「前に言ってた、『川辺』駅前にある、天然温泉、行ってみようか」
と言いだしたので…、私もちょっと興味あったところ、行ってみようという事に。
車に乗り込み、…となると、お昼はどこでたべよう、と考えていると、
「あの、前に行った、日曜は休みのお店、あそこで昼っていうのはどう?」
というので、私も久しぶりに訪れてみたい。
早速、ちょっと遅めのお昼を食べに、久しぶりのお店へと…

新青梅街道沿いに、目立たないくらいにそっと立てられた看板を目印に、左の路地に入って住宅街へ。
以前伺った時の記憶を頼りながら車を進め、程なく見つかった駐車場に車を停めて歩き出す。
ほぼ2年ぶり。目の前に現れたお店は、以前のままのほのぼのとした佇まい。
住宅街の中に、埋もれたように佇む一軒家屋のお店には、
きちんと書かれた「手打そば、うどん」の文字。
瑞穂町 「手打ちそばうどん 花蕎好(そばよし)」
初めは、何て読むのか判らなかったんだよなあ…
どこに移動するのかなぁ、と思っていた矢先、先日タツさんからのうれしい情報、白金に移転オープンしたとの話を聞き、もうすぐにでも行ってみたくてたまらない。
朝方の仕事を済ませ、午後からの所用での移動途中、お昼を頂に寄ってみる事に

「白金高輪」の駅から延々と歩き、辿り着く北里病院。
その横の「三合庵」のすぐ近くと聞いていたのだが…
あり?「三合庵」がないっ、と思ったら、何か工事している…
と、見やりさらに進んでいくと、あったあった
ほのぼのとした文字で書かれた、看板だけで温もりを感じてしまう、
あったかな文字で書かれた看板。
立川から、ここに…
白金 「手打そば 佶更」
兼ねてから、一度行ってみたいなぁ、と思っていた、
きちんとした手打の蕎麦を出しているという、料亭の蕎麦ランチ。
何度か伺っているお友達に付き合って頂き…、念願のランチを頂きに
外苑前の駅を通る青山通りから入った、素敵なお店が点在する路地沿いに…
さりげなく、ふっと緑の暖簾の下ろされたお店に行きあたる。
青山 「馳走 喜多おか」
格子の扉の間から垣間見えする中の様子に、期待心がさらに増す…
と、ふと彼が言いだして、確認の為…(?)、お昼に「大むら」さんへ。
昔ながらの町の蕎麦屋ならでは、の風情ある建物から改装し、コンクリ壁のちょっとモダンな店構え。

武蔵境南口の住宅街の入口に、ほのぼのとした看板を掲げ、さりげなく佇んでいる。
武蔵境 「石臼挽蕎麦 大むら」
とても心に残っていて、もう一度行きたい、と思いが募り、ちょっと前に伺った時には、運悪くお休み。
さらに、又行きたいなぁ、という気持ちが高まって…。
朝方の花活けの仕事を済ませ、丁度近くに所用もあった今日、
久しぶりに訪れてみる事に


様々なお店が入り混じった雑多な町、御徒町。
その中で、そこだけ切りぬかれ、違う風がそよいでいるような、
禅味感じるお店がさりげなく佇む。
御徒町 「そばきり 沙羅の花」
先生宅に伺う前に…、急いでお昼を取ろうと
再び駅近くの「ささい」さんへ。
お茶を頂き、開く品書きの中の季節もの、「おすすめメニュー」。
すっかり冬らしい品書きの中に、冬には欠かせない「かき玉」の文字。
しかも、「かき玉野菜」と野菜までついているのに、興味しんしん。
まだ、冬にはちょっと早いけど、早速こちらを…
今年もいよいよ、待ちかねていた牡蠣が始まったとご主人のブログで知り、
早速食べに行こう~ と、お友達とお店で待ち合わせ。
駅からえんえんと歩いた果てに、目の前に翻る、うれしい「新そば」の旗。
今年は、羅臼中で種の更新をして育てたという「牡丹」。これも楽しみ…
喜多見 「石臼挽き自家製粉 手打十割そば 志美津や」
所用が長引きお昼を食べ損ねてしまった、午後4時。
こんな時は、中休みなしの、うれしい駅目の前のお蕎麦やさんへ
創業明治32年 長い歴史のある老舗のお蕎麦屋さん。
それでいて、町の蕎麦屋ならではの、気さくな雰囲気。
新大久保 「江戸切生蕎麦 近江家」
たぬきがお招きしている入口に入ると…
お、ここも「新そば」
「よみがえる樹々のいのち展」の出店作品の作成の為、のこぎりとペンチで格闘

慣れない作業が多くて、すっかり首から腕にかけて、さらに握力も入らない

「そういう時は、ジャグジーのある温泉でゆっくり入るのが一番♪」
との彼の意見で、志木の温泉に行く事になり…
お昼は、久しぶりにほのぼのとしたお蕎麦が食べたく、途中の「柿屋」さんで


周り一面畑に囲まれ、横にテラスの置かれたお店は、まるでどっぷり田舎に来たかのような、ほのぼのとした雰囲気いっぱい。
新座 「そば処 柿屋」
ここのところ、又ずっと…、
あの粗挽きのお蕎麦を思い切り食べたい、とじわじわと思っていたところ。
今日は、ぽっかり予定も空いたので、
できたら友人を誘って行きたいところだが…、もう、咄嗟に電車に乗り込んでしまってる。
西八王子の住宅街の中。
隠れるようにさりげなく佇む、どこまでも粗挽きに拘る、ご主人のお店 。
西八王子 「自家製石臼粗挽き蕎麦 いっこう」
今日は午後から東急沿線に向かう用事があり、まだ時間もあったので、思いきって伺ってみよう!と池上線に乗り込む。
東急池上線「御嶽山」駅を降り、商店街を抜けて環八通りへ。
西嶺町の信号を目印に路地に入ると、文字通り全くの住宅街。
この中に、果たしてお店があるのだろうか…と、やや不安になりながら歩いて行くと、
ふと、家々の中にひっそりと、上品に暖簾の下ろされたお店に行きあたる。

周りの景色に溶け込み、そこだけ禅味感じる風が吹いているよう…
ここが… と、ゆっくりと入口へと近づくと…
さりげなく置かれた看板には「新そば」の文字
大田区西嶺町 「手打そば 柿の木」

夕方近くになって吹きだした風が肌寒い。
まだちょっと早めの時間だが、ちょっと暖まってから帰ろうと、久しぶりに「渡邉」さんへ。

奥の電器街の賑やかなネオンからちょっと離れ、優しい明りが灯る佇まい。
新宿西口のオアシス 「手打そば 渡邊」
まあやんさんの書いていた「すだちそば」あるかな、と
お店の前に置かれた品書きにちょっと目を落とすと…
「すだち」の文字は見えないが…
これもとっても良さそう~♪。「きのこ汁そば」のお品書き。
車で行かねばならない所用など済ませ、さっぱりしたものが食べたいね、と、
百草園近くにいたので、久しぶりに「むら岡」さんのお蕎麦でも、と山中を入って行ったが、なぜか迷ってしまって、辿り着かない…

時間もそろそろ2時、営業時間が終わっちゃう、
と焦り再トライしようと走っていたら、何やら道端に「手打そば」の旗が閃いている。
昼食難民になってしまう恐れもしてきたこの時間、入ってみようか・・・
と、小さな商店がいくつか入った一角のお蕎麦屋さんへ行ってみる事に。

旗に誘われるように、目の前に行ってみると、一見、普通の町の蕎麦屋風情。
でも、入口横には今しがた使われていたかのような、打ち場があるのをしかと確認~。
百草園 「手打そば 昌己家 」
立川昭和記念公園での展示作品の制作で、朝から西立川に。
初日の今日は、材料選別をした後、裁断だけで終わらせ、昼には終了。
皆それぞれに分かれて解散した後は…、私はこちらに


西立川 「手打ち蕎麦 萱草庵」
西立川駅南口、開店してもうすぐ1年。
バス通りに面して佇むお店は、すっかり町に馴染んでる…。
お♪、以前訪れた時にはまだなかった「変わりそば」の文字も

早朝の花活けの仕事は昨夜のうちに翌日持ち越になり、ほっとしたのもつかの間。
その後の予定の目黒方面までは行かねばならず、向かったのものの…、
あの山手線まで運転見合わせ…

地下鉄をやりくりして辿り着き、(着いただけで一仕事終えた気分~)、やっと終了させたらもうすぐ2時になろうとする時間。
今日のお昼は、tatenonさんが書かれていたお店に行ってみよう~♪、と思っていたのだが、間に合うだろうか…

取りあえず行ってみよう、とお店の前に辿り着くと、

よかった…

「中町 杉本」さんの後に、新しく出来たお蕎麦屋さん。
いくつかの関西の「土山人」で働いた後に、池尻の「土山人」を立ち上げ、ずっと蕎麦を打っていたというご主人。
そのご主人が、この8月に独立してここにオープンしたと聞きいて…、
もう、早速訪れてみたくていたお店


一見お店の佇まいは、前と変わらないように見えるが、
どっしりとした陶器で作られた看板に、このお店ならではの個性を放っているよう…

目黒区中町 「石臼挽き手打蕎麦 蕎や 月心 - ツキココロ - 」
ここも、定期的に行きたくなってしまうお店、「すゞ木」さん。
今日は、是非行ってみたいという群馬のお友達を、私もうれしくご案内~
台風接近もなんのその、他友人二人も同行してくれ、4人で雨降る中、お店へと。
全くの住宅街の中、周りに溶け込みながらも、
そのシックな佇まいから、気品の高さが醸し出されているかのよう・・・
保谷 「そばきり すゞ木」
どうしても、今日は午後過ぎまで用事がかかってしまう為、泣く泣く断ったけど
頭の中がすっかり「鞍馬」でいっぱい。
だったら…、午後4時までやっている西荻窪なら行けるかもっ!
と、所用を済ませ、大急ぎで武蔵境から西荻窪へ。
西荻窪南口を降りて、ごちゃごちゃとした路地を抜けるとすぐ。
細い路地の一角に、年月を感じさせる風格ある建物が佇んでいる。

西荻窪 「手打蕎麦 鞍馬」
久しぶりの東京の蕎麦を食べたくて、新宿でちょっと用事を済ませた後は、
大好きな「まるやま」さんの粗挽き蕎麦を食べに行こう~
降ったり、やんだりのお天気の中、変わらぬこの佇まいを前にしほっとしてしまう。
「江戸蕎麦」…、なんだかいい響きだな~
代田橋 「手打蕎麦 まるやま」


土湯温泉 「山水荘」での、滝を眺めながらの素晴らしい露天風呂に、美味しい夕食。
さらに焼き立てクロワッサンのこれも美味し~い朝食を頂いて…
いよいよ今日は、旅行も最後、東北道郡山ICから帰る予定で車を走らせる。
郡山、郡山…、ここでも又行ってみたいお店がいくつもあり、さんざ迷っているうちに、郡山市内に到着~。
中から、地元で人気のような「あなざわ」さんに行こうと思ったが、今日は土曜日。
週末はとかく混むそうなので…、
ちょっと足を延ばし、「石臼で甘皮をも挽きこんだ」と書かれていて、気になったお店へ行ってみる事に

郡山のすぐお隣須賀川市。
その市街からほんのちょっと入った街道沿いに、「手打そば」の旗がひらめき…
シックな緑色の暖簾が掛った、上品な切妻造りの立派なお店が佇んでいる。

須賀川 「手打ち蕎麦 弥栄(いやさか)」



朝のうちに、会津若松城、いわゆる鶴ヶ城を見学。
戦国時代に、そして幕末時代の武士に心を馳せ、古代ロマンに浸った後は…
今夜の宿は福島の温泉♪、温泉玉子でも有名な「土湯温泉


途中の猪苗代湖を見ながら行こう~と、某ランキングで上位になっていて興味感じたお店でお昼を食べていく事に。
(猪苗代湖手前にある、「猪苗代 おかし館」は超オススメ♪)
猪苗代湖畔を眺めながら車を走らせていると、程なく辿り着いた苗代町役場。
そのすぐ目の前に、書かれていた通り、蕎麦屋とは思えないような、かわいらしいペンション風のお店が見えてくる。

お昼ちょっと過ぎにも関わらず、お店の横の駐車場はほぼいっぱい♪
猪苗代 「手打ち蕎麦と御食事の店 くいものや ラ・ネージュ」

瀬波温泉で、夕日を眺めながらの温泉を満喫し、
甘エビにタコしゃぶ、そして鮭にいくらの美味しさにすっかり魅了され…
(お肌もツルツル)
朝食を取って程なく、今日は初めて通る「磐越自動車道」を走り、福島へ~
今日の宿泊地は、彼の「絶対に『鶴ヶ城』には行きたい」との要望も兼ねた会津若松。
会津辺りのIC近くだったらいいよ、という言葉で…
福島と言ったら、蕎麦の里「山都」。
ぜひ、ここの地元のお店で、土地の蕎麦を食べてみたい、と…
会津坂下ICを降り、カーナビに従う道は、どんどんと奥深く山の奥へ。
山道が途切れ、ふっと現れる田畑に、蕎麦畑の雄大な景色を進み・・・
辿り着いた、小さなほのぼのとしてかわいらしい農村「山都」。
小さな駅の周りには、いくつものお蕎麦屋さんが点在する中、
私が選んだお店は、こちら
福島県喜多方市山都町 「山都そば処 萬長」


9月ぎりぎりにやっと取れた夏休み。
今年は、何となく車で新潟まで行ってみよう、とあまり考えずに決まり…、
彼の目的の一つは、やはり温泉。
数多くある温泉地の中から、「日本海の日没は素晴らしいよ」と教えて頂いた言葉をきっかけに「瀬波温泉」に決め…
小雨降る東京を、早々に出発~

そして…、新潟と言えば「へぎそば」。
どのお店に行こうかなぁ…、と旅行前にあれこれ考えていた矢先、友人が教えてくれたお店が、とても面白そう。
すぐに興味を持ち、是非とも行ってみたい!、彼を説得して一旦、魚沼ICで下車。
ICから、広大に広がる黄金色の田の風景を抜け、冬の訪れを感じさせる寂しげな風景が広がる街道を走って行くと、しばしして現れた目を引く赤い看板。
こ、ここが…
何やら恐ろしげな山姥が描かれた看板の横に、「そば」の文字の暖簾の掛った入口。
少々不安な気持ちも感じながらも、置かれた木の看板の、
「手打ち与三郎そばうどん」の文字の醸し出す何ともいい雰囲気を感じ、
ドキドキ しながら扉を開く。
新潟県魚沼市田中 「手打そばうどん 権現堂の弥三郎婆」
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