昼ちょっと過ぎ、心地よく賑わう店内で、
かわいい女将さんににこやかに通されて、



腰を下ろすと目の前には、
これも楽しみな珍しい信州地酒のリスト 。



飲んだことのないお酒も幾つも並び、
それぞれの丁寧なコメントを読み選んだのは、



善光寺から一番近い蔵との、
長野市　「雲山」　純米酒

すっきりとして穏やか、食中酒にもぴたりの、
飲み飽きしない、いい酒だなあ、と…、



添えられた揚げ蕎麦をつまみつつ、
黒板の「本日のおすすめ」を眺め、



充ては「白ウリとしょうがの漬けもの」を。
大好きな白瓜に、新生姜の甘酢漬けを合わせ、
甘酸っぱくさっぱり、酒に旨い 。



つまみ楽しみ、開いた品書きには、
お目当ての冷かけが幾つも 。
シンプルな「冷かけ」に「塩出汁の冷やかけ」、
「冷やし山かけ」もいいしなあ。



「冷たいグリーンカレーせいろ」もいいなあ、



さらに「夏の限定メニュー」が4種類。
「限定」はやっぱり食べておかなきゃ。



塩出汁冷かけの、「冷やし鶏塩レモン蕎麦」を 。



注がれた汁は透明に澄み、心地よく冷え、
奥深く円やかなすっきり塩出汁に、
ほのかにレモンが染み、ん～旨い



この汁に浸る蕎麦は、甘皮が透ける繊細な細切り。
きゅっと〆ったコシ心地よく、
汁を纏ってしっかりと香ばしい。
お蕎麦、又さらに美味しくなってる～ 。



しかも、低温調理のささ身肉の美味しいこと。
頂く度に、これはつまみでも食べたくなっちゃう 。

手繰っていくうちに、ささみの旨味が汁に溶け、
塩レモンの優しい酸味がすぅっと重なり、



蕎麦を手繰り、ささみを絡ませ、汁をすすりと、
きれに完汁完食、体も爽快、大満足。

ご馳走様でした～

来るたびに楽しみな信州地酒に、
来るたびにお蕎麦が美味しくなっていて、
又楽しみに、伺わせて頂こう 。

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