扉を開くとすぐ、「いらっしゃいどうぞ〜♪」と、
感じのいい爽やかな笑顔で迎えられ、



入り口すぐの椅子を引き、置かれた品書きから、



前回頂いて美味しくて、しかも他では見た事がない、、
山口のお酒、「山猿」を 。



充てにと頼んだ「筑前煮」は、
小鉢とは言えたっぷり盛られ、
牛蒡に人参、蒟蒻に竹の子が品よく炊かれ、
これが100円だなんて、安すぎる〜 。



しかも、一緒に頼んだ「ちくわの天ぷら」も100円！。



添えられた塩には、鞍馬流、蕎麦の実が散り、
申し分のない蕎麦前で、
しっぽりと映画の余韻に包まれて…



壁に貼られた産地を眺め、
前回「もり」と「冷かけ」を頂いたので、
新メニュー「釜揚げ」も食べてみたいけど、



山口出身のご主人ならでは、
今日は、あごだしの「かけそば」を、
無料トッピングは「きざみのり」で



川のせせらぎを想い出す盛り付けも美しく、
注がれた汁は、淡い琥珀に澄み、
すっきりとして円やか、はぁ〜…。
上品な甘みとコクが喉伝い体に染みわたる 。



この汁に浸り、蕎麦はきりりと歯ごたえ残し、
汁をまとい、汁に暖まり、
ふっくらとした芳ばしさが口に広がる。

「もり」も「冷かけ」もよかったけれど、
「かけ」も美味しいっ



何度か手繰り、この繊細な「ふぐ葱」を散らすと、
すぅっと広がる、至極上品な葱の香味。



さらに、半分手繰ったところで、海苔も投入〜。



うわ〜、散らした瞬間、磯が香り、これ又旨っ



最後は、これも「無料トッピング」の大根おろし、
そっと加えると、すぅ〜っと爽やかさが加わりと、
一杯で3変化、楽しさ満載〜 。



品書きも少しづつ変わり、
着々と進化しているのを感じそれも嬉しく、
映画の後の素敵なひと時に。

ご馳走様でした〜

気になる「かまあげ」は冬限定そうだし、
ある間に、是非頂きに来ようっと 。

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