2月とは思えない、ぽかぽかとした陽気に誘われて
羽村の「福島屋」へとちょっとドライブ。
ところどこに花開く木々を眺め車を走らせ…、
買い物の前にまずはお昼ご飯 。
川辺の通り沿いにゆったりと佇む古民家、
かれこれ6年ぶり、久しぶりの「月夜の童屋」さん 。
青梅市河辺 「手打そば 月夜の童屋」
休日の午後13時、暖簾を潜った店内は、
以前と変わらない、ほっこりほのぼのとした空間。
入るとすぐのテーブル3卓に、カウンター、
ゆったりとした小上がり座敷があり、
窓には悠々とあきる野の景色が広がり、
「空いてるところにどうぞ~」と温かく迎えられ、
置かれた品書きを開くと、
冷たい蕎麦に温かいそばに、
それぞれのうどんに、丼もの、ご飯ものもあり、
蕎麦は国内産石臼挽き粉二八そば、
「うどんも手打ち生麺で20分程かかります」に、
彼は頼もうとしてた「肉うどん」をやめ、
決めたのは「ざるそば」と「天玉丼」。
「天玉」?それいいなと、
私も、「天玉肉つけ蕎麦」に決め注文 。
頼み待ちながら、裏を返すと、
ちょっとした「一品料理」にお酒は「澤乃井」、
この景色を前に蕎麦前 、などと見ていると、
待つこと程なく、二つのお盆が到着~。
蕎麦はまあるい笊にこんもり盛られ、
以前の薄い平打ち風蕎麦とは変わり、
江戸前よりやや太めの中細切り。
手繰るとほのかに甘皮が透け、
太めでも重たさ皆無、もちもちと心地よく、
噛みしめるとじわじわ広がる蕎麦の味わい 。
添えられた天玉肉汁はふかふかと湯気が立ち、
さくっとした天玉に、ナルトが嬉しく、
早速はらりと潜らせると、これが旨っ
豚肉の旨味に、天ぷらのコクが染み、
やや甘めの汁がこの蕎麦にぴたり。
たっぷり沈んだ豚バラ肉はふっくらと柔らかく、
天玉の衣が、初めサクサク、
次第にしっとりふわふわ、これ又美味しい 。
ようやく玉天に箸を入れると、
途端に、とろ~と零れる鮮やかな黄身、
豚肉にしゃきしゃきの葱、それだけでも美味しいのに、
黄身を絡めた蕎麦は、も~う 。
ここで、彼のもり汁とちょっと交換。
ふわっと鰹が香る、円やかなもり汁で、
浸した蕎麦はきゅっと〆り、これも美味しい 。
しかも、彼の「天玉丼」が美味しそう~ 。
さくっほろっの繊細な衣に、
とろりとかかった甘めの丼汁、
零れる黄身を絡めたご飯は、無敵の旨さ 。
ほんのり濁った蕎麦湯を注ぎ、
玉子の溶けた汁は残せず飲み干して…
ご馳走様でした~
この「天玉丼」に「天玉豚汁」は、クセになりそう。
さらに…、隣のテーブルに届いた、
「カレー南蛮」がめちゃくちゃ美味しそうで…、
一度、これも食べに来よう 。
「手打そば 月夜の童屋」
青梅市河辺町1-800
0428-23-677
11:30~20:30
火曜、第三水曜定休日
2時まで禁煙 P多し
2018年 9月 9日 「とろろそば」に鍋焼き「肉うどん」
2007年 7月16日 「ざるそば」に温泉玉子、「牛丼セット」
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