すっかり溜まってしまった、読み終えた本の山。
そろそろ何とかしようと、
車に積んで、「お売りに」青梅の「BOOK OFF」 。
査定の間にお昼を食べようと、
川辺の通り沿いにゆったりと佇む古民家、
久しぶりの「月夜の童屋」さん 。
鳥居のような門を潜れば、
目の前に広がる、多摩川の素晴らしい景観に、
しばし足を止め、心がすくような気持ちで眺め、
その奥の、鄙びた古民家の扉へと・・・。
青梅市河辺 「手打そば 月夜の童屋」
重い扉を開けば、ほっこりとした空気に包まれた、
心地のいい古民家の柔らかな空気 。
「空いているところにどうぞ〜」と迎えられ、
腰を下ろしたのは、眺めのいい窓際のテーブル席。
奥には小あがり、カウンター席もあり、
至る所に猫のモチーフがあるのが微笑ましい
置かれている品書きは、
くるくるくると巻かれた古文書のようで、
開くのも楽しく…、
蕎麦は10割、冷たい蕎麦に温かい蕎麦もあり、
さらに、手打ちの「おうどん」に、
アレンジも楽しめる「トッピング」に、
ご飯ものとの「セットメニュー」。
中から彼は「肉うどん」、
私は「とろろそば」をお願いすると、
待つこと程なく、まず届いた「とろろそば」 。
笊にこんもりと盛られた蕎麦は、
甘皮の欠片が日に透ける、やや平打ちの細切り。
おっ、これは美味しそう 。
手繰れば、ふわりと爽やかに香り、
以前よりしなやかさで、とても軽やか。
ふっくらとした香ばしさに甘みがあり、前より美味しくなってるっ 。
そば猪口に、とろろは別に出され、
もり汁でも味わえるのはうれしいところ。
まずはもり汁だけをそっと浸すと、
角なくまろやかな汁も美味しい 。
もり汁が美味しく何度も手繰り、
ようやく、とろろに汁を注ぎ、かき混ぜると…、
粘りの強いとろろの滋養深さに、
胡麻に青のりが芳ばしく、これもいい 。
…と、ようやくまさかの鍋焼きで到着した、
ぐつぐつ煮え立つ「肉うどん」 。
ふかふか湯気と共に広がる香りといい、
こりゃ又、美味しそ〜う 。
はふはふしつつ食べてる彼は、
「さすがイベリコ豚、脂身が旨いっ」と、
食べてる姿も美味しそう。
途中で玉子を崩したところで、
「食べてみる?」と、渡されたうどんが旨いっ 。
豚の旨みが染みた汁に、
もちもちとしたうどんは小麦がしっかり。
周りでもこれを食べている人が多いよう。
私は一足先に、ほんのり濁った蕎麦湯で、
とろろ汁をたっぷりと頂いて…、
二人大満足な、待ち時間のお昼ご飯に。
ご馳走様でした〜
壁の気になる貼り紙、
「あの裏メニューだった『カレー南蛮蕎麦』」。
「ついに表メニューに」とは…、
これも、食べてみたいな💓。

「手打そば 月夜の童屋」
青梅市河辺町1-800
0428-23-677
11:30~20:30
火曜、第三水曜定休日
2時まで禁煙 P多し
2007年 7月16日 「ざるそば」に温泉玉子、「牛丼セット」
- 関連記事
-
- 青梅 「榎戸」 十割「とろろそば」に「揚げ餅おろしそば」 (2020/07/04)
- 青梅 「津久茂」 淑やかな更科そばに「東京軍鶏そぼろ」旨し (2020/05/23)
- 御嶽 「ごろう」 名残の夏の奥多摩 素敵な前菜に極旨「鴨せいろ」 (2019/09/16)
- 青梅 「わせいろう」 青梅大祭と「お・と・な蕎麦」 (2019/05/02)
- 青梅 「亜陶」(アド) 趣味を越えたギャラリーの旨し蕎麦 (2018/12/22)
- 御嶽 「ごろう」 秋の女子旅「青梅クルミのクリームつけ蕎麦」 (2018/11/28)
- 青梅 「榎戸」 十年ぶりに「鴨せいろ」と「肉せいろ」 (2018/11/24)
- 川辺 「月夜の童屋」 「とろろそば」に鍋焼き「肉うどん」 (2018/09/09)
- 青梅 「かわしま」 奥多摩ドライブに新店でお蕎麦 (2018/01/04)
- 御岳 「ごろう」 大人の遠足、青梅スペシャルおまかせ料理 (2017/08/01)
- 御岳 「ごろう」 清流のほとり新緑に包まれ蕎麦旨し (2017/05/05)
- 御岳 「ごろう」 奥多摩で美味しいお蕎麦とかき氷 (2016/08/06)
- 青梅 「春日野」 「かつ丼」と「小天丼とお蕎麦のセット」 (2016/05/07)
- 青梅 「ごろう」 旨み濃厚、ひき肉仕立ての「鴨汁せいろ」 (2015/10/25)
- 青梅 「春日野」 地元で人気の手打ちそば (2015/05/02)
→ yuka (09/13)
→ yuka (09/09)
→ yuka (09/09)
→ yuka (09/09)
→ yuka (09/09)