冬もまっただ中の、今日この頃…。
そろそろ、冬ならではのご主人のお料理を頂こうと、再び集まる夕暮れ時。
この日の為に、体調も整え、わくわくする気持ちを抑えながら、扉を開く。
西国分寺 「手打十割そば 武蔵国分寺 潮」
まだお腹の調子は弱いものの、何とか元気も出てきたので、
新宿での所用を済ませに向かい、無理せず近くのお店でお昼を頂きに。
新宿駅前の大通り沿い、三越すぐ横のビルの地下。目立たぬ細い階段を降り…
和の落ち着いた雰囲気漂う、しゃんっとした暖簾が目の前に現れる。
新宿 「彩蕎庵 吉遊」

あの日、寒空の中を、ほんのり汗ばんだ体で歩き回っていたのが悪かったのか、
家に着いた頃から、悪寒を感じ、夜になっても全く食欲が湧かず、喉を通らない。
…と思っていたら、夜半にかけて、お腹が壊れだし…
ほとんど眠れない状況に。
翌日無理して出かけたものの、脱水症状を起こしていたようで、急遽、点滴。
昨夜から今日、ゆっくりとしていたら、ちょっとお腹が空いて来たような…。
そう言えば、もう、丸一日半、固形物を食べていない。
、
病み上がりには、やっぱりあれ、と、近くのお店に遅いお昼を頂きに。
午前中の大手町での所用を済ませほっと一段落。
お昼に、と頭によぎったのは、随分ご無沙汰していたお店。
あの田舎そばが食べたいなぁ…、とちょっとだけ足を延し、根津へと 。
根津の駅上を通る不忍通りを、穏やかなお天気の中歩いて行くと…
通りに面していながら、しっとりとした趣ある風情漂うお店が佇んでいる 。。
根津 「石臼挽き手打そば よし房 凛」
お店の前に置かれた品書きを見ようと思ったら…、こ、これはすごい~。
そろそろ2時になろうとする時間なのに、
前のベンチで座って待っている人が、なんと4人もっっ
一時、暖かかったのだが、やっぱり冬に逆戻り。
せっかく寒いこの季節。是非食べたい、「かき玉そば」。
毎年、「むら季」さんの「かき玉」を食べよう、と思いつつまだ食べた事がなく、
彼も出かけてしまった、週末の今日は、限定の「粗挽きそば」のある日 。
これは行かねば!と、近くのお友達を誘って早速、大泉学園へ 。
駅南口の税務署へ続く、ところどころのお店が点在する商店街。
その中を、のんびりと歩いていくと、程なく見えてくる小さなお店。
さりげなく佇みながらも、すっかり地に根を下ろし、しっとりとした風情漂う。
大泉学園 「手打そば むら季」
お店の前には、相変わらずほれぼれする、ご主人の手書きで書かれた、
「あらびきそば」の文字をしっかりと確認し、扉へと…。
ずっと頼まれていた、この時期貴重な天神様のお札。
午後から築地での所用があるので、その前に…、お札を頂きに湯島へ
ちらほらと学生さんの姿も見える、平日はゆったりとした天神様に、
私もついでにお祈りさせてもらって、お札を頂き…
寒さがぶり返した寒い中、甘酒にかな~り心惹かれながらも振り切り
お昼を頂こうと、ずっと気になっていていたお店へと
天神様からまっすぐ進んでいくと、通り沿いにふと出くわす、
ささやかな間口の、しっとりとした趣あるお店。
湯島 「手打 古式蕎麦」
バタバタとしてお昼もきちんと取れずに、お疲れ気味の帰り道。
ちょっとだけ、寄り道して行きたいなー…
と、久しぶりに、新宿西口のオアシスへ
昼間はぽかぽかとしていたのに、いつの間にか風がびゅうびゅう吹き始め、
寒さが戻ってきたのを感じ、辿り着いた優しい灯りにほっとする。
新宿 「手打そば 渡邊」
午前中の仕事を終え、移動中の市ヶ谷で乗換次いでに…、
そう言えば、随分ご無沙汰していたなあ、と「大川や」へ。
市ヶ谷の駅から九段への坂道を登りながら、考えてみたらほぼ2年ぶり。
大通りから入った路地裏に、ふと現れるセンスのいい店構えは以前のまま 。
市ヶ谷 「自家挽き手打ちそば 大川や」
お店の前に置かれた、「本日の日替わり」を見ると、これはうれしい♪。
ご飯ものでは大好きな、鶏そぼろご飯。
今日は、残っているかな~…と、暖簾をくぐり店内へ。
近くのお友達から、西国分寺に、山形蕎麦の新しいお店の事を聞き、
山形のお蕎麦も好きな私としては、気になって気になって…。
武蔵境での所用を済ませた後に、行ってみよう~と早速
西国分寺北口から、恋ヶ窪方面へと歩く事10分ちょっと。
ずんずんと通りを歩いていくと…
通り沿いに、「山形そば」と書かれた提灯に、看板の文字も親しみやすい…
どこか民芸調の、ほのぼのとしたお店に行き当たる。
国分寺日吉町 「大蔵山蕎麦 最上 わっせ」
入り口前に、手書きで書かれた看板に目を通すと、何だかいい感じ 。
どこか山形の雰囲気感じる木の扉を開き店内へ…。
今朝の寒さといったら… 年が明けて、この所とかく寒い。
…が、天気予報のお姉さんは、来週からは一転、春のような暖かさが来ると言う。
となると、寒い今日こそ、「あれ」を食べに行かなくてはっ
幸いにも、次の予定の夕方まで、時間もある。
…と、早速電車に乗り込み、小岩まで
大通りから、ちょっと入っただけなのに、
この何とも言えない、しっとりとした風情がいいなぁ…。
小岩 「蕪村居 BUSON-kyo」
朝方の花活けの仕事を終わらせ、午後からの目黒へと移動ついでに…
今年の「冬せみ」はどんなかな~と、ずっと気になっていて、
「川せみ」さんでお昼を頂こうと、寒風吹きすさぶ中お店へと
目黒 「手打ちそば 川せみ」
思えば…、ほぼ一年ぶり。
表に置かれたランチの品書きに目を通し、扉を開き中へ…。
午前中の仕事後、ちょっとご無沙汰していたので、新年のご挨拶も兼ね神田まで
ビルとビルとの隙間に、こっそりと掛けられた緋色の暖簾。
その横に、これも小さな小さな看板だけが目印の…
しとしとと降りそぼる雨に、この風情がしっくりと…
神田 「眠庵」
お天気もいいし、久しぶりに谷和原の「きぬの湯」 に行こう~、
と、彼の意見で、小春日和の中、ドライブがてらに日帰り入浴へ。
急の事だったので、お昼はどこに行こう…と、ぼんやり考えていると、
ちょっと前に仕事で通りがかったら、新しい蕎麦屋ができていたそうで、
そこに行ってみようか、との珍しい彼の言葉。
これは…、行かねばなるまい、と、早速、向かってみる事に
谷和原のインターを降り、坂東市内、岩井の街中を走っていくと、
その通り沿いに「石臼挽き 本格そば」の看板が眼に入り…
その後ろには、蕎麦屋とは思えないような、まだ新しい和風の素敵な建物が建っている。
坂東市 「石臼挽き 本格そば 古菅」SOBA DINING KOSUGE
ほお~…、これはなかなかいい感じ
再び電車に乗り込み、うとうと夢心地で揺られながら、熊谷へ。
熊谷に着いたらすっかり日も落ちた夕暮れの中、
さらにバスに乗り込み、降り立った場所は、街燈も届かないような暗い街道。

そこから、ちょっと進んだ暗闇の中に
目立たぬような小さな看板。

矢印の示すまま、横の農道に入っていくと…
ぼんやり灯りが見えてくる。
ずっと伺ってみたいと思っていたお店 。
秩父「こいけ」さんで修行なさった、「菊谷」さんと兄弟弟子との…
熊谷 「蕎麦 藍」
上品で立派な日本家屋に、ほんのり漏れこぼれる明りが暖かい。
思っていた以上のその素敵な佇まいに、寒さも忘れてしまう。
(「青春」がちょっと照れくさい)JRの「18切符」を使っての蕎麦小旅行

朝早くに待ち合わせ、まずは第一目的の、高崎の「おおの」さんに向かうが…
なんとっっ

こ、こんな事もあるから…、人生いろいろ~。
と、気を取り直し、次の目的地、前橋へと移動。
お腹ぺこぺこの我々は、さらに期待を膨らませ電車に乗り込む。
前橋と言えば、又絶対訪れたいと思っていた「浅川」さん 。
凛々しく書かれた一枚板の看板に、蕎麦への拘りをひしひしと感じ、
ふと下に置かれた文字を見ると…
「手刈り天日干しの純血 常陸秋そば」の文字。
その暖簾から漂う風にさえ、浅川さんの意気込みが感じられるよう 。
前橋 「手打そば 浅川」
午前中のレッスンや、打ち合わせなどを済ませたら、すっかりお昼も過ぎ…。
「きびや」ならまだやっているはず、と、ちょっとご無沙汰していたので、早速 。
三鷹 「手打そば きびや」
三鷹南口の商店街からちょこっと横に入っただけなのに、
何とも言えない、ほのぼのとして禅味も感じるこの風情。
もし知らなくても、ふっと入りたくなってしまうだろうな~ 。
ちょっと前に、「本郷に新しいお店ができたよ」と教えてもらい、
ちょっと調べてみたら、もう行ってみたくてたまらない。
今日は、早朝から初仕事の、初活け。
かすり傷をつけつつも、心はもう、お店に行ってみたくて行ってみたくて…
仕事を無事済ませ、ほっと一息ついたところで、早速、本郷へ
本郷三丁目の交差点に立ち、目指すは (縁遠い)「東大赤門」。
その向かいの細い路地を入っていくと…
すぐに、「新そば」の幟が見え、その後ろに緋色の暖簾のかかったお店が目の前に。
本郷三丁目 「料理人 江川」
お店の前に貼られた品書きの
「化学調味料、添加物は一切しようしておりません」
の言葉に、「料理人江川」の文字が頼もしく、扉を開き店内へ…。
立川にちょっとした用事があり、出向いたついでに…
新年のご挨拶も兼ねて、「素朴庵」でお昼を頂こうと矢川まで。
駅を降りて線路を横切る通りは、もうすっかり冬景色。
葉がすっかり落ち切った街路樹を眺め、ぼんやりと歩いていると…
思わずはっとする、きりっとした文字で書かれた看板が目に入り、
寂しげな道沿いに、かわいらしい正月飾りにほっとさせられる
矢川 「手打ち蕎麦 素朴庵」
「混んでるから、ダメ」
と却下され…、正月早々、他にやっている蕎麦屋はなし。
帰省した折に食べようと思っていたら、月曜定休のお店ばかりで、食べられず…

4日間も蕎麦を食べていない日々というのは、ここ最近思いつかない。
日毎に焦燥し、気持ちの中では「断食」している気分の中…
やっと、日常の生活が戻った今日~っっ
待ちに待った「初蕎麦」を頂こうと、新年のご挨拶も兼ねて…
松飾が新年らしい、清々しい装いの、お馴染み…
代田橋 「手打蕎麦 まるやま」
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