」
前夜、カステラの話で妙に盛り上がり…
そう言えば、武蔵村山に「文明堂」工場のアウトレットショップがあったはず。
と今日、早速出かけ、焼き立て「釜だしカステラ」をお買い上げ 。
ふわふわカステラが、一箱500円、さらに切り落としはもっとお安く、
今夜が楽しみ、と車に乗り込み、さあて、お昼はどこで食べよう…。
どこでもいいよ、と素っ気なく言う彼の言葉を、有難く受け取り、
以前、この記事を見かけてから、密かに気になっていたお店へ、いざ 。
新青梅街道から、瑞穂町の長閑な通りに入って行くと、
冬の柔らかな日差しを浴びた、ほのぼのとした公園に辿り着く。
済みきった青空に映える、碧い湖を囲む「狭山池公園」。
その向かいに、なまこ壁の蔵造りの風情ある古民家がゆったりと佇み…
ん?でも、「松もと」ではなく、立っている看板は「弁天茶屋」。
取りあえず、車を停め、入口へと向かうと、
扉の横に掛けられた品書きには、「手打蕎麦」の文字がある。
目指す「そば処 松もと」と同じなのかどうかは不明だけど、
「手打ち蕎麦」があるんだもの、せっかくだから、入ってみよう 。
瑞穂町 「筥乃池 弁天茶屋」
「今日は夜から雪になるでしょう」と予報された日の夕暮。
蕎麦屋飲みの約束の前に、そんなのは全く関係な~い、
でも、まだ降る気配はなし、本当に降るのかしら…
と今日は、日本酒はこの人!のまき子さんを、こちらにお招き 。
…ん?ちょっと雨が落ちてきた?。
吉祥寺 「中清」
北陸、東北地方での大雪の影響か、この寒さ…。
きんっと張り詰めたような冷気が、まるで肌を刺すよう。
こ、これは、とにかく暖かなものを食べて暖まりたい。
田舎風のちょっと太めの温蕎麦なんて、いいなぁ 、
…と、ふと思い出したのが、かなりご無沙汰していたお店。
確かあそこのお蕎麦は、信州の蕎麦、今日のお昼はそこにしよう。
上石神井北口のバス通り沿いに、目立つ小豆色の暖簾が掛けられ、
しかと書かれた、「信州内藤流手打そば」。
上石神井 「信州内藤流手打そば あずみ」
年末に放映されていた、京浜東北線の「途中下車の旅」。
いくつか出たお店の中に、ハルちゃんのお店が浦和で登場~。
香田晋さんが、又美味しそ~~に食べている姿を見たら…
年末からずっと、脳内に「花巻クリーム」がぐるぐる。
ようやく年明けての今日、池袋での仕事後は一直線で浦和へGOGO 。
すっかり馴染みになった、浦和北口伊勢丹裏にそびえる「ナカギンザ」。
その中のいくつかの店舗の中に、そっと下ろされた…
…おっ、純白の暖簾が、様変わり
さらさらと揺れる、アンニュイな趣たっぷりのバイオレットの縄簾 。
浦和 「庵 浮雨」
考えてみたら、随分ご無沙汰している「ほさか」さん。
先日、まあやんさんのブログを見たら、なんと「柚子切り」のかけがあるそう。
去年、惜しまれつつ閉店した「素朴庵」で、
「さらしな」のかけの醍醐味を知ってしまっただけに、
これは…、ぜひ食べてみたいと、早速帰りに、ちょっと寄り道 。
吉祥寺駅公園口を出たら、すぐ目の前。
名物「五色そば」の看板が置かれたビルの階段を降りていくと…
長い年月培った、年季の入った民芸調のお店が静かに在る。
吉祥寺 「五色そば ほさか」
昨夜の雪があちこちに残り、足取りもおぼつかない今朝の東京。
雪が降ったとなったら、これはも~う、けんちん汁しかない 。
「けんちん汁を食べた子の歩いた後は、霜柱も溶けてるのよ」
と幼い頃何度も聞かされた母の言葉思い出しつつ…
冬の必修蕎麦、志美津屋さんのけんちん汁を頂かなくちゃ 。
すっかり晴れ渡り、お天気がさんさんと照るも、
雪上を渡って頬を掠める風に、きゅんっと身が縮こまる…
喜多見 自家製粉 手打ち十割そば「志実津や」
今日も又、夕方から雪と予報が出た程の、この寒さ。
朝方は降ってなかった雨が、ぽつりぽつり降り出し、身が縮こまる。
そうだ、こんな日こそ、あの熱々カレーを食べてあったまろう~
と、出先途中で向かった、大将のお店。
鷺ノ宮北口、バス通りの賑やかな商店街の中程に、
ほのぼのとした小さな間口に、はらりと掛った櫨染の暖簾。
鷺ノ宮 「手打蕎麦 太鼓屋」
大寒の金曜日には、文字通りに雪が降り、
昨日は、一日霙まじりのしんしんと冷え込んだ、この二日間。
ああ…こんなに日には、山形の熱々「地鶏肉そば」が食べたいなあ、
と言う事で、早速、今日のお昼は、山形蕎麦を食べに行こう~
思えばちょっとご無沙汰、お目当てのお店へと向かうと、
…ありっ?、お店の様相がちょっと変わった??
焦げ茶の木枠の、民芸調の風情から一転、白壁に変わってる。
にじり扉風の低めの入口には、ちょこんっと下がったちりめん暖簾。
うんうん、これも、ほのぼの~としていいなぁ
国分寺 山形郷土料理と蕎麦の店 「大蔵山蕎麦 最上わっせ」
よりにもよって、町田まで行かねばならない日に、東京は雪 。
ぽたぽたと大きな綿雪が舞い散る中、のろのろと走る小田急線で向かい、
所用を済ませたら、すっかり13時を回ってる。
まだまだ雪は降り続き、キンと冷えてはいるけど、実はうきうき 。
町田に所用があったらいいのに、とずっと切に思っていた、
行ってみたいと思っていたお店へ、心急ぎ足を運ぶ。
駅前のがやがやとした通りから離れ、人もまばらになった路地沿い。
凍えそうになりながら歩いていくと、程なく見えてくる「そば」の文字。
雪舞う中に、辿り着いた事に、感動さえ感じながら…
簡素なビルの一階に、すっと下ろされた、楚々とした暖簾。
町田 「そば切り 萬両」
春せみ、夏せみ、秋せみ、冬せみ…
季節毎に創作のお蕎麦で楽しませてくれる「川せみ」さん。
今年の「冬せみ」はどんなのかしら、と目黒でのお昼はこちらへと 。
裸木が並ぶ、冬の目黒川の寒々しい景色を眺め、
大通りから入った、長閑な通り沿いに、すっと下ろされた粋な暖簾。
目黒 「手打ちそば 川せみ」
入口前に置かれた「ランチメニュー」にちょっと目を通し…、
ふぅむ、「季節のそば」(冬せみ)は、中に入ってからのお楽しみ 。
開店してすぐに伺ったまま、無沙汰していて、
先日、友人が行って来た話を聞いたら、又伺いたいなぁ、としみじみ。
そう言えば、昨日は慈久庵にお手伝いに行っていたはず。
もしや…と、朝方ご主人のブログを開いたら、思っていた通り♪
「慈久庵でそば粉を分けていただきました。今週はこれを打ちます。」
と書かれてる!しかも、
「今日だけは100%で打ちます。」
「打ち方も小川さんのそれをなぞってやってみます。」
と書いてあるではないのっ
これは何がなんでも行かなくちゃ、と、合間を縫って急ぎ石神井公園へ。
久しぶりに伺う、賑わいのある石神井公園の商店街を抜け、
見知った路地を入ろうとすると…
あ、これはいいなぁ、案内の立て看板が置かれてる 。
じっくりと上から眺め、路地へと入って行くと…
きりっとした粋な暖簾が下げられ、酒ライターのご主人ならでは、
酒蔵特有の、杉玉が店先にぶら下げられている…。
石神井公園 「蕎麦に銘酒 野饗(のあえ)」
店先に置かれた黒板には、書いてある、書いてある♪
「本日の蕎麦 慈久庵小川さんの石臼挽き二八そば」
又しても昼時過ぎてしまった、築地での昼下がり。
築地にも、こんな時にうれしい、中休みの無いお店。
考えてみたらちょっとご無沙汰、久しぶりに大女将さんにも会いたいな…
と、今日のお昼はこちらへと 。
築地駅上すぐの大通りに面して、さりげなく暖簾を下ろした老舗蕎麦屋。
築地 信州更科蕎麦處 「築地 さらしなの里」
仔猫の時の2度目のワクチンを済ませて、早一年。
再び、年一度のワクチン注射をしに、りんを動物病院に連れて行くと、
待合室には、いろんなわんこがいっぱい、とっても賑やか。
「そういえば、わびすけは、どうしてるだろう」
と待ちながら話していたら気になって…、早速お昼を食べに行ってみよう 。
開いているかなあ、と心配しつつ向かって見れば、
大丈夫、変わらない素朴な佇まいの扉には、ちゃんと暖簾がかかってる 。
そうだったのか、今は、木・金のうどんもなくなり、土日だけの営業のよう。
東村山 「手打ちそば かなさご」
暮れに、足の小指を強打して、今でもまだ痛く腫れたまま。
何人ものお友達に忠告され、意を決してようやく病院に足を向け、
捻挫あたりだろうと思いながらも、診てもらったら…、
なんとぅっ、骨折… (足の小指だけど)
どうりで、痛みが引かないし、左右の指の太さは倍違う。
ぎっしりテーピングされるも、ちょっと気分は落ち込んで…
近くのお店で、自分を慰めに寄って帰ろう~。
吉祥寺 「手打 中清」
今年初の「中清詣で」、今日の蕎麦は、境町の「ひたち秋そば」だ
前回初めて訪れたのは、まだ残暑厳しい9月末日。
年も明け、開店してそろそろ半年、どうなったかなあ、などと思っていたら、
先日訪れたという友人の話を聞くと、新たな品書きが増えているよう。
それは興味しんしん、気になったら、まずは行ってみなくっちゃ
新井薬師前駅南口から、歩くこと数分。
五差路を超えたらすぐ、赤いアーチ風屋根のかかった和カフェの趣き。
新井薬師前 「うた - U TA - SOBA & HERBS」
ついに私も、多分にもれず、彼の風邪が移ってしまったか…、
無念なり、風邪でダウン 。
昨日は全く食欲がなかったが、今日は何としても行かなくては。
と、外に出てみれば、キンっとした冷たい空気。
寒さに風邪の滋養となったら…、あれしかないっ
武蔵境駅程近く、手打ちもされつつ、街蕎麦屋の良さを残したお店。
武蔵境 「そば処 ささい」
再び電車に乗り込み、車窓から夕焼けを眺めているうちにいつしかうとうと。
すっかり暗闇になった冬の夕暮れの中、北本駅に到着~。
都内と違って、日が落ちたこの時間には、開いているお店もまばらな、
夜の闇の広がる旧中山通を、てくてくと歩いていたら、すっかり気分は旅人…。
その暗闇の中に、程なくぽっこりと浮かび見えてくる看板の灯り。
今回の旅行の最後のお店に相応しい、年季の入った佇まい。
田舎の山の中でふと出食わしたかのような、
闇の中に、慎ましく鄙びた何とも言えない、この風情…
扉の横の、格子窓を覗けば、打ち場があり、
がらがらがらと、使い込まれた扉を開き店内へ。
北本 ―手打ち蕎麦 鴨うどん浄餞 鴨汁そば 十割そば―
「禅味 すゞ木」
…と、心から満足し、まだまだ賑わう浅川さんを後にして、
素敵なご縁Y様の運転で、次の目的地へ、再び出発~。
前橋から車で向かえば、あっという間に高崎市内。
去年、臨時休業で入れず、泣く泣く諦めたお店にリベンジ、今年又、再訪問。
清々しい青空の中、悠々と、今日はちゃんっと山吹の暖簾が靡いてる 。
ああ、やっと…
と、そろそろと近づき、暖簾を手繰り上げ潜れば、
京都辺りの庭園を思わせる、乱れなく敷かれた小石に、
ぴしっと手入れの行き届いた植栽の並ぶ、素晴らしい石庭 。
高崎 「そば処 おおの」
恒例になりつつある、冬の青春18きっぷの蕎麦の旅。
連休最終日の今日、いつもの3人で、去年のリベンジも兼ね、出発~
それぞれの駅から乗り込み、がったんごっとんと電車に揺られ、
到着したのは、すっかり新しくなった前橋駅。
駅前ロータリーも整い、以前の駅前の風景から様変わりしていてびっくり。
お天気にもめぐまれた、冬の柔らかな日差しの中バスに乗り込み…
群馬に来たらやっぱりこちらに寄らなくちゃ。
ほぼ一年ぶりの、お気に入りのお蕎麦屋さん
前橋 「手打そば 浅川」
のどかな連休中日、ドライブがてら青梅の卵を買いに出かけ、
お昼は、「遠くはダメだよ」(夕方用事があるので)との彼の言葉で…
閉店してしまって残念に思っていた羽村にあったお店が、
実は瑞穂町に移転再開店したと聞き、今日はそちらに、行ってみよう~ 。
新青梅街道からジョイフルホンダの横をすぎ、石川島播磨の程近く。
殺風景とした通りに面して、「手打ち蕎麦」の看板がかかった一軒家屋。
お店の前に立てられた看板には、しかと書かれた、
「信州・戸隠より厳選された蕎麦粉」の文字。
瑞穂町 「戸隠手打十割そば 一久」
先日、出石キティをUpした繋がりで…、
以前に載せた、蕎麦キティコレクション1の後に、
改めて、これまでに集まった「蕎麦キティコレクション」の第2弾 。
松の内もそろそろ終わりに近づき、街も元の様相に戻る中、
「まるやま」さんの新年の営業も今日から始まり。
年末は伺えなかったので、早速ご挨拶に伺おう~
新年のキリっとした空気の中、清楚で上品な変わらずの佇まい。
代田橋 「手打蕎麦 まるやま」
今年は特に慌しく、あっという間に過ぎ去ったお正月。
どこかぼやぼやした体にむち打ち、早朝からの初仕事をようやく済ませ…
さて、次は、楽しみにしていた「初蕎麦屋酒」
神田の路地裏の、さらに忍ぶように佇む、都会の隙間。
神田 「眠庵」
今年のお正月はなんだか慌しく…、
互いの両親のところへ行ったりしてて、ようやく今日、初詣 。
我が家恒例、深大寺は、三が日を過ぎてもまだまだ賑やか、
軒並み並ぶ、門前の蕎麦屋のどこもが、すでに行列ができ始めてる。
「今年はどこで食べようか~」
などと、ぶらぶらと歩き眺め、正月気分を改めて楽しんで、
植物園前の駐車場に車を停めた今年は、たまには違うところでも、
…と、比較的新しく、まだ入った事のないお店に行ってみよう 。
神代植物園、正門のすぐ横の細道。
小綺麗でかわいらしい、和カフェのような佇まい。
何度か目の前を通り過ぎつつ、ちょっと気になっていたお蕎麦屋さん 。
深大寺 「深大寺そば処 松の木」
→ yuka (05/19)
→ yuka (05/19)
→ yuka (05/19)
→ chameleon_arms (05/14)
→ chameleon_darms (05/06)