13時をとうに回っても待ち人がいる、相変わらずの人気店 。
入口でしばし待ち、程なく通されたテーブルで、



まずは、一人静かに9周年の祝杯と、
テーブルに揺れる「限定日本酒」、



宮城　「山和」　純米吟醸　ひやおろし



爽やかで上品なコクあるお酒に、
お通しの「具沢山ひじき煮」がしみじみと旨い 。



嬉しくつまみつつ、「本日のお品書き」を眺め、



秋の味覚が並ぶ「季節のおつまみ」から、
選べる「三点もり」を 。



「自家製いかの塩辛」は、今が旬のアオリイカ。
胴身だけで作った贅沢さに、お酒がススムー 。



ここに、さっぱりと漬かった「ゆず大根」に、



輝く珠玉、海の宝石「いくらおろし」 。
ぷちっと弾けるイクラがたまらな～い



さらに、烏賊ゲソが余ってたからと、
嬉しすぎる、「イカゲソの天ぷら」が

さくっと音立つ衣に、ゲソ身はぷりっぷり、
弾力あり柔らかく、旨味に甘みが濃厚～、
これまで食べたゲソ天の中で一番かも 。



秋満載の嬉しい蕎麦前に、
お蕎麦は、実はこれが食べたくていた…、



久しぶりの「玉子とじせいろ」 。



簾にこんもり盛られた蕎麦は、
北海道産　キタミツキ　秋の新そば



手繰った箸先から漂う、穀物の豊かな香り。
キリっと〆り、ざらりとほのかに口肌をなで、
噛みしめ広がる甘みが豊か。

ん～今日の蕎麦、一段と美味しい 。



そのまま何度か手繰り、
続いて、湯気立つ玉子とじ汁。
潜らせた蕎麦の美味しさときたら… 。



俄か温まった蕎麦は、甘みが膨らみ、
ほわほわの玉子に、海苔の磯味が溶け重なり、
も～うこれ、無限に食べていたくなる～ 。



気づいたらあっという間に笊は空。
ほんのり濁った蕎麦湯を注いだ汁の旨さに、



注ぎ注ぎ、一滴残せず飲み干して…



最後に出して下さった、
蕩ける、自家製「蕨餅」でうっとりほっこり。
大満足なお昼ご飯に。

ご馳走様でした～

改めて、9周年おめでとうございます。
そして来年は10周年。
これからも通わせて頂きます

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