冬に続いて、今は、青春18切符の春期間。
今回は、なかなか足を運ぶ事がない、小田原周辺に行ってみたい♪、
…というのが、私たってのリクエスト 。
行程など考慮した結果、18切符ではなく、小田急線の旅に急遽変更。
この切符を手にして、強風吹き荒れる新宿を出発~
と、うっすらと晴れていた天気が、進むにつれて窓に雨粒が附きだし始め、
目的地「蛍田」の駅に着いたら、土砂降りに横殴り猛風の大荒れ天気。
それでも…、行かねば、いや、、行きたい 。
と、えんえん、嵐の中、文字通り飛ばされながら、
まるで、泳いでいるかの如く、おおよそ30分、嵐の中を歩き続け…
ようやくお店に辿り着いたらら、がくんと力が抜けるよう。
つ、着いた…
兄弟店である、国領の「星月」さんしか伺った事がなく、
一度、小田原のお店に来てみたいと、ずっと思っていたお店 。
小田原 「手打そば 星月」
庭の沈丁花も一斉に花開き、春の匂いを漂わせ、
今日は、激しく吹く風も温かく、心地いい春の陽気。
八百屋さんの店頭にも、あちこちで九州からの筍が並び始めた、
…と言う事は
そろそろ、「おおひら」さんで、あの魅力的な品書きが出ているかも。
と、午前中の仕事を終え、出てるかな♪、それともまだかな…、
と、どきどきしながらお店へと 。
野方 「純手打ち おおひら」
年に一度は山形に訪れるという、山形好きのお友達から、
「浅野さんに是非行ってみたい」とお声がかかり…、
今年は、お店の記念日3月3日に訪れられなくて、
又お母さん、お父さんに会いたいなぁ、と丁度思っていたところ。
私もうれしい、早速、お店で待ち合わせ 。
今日は迷わず、スムーズにお店に近づくと…
あ~ん、お父さん、心配してお店の外で待っていてくれている~っ。
「いらっしゃい」、あったかな言葉に迎えられ、目の前の玄関へ。
清澄白河 「みちのく山形 十割そば 権現板そば 浅野」
蕎麦はもちろんだけど、料理にも実績のあるご主人。
一度じっくりと、お料理も頂いてみたい。
とずっと思って来た願いを叶うべく…、
夜に伺うのはこれが初めて、仲良しお友達と待ち合わせ 。
夜の青梅街道沿いは照明少なく、寂しい暗闇の道沿いに、
通り過ぎてしまいそうな程、そっと佇む、素朴なお店。
板壁にどうどうと下げられた、染め抜きされた茜色の幟が目印。
青梅街道 「手打ち蕎麦と酒」
朝から冷たい雨がさめざめと降り、まだまだ寒さが続くけど、
南の方では、桜の開花の知らせがちらほら届き、春はもうすぐ。
もうじきぽかぽか温かな日がやってくる…
となったら、寒いうちに、あれを食べておかなくちゃ。
と、お目当ての、冬に外せないお蕎麦を食べて暖まろうと、
出先途中の鷺ノ宮で途中下車 。
鷺ノ宮 「太鼓屋」
今年は、早々に牡蠣天が終わりになったようだけど、
大好物、富山白海老の掻き揚げが始まり、行きたくてうずうず。
確認したら、3月いっぱいで終わってしまうというので…
これは、急いで食べに行かなきゃっ
と、しとしと冷たい雨降る中、白海老求めて喜多見へと 。
夕方からのお仕事前に、しっかり腹ごしらえをしておこう~。
喜多見 自家製粉 手打ち十割そば「志実津や」
寒さもちょっと緩んだ温かな日差しの、春分の日の今日は…、
山形のあったか空気の中で、淑やかに手繰ろう「蕎麦女子会」。
「素朴な味を求める方に…」と書かれた看板が置かれ、
通りに面して佇む、真っ白な壁に、ちょこんと掛ったちりめんの暖簾。
中休みなしで営業しているのもうれしく、4人ここで待ち合わせ 。
西国分寺 山形郷土料理と蕎麦の店 「大蔵山蕎麦 最上わっせ」
先週末、宮城の被災された酒蔵などを回ってきたというご主人。
宮城の街の事、そして蔵のお話しなどお聞きしたいな、
と、相変わらず冷たい風吹く中、お店へ向かうと…
そういえば、そんな時期、今日は近くの大学で卒業式があったよう。
何人もの凛々しいはかま姿の女学生の姿を眺め、
今年は無事、卒業式が行われた事が、感慨深く… 。
「東北応援!酒飲もう」の手書き半紙ももうお馴染…
吉祥寺 「手打 中清」
ここ二日間、いろいろあって精神的にもぐったり。
今日は、一人のんび~り、蕎麦屋でゆっくりと憩いたい…
彼は休日出勤で出かけた後で…、そう、今日は貴重な「休日」。
いつまでも寒さの残る、しとしと降る雨の中、
お休みの日だけのお蕎麦を食べに行こう。
湿りを帯びた雨景色の神田川沿いをゆっくりと抜け、
ゆるい坂道を登り、住宅街に入って行くと…
黒と白のコントラストがシックな、素敵な洋館の壁には犬がいっぱい。
その壁をバックに、この前は帽子をかぶっていたので分からなかった、
律儀に立って迎えてくれるのは、ニャンコのギャルソン。
あの日から、又ずっと又伺いたくていた、お店へと…
高井戸 「蕎麦のあるcafe 休日や」
気付いたら、すっかりご無沙汰していて、今年初めて。
今日はちょっと用事があって、女将さんに会いに一人で訪問~。
今日も引き続いて風がぴゅうぴゅう、まだまだ寒い。
梅はようやく花開いたけど、前の団地の桜のつぼみは固く、
今年の桜の開花は、遅そうだなあ…。
田無 「手打ちそば ほしの」
お天気はぽかぽかだとういうのに、この風の強さといったら…、
所用を済ませた青山通りで、飛ばされてしまいそう。
止めてある自転車も、ことごとく横倒しになっているのを眺め、
ここにいるのだし…、行ってみようか………
しばし逡巡するも、気になるのはやっぱり気になる 。
先月オープンしたという、ラーメン屋さんのお蕎麦やさん(?)。
有名な(?)ラーメン屋さん「一風堂」が始めたそうで、
「一風堂」に入った事も食べた事もないのだけれど…、
ラーメン屋さんにしては、やっぱり青山、お洒落な感じ 。
と近づき、入口に置かれた品書きをちょい見して、
再び一瞬、躊躇したけど、目の前まで来たんだもの、入ってみようっ。
と真っ白な壁に囲まれた、スタイリッシュな階段を降りて行く…
表参道 「蕎麦COMBO WATANABE」
ついこの前、年が明けたと思っていたのに、月日の過ぎるのは早いもの。
ご挨拶もせぬままご無沙汰していた方々と…
今日は、来る春を待ちわびて、の春の宴 。
地下工事も着々と進む新宿駅前は、今日も賑やか。
人通りの波掻き分けて、駅すぐ目の前に誘うかのように伸びる階段。
登って行った先は、通りの喧騒を忘れるような、
すうっと照明の落とされた、品のいい広々としたいくつものフロア 。
新宿 「手打そば 大庵」
まだまだ春は遠いのか、今日の風の冷たさは、又ひと際。
ぴゅうぴゅう吹く風に煽られながら…
打ち合わせも兼ねて、ご無沙汰していたこちらで待ち合わせ
ちょっと歩いていただけで、すっかり冷えて凍えるよう。
掛けられた暖簾も風に追いやられて、横に流されている 。
新江古田 「じゆうさん」
早かったのか、長かったのか、この一年…。
朝から一年前の今日を、そしてそれからの日々を思い出す。
今、こうしている事を、あの時は考えられただろうか、
こうして日々の所用をこなせる幸せを改めて感じつつ…
お天気だけど、今日もあの日と同じ、肌寒い。
何かあったかいものが食べたいね、と甲州街道沿いのお店へと。
激しい通りに面して、広々とした駐車場前にして、
奥にゆったりと構えた、整然とした堂々たる佇まい。
谷保 「季創りそば 膳 奈美喜庵 」
今日もしとしと冷たい雨が降る、寒い日。
ランチタイムを逃してしまい、しかも時間のないこんな時は…
駅すぐ上のデパートに、蕎麦屋があるのがありがたい 。
池袋東武デパート13階、エレベーター降りればすぐ目の前。
手打ちそばと旬菜料理 「たつみ」
先日、「いっこう」さんで頂いた、静岡在来種の希少なお蕎麦。
あの蕎麦を独自で見つけ、守ろうと取り組んでいる「たがた」さん。
そのご主人にお会いしたい、そしてご主人の打った蕎麦も食べてみたい。
と、それから思い募らせて…
ようやく日にちを合わせた今日、同じメンバーでいざ!静岡へゴーゴー
三寒四温とはならず二温で打ち止め、又寒さのぶり返した今日、
薄雲の中にぼんやりと浮かび上がる、幻想的な富士山を眺めながら、
順調に東名高速を走らせ、昼前に無事、静岡市街に到着。
静岡駅からほど近く、のどかな公園を前にしたビルの間に、
柔らかな色合いのシャープな壁、覗きこまないと気付かぬように、
そっと隠れるように、さりげなく掛けられた小さな看板。
モダンな中に、このほのぼのとしたロゴが温かい…。
静岡 「手打ち蕎麦 たがた」
昨日に引き続き、まるで春が訪れたかのようなぽかぽか陽気。
だけど今日は、朝から妙に玉子とじが食べたい気分…。
そう言えば、「進士」さんの玉子とじが美味しかった、とふと思い出し…
思えばすっかりご無沙汰、久しぶりにお店へと 。
入口横の打ち場には、立派な石臼の鎮座する、十割手打ち、
扉の横には、兎のモチーフがお出迎え。
田無 「石臼挽き蕎麦 進士」
学芸大学にあった「夢呆」さんが、お店を閉められて早3年。
復活の日を、密かに心待ちしていたところ…
ようやく3年の月日を経て、先日白金に場所を移され開店したそう。
又訪れたい…と思っていたお店、すぐにでも伺いたくて、
まだ明るさが残った、ちょっと早い夕暮れ時。
中休みはないはず、と魚らん坂を歩いていくと…
通りに面して建つ、真っ白な壁にくり抜き扉、すっと掛った櫨染の暖簾。
あのしっとりとした日本家屋の風情は一転、
この街らしい、シックで和モダンな佇まい 。
白金高輪 「手打そば 夢呆」
前回訪れた時に見て、ちょっと(かなり)気になっていたお品書き。
食べて来た、というご近所の友人から、
「あれは、食べておかないと後悔する逸品ですよ」
なんて言われたら…、食べずにはおられ~ん 。
先日「藤二郎」さんに訪れたご報告も兼ねて、
季節限定、無くなってしまう前に、と早速向かった久米川駅 。
暦の上では「啓蟄」だけど、朝からしとしと降る雨は冷たく、
まだ春遠し、駅から歩いていたら、じんじんと凍えてしまう。
久米川 「手繰りや 玄冶」
あれこれ重なる雑用をこなしながらの、いつも変わらぬ日曜日、だけど…
一日遅れのひな祭り、美味しいお刺身でも買って行こう、
とお馴染「FUKUSHIMAYA」へと向かいながらのお昼ご飯。
これまでも何度も通りがかった、広々とした駐車場のあるお蕎麦屋さん。
「一度入ってみよう…」と言いながら通り過ぎるままで入った事がなく、
ならば今日こそ、ここでお昼を食べて行こう
既に2時をぎようとする、休日の遅い昼時。
それでもまだまだ駐車場には、6割車が止まる、人気店。
小作坂下交差点すぐの通りに面し、年季の入った立派な日本家屋の佇まい。
小作 「手打そば うどん 河邉 」
去年の年末に、東中神駅前に新たにお蕎麦屋さんが開店し、
しかも、女性の打ち手のお店と聞いて、興味シンシン。
すっかり年越え、ずっと行ってみたいと思っていたところ…
西立川で所用で来た今日、ようやく訪れて見る事に 。
しとしと降る冷たい雨の中、東中神駅南口のロータリーを歩いていくと、
正面の公団アパートの足元に、ちらりと「そば」の旗がひらめいている。
誘われるように、そこの商店街の中へと入って行くと…
入ってすぐの中庭の目の前に、
目立つ旗を靡かせた、白壁に黒木格子扉の、落ち着いた佇まい。
扉の横には、「東北応援」!岩手の酒蔵「浜千鳥」の樽酒がお出迎え 。
「手打ち蕎麦 ふく花」
移動途中、新宿でのお昼ご飯は…、
地下鉄入口を上がればすぐというのもうれしい、「吉遊」さん 。
考えてみたら久しぶり、今日のはここの「幻の焼畑そば」を頂いて行こう。
大通りに面したビルの地下、いくつもの看板が置かれる中…
階段を降りて行くとすぐ、紫紺の暖簾のかかった粋な入口。
新宿 「彩蕎庵 吉遊」
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