ゆったり広々とした店内で、
温かな笑顔で迎えてくれるご主人が嬉しい。
窓一面に奥多摩の山並みが広がるテーブル席は、
座っているだけでも心地よく 、
まずはビールをぷはっ
ムシムシとして暑い今日、この一口がたまらな〜い 。
丁寧に綴られたご主人の一筆に、
胸が熱くなりながら…、
嬉しすぎる小鉢のサービス 。
しゃきっとした「胡瓜の塩昆布和え」に、
和え衣が美味しい「インゲンの胡麻和え」、
明日は丑の日なのでと、なんと「う巻き」 。
ふっくらと焼かれたほんのり甘い玉子に、
鰻がほろりと蕩け…、ん〜めちゃめちゃ美味しい 。
ビールを飲み干し、これはも〜うお酒。
長野 「鼎」 純米吟醸 夏のおりがみ
黒板にずらりと書かれた「青梅の一品料理」は、
すべて、地元青梅の食材。
中から頼んだ「冷製牛すじ煮込み」が綺麗〜 。
ギトギト感全くなく、ほろっと柔らかなお肉に、
トウモロコシにじゃが芋、ズッキーニにミニトマト、
その旨みをすった野菜が美味しい
「澄んだおつゆの肉じゃが」は、鶏肉仕立て。
ふっくらジューシーな鶏肉に、
鶏の旨みが染みた、「澄んだおつゆ」が絶品 。
お酒もお替り。
目の前で亀から注がれる、
「澤の井」 特別純米 「亀口酒」
さらに、「山葵漬けに、茎山葵、蕎麦味噌の、
青梅の珍味三点盛り」に、
挽肉を詰めた、「ズッキーニのチーズ焼き」。
瑞々しいズッキーニは甘く、挽肉ふわふわ、
ん〜、これ大好き
お蕎麦は定番以外に、季節ごとに楽しみな、
「青梅の地のものを使ったお蕎麦」が、
表裏4種類の蕎麦があり…、
私が選んだのは、
「冷製青梅新じゃがのビシソワーズ風つけ蕎麦」。
彼女は「青梅茄子と辛味大根のぶっかけ蕎麦」。
蕎麦は、鹿児島県肝付産 鹿屋在来種。
ピシっとシャープな角立つ、
すらりと伸びた姿は、躍動感に溢れ、
きりっと〆ったコシに、喉越し清涼。
清々しく香ばしく、そのままでも美味しい 。
この蕎麦を絡めた汁は、とろりと濃厚〜、
じゃがいもの優しく円やかな味わいに、
ベーコンの旨み、クルトンの食感が心地よく、
手繰る手が止まらない 。
まだまだ残った汁に蕎麦湯を注ぐと、
優し〜い味わいのビシソワーズ蕎麦湯。
注ぎ注ぎすっかり飲み干して…、
サービスで頂いた、ビワのシロップ漬けにうっとり。
今年初のビワを嬉しく頂いて…、
ご馳走様でした〜
渦中のもやもやの中でのささやかなトリップ。
澄んだ世界が戻ってくることを、切に祈って…。
御嶽渓谷沿い 「手打蕎麦 ごろう」
青梅市御岳本町226
0428-74-9419
11:00~13:30(ランチ)
14:00~日没(コース)
火曜定休
禁煙 P3台
お店のHP
2019年 9月16日 名残の夏の奥多摩 素敵な前菜に極旨「鴨せいろ」
2018年11月28日 秋の女子旅「青梅クルミのクリームつけ蕎麦」
2017年 8月 1日 大人の遠足、青梅スペシャルおまかせ料理
2017年 5月 5日 「東京X豚冷しゃぶそば」「「竹の子天ぶっかけ蕎麦」
2016年 8月 6日 「青梅野菜の冷かけ」「青梅揚げ茄子絡み大根そば」
2015年10月25日 旨み濃厚、ひき肉仕立ての「鴨汁せいろ」
2015年 4月 1日 「青梅豚かき玉ぴり辛つけそば」と「鴨南蛮」
2013年12月 3日 紅葉に包まれ頂く、「おまかせ料理」
2013年 6月30日 「とろろせいろ」「奥多摩茎ワサビのそば」
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