「「たかさご」さんの蕎麦寿司がすごいんですよ」
と教えて頂いたのは、まだ暑さ厳しい真夏日の事。
蕎麦寿司は大好物、が、一人では予約不可能、
是非行ってみましょう、と何人かで盛りあがり…、
即効予約を取り付け、楽しみにしていた今日 。
いつしかすっかり季節は変わり、寒さが身にしみ始めた秋の夜、
今夜は、7人で「蕎麦寿司」頂く秋の宴。
牛込神楽坂の通りに面し、思わず通り過ぎてしまう程、
さりげなくはらりと暖簾が下ろされ、そっと静かに佇んでいる。
ああ、本当に、本当にとても久しぶり…
牛込神楽坂 「蕎麦の膳 たかさご」
「どうしても分からない事があるんですよ~…」
と電話で相談された、数日前。
同じFC2ユーザー、しかもユーザー歴先輩としては、
これは見放せない、手助けして上げなくちゃ 。
と、朝方の仕事を済ませ、昼時外して向かった中野坂上。
開店してそろそろ半年、相変わらず看板もなにもない、
知らなければすっと通り過ぎてしまう、まさに「看板のないお店」。
早く、灯篭ができるといいな…。
中野坂上 「ら・すとらあだ」
夜半には雨も上がり、からりと晴れ渡った心地のいい秋晴れ。
ちょっと前まではむしむしとした陽気も、さらりと肌に心地よく、
何時の間にか、すっかり秋になっていたんだなあ…
季節が変われば、気になる「玄冶」さんの季節メニュー。
名残の秋茄子のお蕎麦に、もしかしたら「あの」蕎麦が出てるかも…
ぼんやり考えながら歩いてたら、ありっ、通りすぎちゃった。
急ぎ回れ右して、戻ってみれば、
純白の暖簾も茜色に変わり、ぱたぱたと風に靡いてる。
久米川 「手繰りや 玄冶」
日に日に昼間の時間が短くなってきた今日この頃、
秋と言ったら、…やっぱりお月見 。
満月には何日か早いけど、今年も又、縁側で愛で一献傾けよう~
と、落合の瀟洒な家々の並ぶ、閑静な住宅街の中、
謎めいた看板が、そっと灯る古民家で、そろそろと集まり、
お月見しながらの、蕎麦屋酒 。
年月培った板張り壁が、懐かしい心地にさせられる、
昭和初期の古民家のこの佇まいだけ、すでに心和むよう…。
落合 「そば処 遊」
かけもち仕事で、久しぶりに大岡山まで移動した帰り道、
華麗麺麭さんが紹介していたお店が、ずっと気になっていて…
同じ沿線上にいる今日、伺ってみようと、九品仏までちょっと移動。
小さな駅舎に、線路を横切る商店街は、
庶民的な和やかな生活の息吹があり、
地元人になった気分で、ちょこちょことお店を眺め歩いていくと…
通りに面してすっと佇む、純白の暖簾が清潔感漂う、
白木の格子扉の品のある小さなお店に辿り着く。
気どりすぎず、それでいて凛とした品ある風情。
ああ、いい佇まいだなあ…
九品仏 「手打ちそば おまた」
しげしげと眺め近づけば、扉には手書きで書かれた、
「鴨南蛮、鶏南蛮、暖かいお蕎麦始めました」の貼り紙。
ぐんっと冷え込んだ今日、蕎麦屋での冬景色。
さらに、品書きには、「ランチサービス」と書かれた、
手頃な値段のお蕎麦が並んでる
大満足で「源平」を後にし、
まだオープンして間もない「栃木ロマンチック村」にちょっと寄り道。
どっさりと盛られた、地元新鮮野菜など買い物などしていたら、
そろそろ2時、昼の混雑も過ぎた頃かな、
と、次の目的地、程近くの「石奈多」さんへゴーゴー
山と林檎、野畑の広がる、全くの里山景色を進んで行けば、
お店の周りには、たわわに実った栗の木。
林檎園の真っ赤に色付いた林檎を眺めたりと、
長閑な田舎の風景を楽しみながら小径を抜ければ…、
垣根の間に見えてくる、
赤い屋根のどっしりとした、暖かみ溢れた古民家 。
巣鴨「菊谷」で料理長として働いてきた杉山君のご実家、
ご結婚され、若い奥様と一緒に実家に戻られ早ひと月、
お父さまと共に働く姿を拝見したくて…
栃木 「そば処 石奈多」
ちょっと前にお誘い頂き、今日は楽しみにしていた、プチ蕎麦ツアー 。
前日の雨もからりと上がった、気持ちのいい秋晴れの中、無事栃木に到着。
目指すは、以前伺って、食べ逃した蕎麦のリベンジ。
日光街道に入る手前の、今市の街道沿いに、
忽然と現れる、神妙なる神代文字の看板。
石畳階段の上から見下ろすかのように、飄々と佇む店構え。
下野大沢 手打そば 「甜蕎庵 源平」
暑さも凌ぎ、ちらほらと目に留まる「新そば」の文字。
去年、ふと出会ったあの蕎麦が、忘れられずにいながら、
そうか、もう1年過ぎてしまってたんだ…
と、池袋での少々伸びた仕事明け、ふっと向かった東長崎。
晴れたと思えば雨が降り出す、落ち着かない天気の中、
駅前のささやかな商店街を、ぼんやりと歩いていくと…
程なく見えてくる、記憶が蘇る「手打ち蕎麦」の旗がひらり。
その後ろに、大ぶり紺地の暖簾がゆったりと下ろされた、
飾り気のない小さな間口からは、飄逸とした空気が漂っている…。
東長崎 「蕎麦切りや」
一歩二歩とゆっくりと近づけば、「新そば」の貼り紙に、
産地は、北海道「秩父別」。
不慮の事故から、ようやく二か月が経ち、
やっと普通に歩けるようになってきた 。
回覧しなくちゃならない本を、届けがてら、
秋晴れの気持ちのいい今日、久しぶりに行ってみよう 。
喜多見駅北口から、住宅街の中を歩いていけば、
柔らかな秋の日差しが燦々と照り、上品に佇むお店には…
ん?たぬきさんがいない??
…と思ったら、日差しが眩しかったのかしら。
植木鉢の後ろに、ちょこんっと立って待っててくれた 。
喜多見 自家製粉 手打ち十割そば「志実津や」
からりと晴れ渡った秋晴れ…には暑いくらいの日曜日。
川越始め、調布飛行場や各地でお祭りなど行われている中、
久しぶりに覗いてみたラ・フェットの帰りのお昼ご飯 。
「蕎麦以外もある店だったら、蕎麦屋でもいいよ」
の彼の言葉に…
はいはいはい、そういう時の為に、ちゃんと考えてありますよ…
南大沢からも程近く、京王多摩センター駅の坂を上った通り沿いに、
ぽつりぽつりと並ぶお店に挟まれ佇む、小さなお店。
茜色の丈幅短な暖簾がかけられ、蕎麦屋の雰囲気というよりも…
店前に置かれた黒板のお勧め書きには、
新鮮そうな魚料理の品書きが書かれ、
後ろの壁には、お蕎麦とのセットがずらりと並ぶ。
気の乗らなそうだった彼もにっこり、「ここ、いいね♪」
京王多摩センター 「鮨・蕎麦・うどん・和食 ゆう」
今季最後の西立川での任務を終わらせて…、
お腹を空かせ、途中下車した昼下がり 。
駅名そのまま、改札出たら、すぐ目の前を横切る青梅街道を歩いていくと、
程なく見えてくる、しかと書かれた「手打ち蕎麦と酒」の看板。
凝った飾りたてなど何もない、一見定食屋風の素朴な佇まい。
この、素のままのお店が、疲れた身にほっとするなあ
青梅街道 「蕎麦と酒 佳蕎庵」
前の晩、ひょんな事からお誘いされ、今日のお昼は錦糸町 。
生憎のしとしとと降る冷たい雨の中、
池袋から急ぎ向かった錦糸町駅北口の路地、
人気居酒屋「井の中」の前を通り過ぎ、歩いていくと…
染み一つないまだ新しい塗り白壁の、品格漂うお店に辿り着く。
ねじり窓風、くり抜き扉には木の格子窓。
この8月にオープンしたばかり、
なんて、風流なお店が出来たんだろう…
そっと置かれた、お昼の品書きに目を落とし、
そろそろと扉を開き、店内へ…
錦糸町 「蕎麦前 小まつ」
先日、夏休みとは知らずに行ってしまったリベンジ、
そろそろ行ってみようかな、と思っていた矢先、
超常連のお友達が、新メニューをつぶやいているのを見て、
今日のお昼は、迷わず、太古福さんに決定~ 。
三鷹駅南口、メイン通りの一本裏手の、路地裏のビルの地下、
看板のほのぼとした暖かな文字に、それだけで和むよう…
三鷹 「手打ち蕎麦 太古福」
北海道から帰ってきて、ふと考えたらもう10月半ば。
10月と言えば…、大好きな「芥子切り」。
これは逃さず食べておきたい、と帰る前にちょっと寄り道。
定休日もどうやら水曜日が定休日に決まったよう。
暗闇の中に、灯りが暖かく洩れこぼれる、情景溢れた佇まい。
田無 「田無さらしな総本店」
午後からの所用で高円寺に移動し、まずはお昼、
高円寺に来たら、行ってみたいと思っていたお店へと 。
高円寺駅北口すぐの小路、純情商店街、そのネーミングに思わずクスっ。
ごちゃごちゃっと店舗が軒並み連なる通りは、歩いているだけでも楽しく、
突き当ったところを右に折れたら、すぐ、
店舗の中に埋もれ、狭い間口の小さなお店がすぐ目に留まる。
お蕎麦におつまみ、お酒の品書きなどなど、
扉の横にびっしり貼られ、初めて訪れる者には有難い。
看板には、「手打ちそば」の下の「地酒」の文字がうれしいな 。
しかも…、ここのお蕎麦も、新蕎麦だ…♪。
M製粉さん、がんばってるなあ
高円寺 「手打ちそば・地酒 くら家」
池袋での仕事後、溜まっていた所用をこなしていたら、
あっという間に、2時もすぎ、そろそろ3時。
お腹すいた…
近くには中休みのない、デパ蕎麦が幾つもあるけど、
今日は、なんとなくビルの中で食べる気分にならず…
久しぶりに行ってみよう~と、近くの新大久保へ即効移動 。
改札出たら、すぐ目の前、これがとても有難い。
新大久保 「江戸切生蕎麦 近江家」
季節毎に伺いたいと思っていたのに、
今年はバタバタしていて伺えず、久しぶりの訪問に、
何日も前から、胸ときめき…
今夜は久しぶりに頂く、潮さんでの素晴らしき秋の饗宴。
西国分寺 「手打十割そば 武蔵国分寺 潮」
位牌の交換と法要で帰省していた帰り途、
所用で霞ヶ浦に寄り道をして、土浦周りで東京へ。
昼もすっかり過ぎ、お昼を食べようと…
以前から、「豆腐」のキーワードと共に気になっていたお店へと 。
土浦を過ぎ、荒川沖の住宅街、
自衛隊駐屯所近くの閑静な通り沿いに、さりげなく立てられた看板。
その横に、立派な一軒家屋に、はらりと暖簾が下ろされている。
土浦 「手打ちそば きなり」
一つ去ったと思ったら、続いて生じた台風も、
運よく海上に逸れ、雨も上がりからりとした秋晴れ。
ふとすると暑いくらいの陽気の中、
昭和記念公園での受付当番を午後班にバトンタッチ。
すっかりお腹もペコペコの、午後1時 。
密かに楽しみにしていた、久しぶりのお店へ直行~。
西立川駅南口、線路から一本隔てたバス通りに、
程なく見えてくる、「手打ち蕎麦」の旗。
知らなくてもふと入ってみたくなるような、清楚で品ある佇まい 。
西立川 「手打ち蕎麦 萱草庵」
開店早々にお昼に伺い、夜にも訪れたいな、と思っていたところ、
広報部長(?)華麗麺麭さんから、うれしいお誘いを頂いて、
楽しみに向かった、雨の夜の神楽坂 。
表通りから一本路地を入れば、しっぽりと闇が包み、
ぽつりぽつりと足元に灯篭が灯る、花街の趣残す小路。
古民家など魅力的なお店が並ぶ、情緒深い通りを歩いていくと、
笹の生垣が茂る、風情ある入口に行きあたる。
夜の景観は昼とは又違い、素敵だなあ
と、横の階段を上って行けば、
開け放たれた扉から、ほっこりと灯りが洩れこぼれ、
扉を入れば、石畳の敷かれた、シックなエントランスに出迎えられる。
神楽坂 「soba dining. 和み - nagomi -」
「暑さも気持ちも、落ち着いた頃合いに会いましょう」
とおっしゃって頂いていたお約束。
今日は、ご無沙汰していた「よし木」さんで待ち合わせ 。
昼時の混雑過ぎた昼下がり、
考えてみればすっかりご無沙汰していて、ほぼ半年ぶり…
分倍河原 「石臼挽き 手打ち よし木」
暴風吹き荒れた大型台風も夜半には通り過ぎ、
朝には、正に台風一過、からりと晴れ渡り、真夏の陽気。
足りない資材をユザワヤで調達し、
久しぶりにご主人、女将さんの顔が見たいな…
とまだ少々痛む足をかばいながら、お店を目指してテクテク。
汗がじっとり、もう10月だというのに、夏が逆戻りしたよう…
吉祥寺 「手打ちそば 中清」
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