前に稲毛の「利兵衛」さんに皆で伺った時に、
偶然いらしていた「そばいち」のご主人、植草さん。
一緒に盃を交わし、お話しさせて頂いて…
是非「そばいち」さんにも伺いたい、とずっと思っていたところ、
「そばいち」さん行きましょう~♪の、嬉しいお誘い。
もう二つ返事で、突如決まった今日。
霰がぱらぱら振る寒さもなんのその、電車を乗り継ぎ稲毛へと。
4人だし、この天気だし、と、駅前からタクシーに乗り込み、
運転手さんに告げ、入り込んだ、全くの住宅街の中程に…
どこまでも静かに、つつましく佇む、この風情。
ああ、これは…、「こいけ」さんの、あの雰囲気を思い出す…
稲毛 「そばいち」
お国の陰謀なのかっ、突然、何も言わなくなったアナログテレビ。
何日か、音声無しの生活をしていたのだが…、が…。
やはり、時の流れに従わねばならぬよう。。
と、ようやっと我が家にも新しいテレビを購入し、
そのお陰で、今まで見えなかった部分の片付けに追われた昨日。。
(猫の配線対策も…)
今日はゆっくりと浸かりたいよ、と彼の希望で志木の日帰り温泉へ。
行きがてらのお昼は、前に「天和庵」に向かう途中見かけた、
心に残っていた「石臼挽き自家製粉」の暖簾の店へ行ってみようと…
ふじみ野の住宅街の中程に、ほっこり佇む、のどかな佇まい。
ひらがなで書かれた「むさしの」の文字が印象的で、
さらに、くり抜きの「石臼挽き」の看板に、ずっと気になっていて…
ふじみ野 「そば処 むさしの」
「石臼挽自家製粉」としかと書かれた暖簾を潜ると、
上品で、感じのいいアプローチ。
横には、きりっと整頓された打ち場があり、期待が高まってくる…
春一番が吹き、暖かいを通りこして、暑いほどの陽気の中、
乗り変え次いでの神楽坂、今日はまっすぐお目当てのお店へ行ってみよう
…と、神楽坂通りから入った路地の路地。
程なく見えてくる、ビルの二階に目当ての看板。
去年の9月にオープンしたという、「癒し」をコンセプトにしているそうで、
ちょっと気になっていたところ、そろそろ落ち着いた頃かしら。
路地裏の裏にひっそりと秘密めいた佇まいにも、興味惹かれる…
神楽坂 「soba dining. 和み - nagomi -」
お店への入口にそっとメニューが置かれ、ひと際目立つ「ランチメニュー」。
ふぅむ、これはなかなかお得
と、一通り眺め、横の階段を上って行くと…
これも密そめいた、どっしりとした扉が無言で目の前に現れる。
石神井公園での「菊谷」さんの営業も、早、ひと月ちょっと。
既に、居抜きで入られる方も決まり、今一緒に働かれているそう。
次のお店はどんな方かしら、と是非お会いしたくて、
池袋での仕事を済ませ、早速伺ってみる事に
この場所で、この看板に暖簾が下がった姿を、今のうち…
これも、しかと胸に留め、ゆっくりと扉を開く。
石神井公園 「手打そば 菊谷」
今度はお料理もきちんと頂いて、又訪れてみたい…、
と思っていたのに、一人じゃ「おまかせ」のお料理を頂けず、
行きたい、と思い続けて、早3年。
との話をしたら、じゃあ一緒に行きましょう、とのうれしいお言葉。
ようやく今日、予定をあわせて、お昼の「おまかせ」を頂きに
サザエさんお町「桜新町」の大通り。
以前来た時の、見事に咲きそろった八重桜を思い出しながら、
砧通りに折れ、住宅街の中へと入った住宅街の路地沿いに、
思わず通り過ぎてしまう、シンプルなお店にたどり着く。
蕎麦屋だとは、ちょっと見分からない、モダンな白壁に扉があるのみ。
よく見れば、奥は打ち場だと分かるガラス窓に、
植木蜂の後ろに、そっと掲げられた小さな看板。
用賀 「しんとみ -shintomi- 」
改装のため、今月いっぱいで改装休業、
となったら、最後にあの佇まいをしっかりと留めて置きたい…。
と思っていた矢先に、浅草でのちょっとした用事があった今日。
昼抜きで所用を済ませ、平日でも賑わう浅草の街中を抜けお店へと。
目の前に立ち、しばしじっくりと眺め…
何度も行列が連なる景色は眺めてきたけど、入るのはとても久しぶり。
初めて入った時の、ドキドキした気持ちが、頭にふと蘇る…
浅草 「手打 並木やぶそば」
「蕎麦前」をするのが憧れだったあの頃…。
懐かしいなあ。。
年末年始も伺えなくて、ちょっとご無沙汰。
久しぶりに女将さんに会いたくて、午前中の用事を済ませ、早速…
今日はお天気もぽかぽかと、気持ちよく、
たまには一人で、ほっこりさっくり、のんびりさせて頂こう 。
田無 「手打そば ほしの」
一年の過ぎるのが、何て早いんだろう…。
去年行ったのがついこの間のような心地で、今年も又、寒川さんにお参りに。
一年お世話になったお札をお納めし、新たにお札を頂いて…
「今年も無事一年すごせますように 」
と、お参り後の寒川さんでお楽しみ、米麹の「甘酒」でほっと和んで…。
去年訪れて、すっかり気に入ってしまったお店へ、遅いお昼を頂きに
寒川神社からも程近く、厚木インターすぐ近くの、
住宅街の中に、ほっこり、ほのぼのと佇むお店。
厚木 「手造りの蕎麦 あり田」
「食べ物は人に良い物でありたい」の看板も健在だ…
所用で青梅へと向かう車の中、お昼はどこで食べよう、と思っていると…
ふと彼が「あのつけ蕎麦の店に行こう」、と提案。珍しい…
という事で早速、私も又訪れたいと思っていた、河辺のお店へと…
いくつかの店舗が集まった建物に、どこかパスタ屋さんのような、
かわいいログハウス造りの、蕎麦屋にはユニークな佇まい。
河辺 「つけ蕎麦 KATSURA」
有楽町線に乗り替えついでに…、
神楽坂の路地裏に、新しくできたシルクのお店でお昼を食べよう♪
…と、向かうが、春一番?、今日は何て風が強い。
時折吹いてくる強風に、押し戻されながら、神楽坂通りを歩いて行くと、
賑わう通り沿いに、程なく見えてくる「山せみ」さん 。
今日の「山せみ」さんは、どんななのかしら~。。。
と、ちょっとだけ、様子を伺おうと足を止めると、
およっ、なんだかとっても魅力的な貼り紙が何枚も…。
ほお、「夜のおばんざい」、良さそうだなあ。
その横に書かれた「山せみランチ」、これいいなあ かきの天麩羅?♪
さらに、「カレー南蛮」に「つけカレー」の文字にも、きゅんっ 。
ん―っ、今日は違うお店に行こうと思っていたのにィー
一度通り過ぎるも、後ろ髪をツンツン引っぱられ、
うーん、今日はとっても「山せみ」さんでお昼が食べたくなっちゃった。
と、予定変更、ふらふらと扉を開き店内へ…。
神楽坂 「神楽坂 山せみ」
蕎聖と謳われた、友蕎子・片倉康雄氏。
大正15年神田で店を立ち上げ、後、蕎麦打ち教室をも開き、
今の名だたる蕎麦屋の元を築いて来られたお方。
その氏の意思を、三代目英統氏が今に引き継ぐ「横浜一茶庵」。
ここの教室で学ばれた方のお店に、どれだけ訪れた事だろう。
一度、その源に訪れてみたいと、長年思っていたところ…
昨夜は、恐れ多い、うれしいお招き。
どきどきしながら、心はやる気持ち押さえ、東横線に乗り込み横浜へ 。
東京にはない、港町独特のハイカラな風情溢れた元町通り。
その煌びやかな通りから、一本の路地を曲がり歩いていくと…
一階に和菓子の店舗をしつらえた、上品な建物に行き当たる。
ここが…
しばし、しみじみと建物を眺め、横の階段を上り店内へ…。
横浜 「横浜元町 一茶庵」
東急沿線での仕事を済ませ、今日はこちらでお昼ご飯
開店して早くも、そろそろ1年半。
すっかり、元のお店から「月心」の雰囲気に染まり落ち着き、
さりげなく置かれた生け混みなど、風情感じる佇まい。
目黒区中町 「石臼挽き手打蕎麦 蕎や 月心 - ツキココロ - 」
ちょっと用事もあって、帰り際にふらりと寄り道。
昼間はぽかぽかしてた陽気も、夕方になると又寒さが戻り、
あったかいお蕎麦でも食べて行こう~。
暮れなずむ吉祥寺、五日市街道沿いに普段着の姿で佇む…
お馴染 吉祥寺 「中清」
ここも何年も行ってみたいと思いつつ、土地勘がなくぐずぐずしてて…
今日は数少ない火曜日の早朝仕事、思いきって行ってみよう♪
と、雪上を吹く風に煽られ、東武伊勢崎線に乗り換え梅島へ。
ぽたぽたと雪の雫が落ちる高架を潜り、大通りから入った通り沿い。
駅近くの通り沿いに、達筆な書で書かれた看板に行きあたる。
ひらりとはためく鶯色の暖簾に、威厳感じる毅然とした佇まい。
梅島 「手打蕎麦 本郷」
年末前にちょっと寄って以来、ご無沙汰していて、
又あの蕎麦に、あの空間が恋しくなり始め…
そうなったらもう、足は三鷹へ向かってる
今しも何かが降ってきそうな、寒々としたどんよりとした天気の中、
いそいそと行きかう人々に混ざりながら、心はうきうき。
三鷹駅南口商店街から、ちょっと入った路地裏。
ふと佇む、さりげなく禅味感じる風情漂う、小さなお店。
三鷹 「手打そば きびや」
昨日は、朝から立ち仕事で、すっかりヘトヘト。
まるでボロ雑巾のようにぐったりしてると、「そんな時こそ温泉」と彼の言葉で、
比較的近くの、百草園のお風呂へ行こうと車に乗り込み…
これはいいチャンス 。
ずっと行ってみたいと思っていた、唐木田のお店でお昼を頂こう。
きんっと冷えた空気に包まれた唐木田駅、その目の前の通り沿いに、
すぐ目に留まる、はらりと揺れるえんじの暖簾。
小さな間口に、外に面して打ち場が作られた上品な佇まい。
唐木田 「手打そば みの利」
朝方の仕事を済ませ、ほっと一息コーヒーを飲みながら、
ふと、随分と伺ってないなぁ…と思い出した、四谷のお店。
思い出したら、何だかとても行きたくて、電車に乗り込み、四谷へと。
四ツ谷駅すぐ目の前、三栄通りの様々な店舗が並ぶ通りを歩いていくと、
周りに溶け込みながら、さりげなく、すっと下ろされた粋な暖簾。
何だかとっても懐かしい…、思えば既に4年ぶり
四谷「由々粋酔 蕎麦善」
かねがね食べてみたいな、と思っていた「にはち」さんの蕎麦コース。
今夜は、ご近所のお友達をお誘いして、念願かなって頂きに
考えてみると夜に訪れるのは、これが初めて。
うす暗闇の中に、ひっそりと、思わず通り過ぎてしまいそうな、
控えめに漏れこぼれる小さな灯り、いい感じだなあ…
武蔵関 「手打ちそば にはち」
昼も食べずに研修が終わったのは、そろそろ4時になる時間。
お腹すいた…、しかも昨夜雪が降った東京の風は刺すように冷たく、
暖かいものをとにかくお腹に納めたくて…
駅中ならぬ、駅外に昔からある「二葉」へ行こうと階段を上ると、
ありっ?何時の間にか名前が「しぶそば」に変わってる…?
とは言え中の様子も、入口で食券を買うシステムは全く変わらず。
のぼり暖簾の「掻き揚げそば」(480円)を、入り口で即注文。
ああ、かれこれ、ここにくるにも10年ぶりかしら…
渋谷 駅そば「しぶそば」
拝島まで所用があったので…、
又訪れたいと思っていたお店に、ちょっと足を伸ばしてお昼を頂きに
福生駅南口の、懐かしい空気漂う「銀座通り」から折れた通り沿い。
白壁に、白い暖簾が下ろされた、凛々しい佇まい。
…おっ、平日の今日は、うれしい「ランチメニュー」の品書きが 。
掻き揚げに天丼セットが並び、その下の「前菜にそば」、に興味シンシン…
福生 「手打そば 喜郷」
「冬の間に、それも寒~い日に、あのかき玉が食べたい」
と言っていたからか、所用で車を走らせながら、彼が突然「宗さん、行こうか」と。
今日は、どちらかというと暖かだけど、こういう言葉は大事にしないと
という事で、久しぶりに向かった新座方山。
住宅街の真ん中に、違和感なく悠々と佇む、品格ある一軒家屋。
今日も入口で、梟がちょこんとお出迎え
新座 「石臼挽き 宗」
愛読している東野圭吾原作「白夜行」が、封切りされたが、
年末の有名小説の映画に、がっかりで、躊躇していたのだが…
chinenさんのブログを観たら、観てみたい、という気持ちがむくむく。
こうなったら早速、午前中の用事を済ませ、昼抜きで映画館へとGOGO。
…ああ、これは、、、良かった。
観終わった後でも、しばし呆然~、感慨深く現実に戻れない。
何よりも、小説を読んで思い描いていた通りのキャスティングが良く、
小説を読み終えた時に感じた、何とも言えない感情に包まれ…
どこかで、ぼんやりと映画の余韻に浸りたい、と。
午後4時、中休みなしで営業している、うれしいお店。
東伏見 「蕎麦 三晃庵」
出前もする街の蕎麦屋でありながら、手打のお店。
追い打ちしている姿を眺めながら…
余韻たっぷり、ふらふらと扉に開く前にちょっと目を通す、
これも楽しみな、季節の品書きには、「けんちんせいろ」が書かれてる
行ってみたい、と思いながら土地勘がなく、ぐずぐずと二の足踏んでて、早一年。
偶然にも昨日、「行ってきたよ」 の友人からのメールが届き、
それによると、今月半ばに某雑誌に載るそうで…。
となったら、しばらく混雑してしまうかもしれないのは、必然。
そうなる前に、行っておきたい…と、朝方の仕事を済ませ、
一路、池袋から横浜、日出町へと、慣れない京急電車に咄嗟に乗り込む。
初めて降り立った駅で、いそいそと携帯で地図を確認しながら入った路地裏。
おっ、これだ、これだっ、道案内の看板だ。
ひゃあ~、これを登って行くんだ…。
さすが、名前の通り「坂の上のそば屋」だよう。
が、これも蕎麦を食べるための楽しい試練っ、
と、歩幅に反した登りにくい階段を、息切れながら、ようやく登頂~っ。
ほおおお、上から見下ろすとさらに、これは絶景…。
(と思ったら、一区画余計に登ってた…)
せっかく上った階段を降り、そのすぐ横にある細い路地を入って行くと…
あったあった♪、視線の先に、蕎麦屋の旗が閃いている。
その先に…、ああ、なんていい感じ
自然の風合いを生かした竹柱の門に、どっしりと下ろされた大きな暖簾。
堂々とたなびく暖簾を潜り入って行くと…
点々と石畳が置かれた先に、坂上からの見晴らしのいい眺めをバックに、
しっとりと鄙びた、風情ある入口に辿り着く。
日乃出町 「坂の上のそば屋 司」
ずいぶんとご無沙汰、ふっと又おばちゃんに会いたくなり…、
先生宅へ伺う前に、駅に自転車を預け、多磨霊園へと電車で向かう。
てくてく歩く冷たい空気の中、ふと現れる懐かしさ覚えるこの風景。
気取りなど余計なものは何もない、そのままの姿で佇む、長閑な風情。
ほっと心を暖める、望郷の思いさえ感じるような…
多磨 「吟醸手打そば たか志」
仲良し蕎麦お友からうれしいお誘いで、
今日のお昼は遅くなった年始のご挨拶も兼ねて、こちらへと
昨日と変わって、冬晴れの、寒さもちょっとひと段落。
ぽかぽかとした日差しにうらうらと、穏やかに佇む素敵なお店。
永福町 「黒森庵」
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