2時を回った昼下がりのゆるりとした店内で、
気持ちよく通されたカウンター。



北風にさらされすっかり体は冷え冷え、
まずはちょっと温まりたい 。
開いた品書きには、幾つもの「日本酒」に、



「一品料理」もずらりと豊富 。



手書きの「店主のおすすめ」があるのも嬉しく、



早速頼んだ、「白隠正宗」の熱燗に、



「すぐ出る」との「ツナ酢キャベツ」（350円）。

ツナと和えたらも～う間違いナシ、
キャベツはしゃきっと柔らく甘く、
まさに「無限キャベツ」、これいいなー 。

熱燗で体もようやく温まり…、



置かれている「季節のお蕎麦」がユニーク、
「酸辣湯蕎麦」がちょっと気になるけれど…、



やっぱり、ここのカレーが食べたくて、
「板そばとカレーライスセット」をご飯少なめで 。



頼むとすぐ、まず出される、
葱に大根おろし、炒り胡麻に揚げ玉の、
お決まりの４種の薬味の小箱。



続いて、ど～んと板蕎麦が置かれたお盆が到着 。



長く大きな板に薄く盛られた蕎麦が美しい 。
透明感のある繊細な細切りに、
雨粒のように浮くヌキの蕎麦粒。



手繰った蕎麦は清々しく香り、
キリっと〆り、しっかりと歯に感じる粒感。
噛みしめる毎に甘みが広がり、ん～美味しい 。



汁はすっきりとして、さらさらと薄く、
どっぷりと浸した蕎麦が旨い 。



ここに、ざくざくの大根おろしがぴたり。
辛すぎない大根の爽やかさに、
蕎麦の甘みがさらに引き立つ 。

美味しいな、毎日でも食べたくなるお蕎麦、
気づいたらあっという間に板は空。



さらさらとした蕎麦湯を注ぐと、
すぅ～っと伸びる汁は、まるで吸い口のよう。
注ぎ注ぎたっぷり頂き・・・、



スプーンに持ち替え掬ったカレーは、
挽肉たっぷり、茄子入りの、
コクたっぷり、円やかマイルドな和風カレー。

ん～、やっぱりこのカレー病みつきになる～ 。
美味しくぱくぱく、きれいに完食。

ご馳走様でした～

久しぶりに頂いた蕎麦は、やっぱり美味しくて…、
今度は種物も食べてみよう 。

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