いつも伺う昼時はざわざわ賑やかな店内も、
この時間は、ゆるりとして心地いい 。



１４時までの「ランチタイム」を過ぎた今、
品書きもすっかり変わり、
「お薦めの日本酒」がまず目に飛び込む。



しかも、「店主オススメ」の品書きが魅力的 。



早速、「ナチュラルでフルーティ」との、
福岡　「山の壽」　 THE KEN 純米の熱燗に、
充ては「根菜とピーマンのキンピラ」（200円）を 。

これが美味しい。
しゃきっとして野菜の素の旨みが生き、
味付けもよく、しみじみと旨い 。

熱燗の充てにもぴたり、ゆるりと体を温めて…、



「冷たいそば」に「温かいそば」と、
お蕎麦の品書きもずらりと豊富、



さらに、セットものにご飯もの、
定食まで並ぶ中から…、



ここに来たら、やっぱり「カレー」が食べたくて、
「板そばとカレーセット」をご飯少な目で 。



頼むとすぐ、定番の４種の薬味。
揚げ玉に胡麻、大根の鬼おろしに葱が置かれ、



続いて、板に盛られた蕎麦にカレーが到着 。



蕎麦は、甘皮がほのかに透ける繊細な細切り。
ぷりっと跳ねるようなコシに喉越し軽やか、
もちもちとして、じんわりと広がる味わいに、
やや薄目の汁がよく合い、浸した蕎麦が美味しい 。



しかも、大根おろしでおろし蕎麦に、
揚げ玉を添えて「ミニたぬき」まで楽しめる、
これが「山葵」の楽しいところ 。



ほんのりと濁り始めた蕎麦湯を注ぎ、
たぬき蕎麦湯を楽しんだら…、



お気に入りの「山葵」のカレー。
円やかでコクある、挽肉の和風カレーは、
ほっこりとしてクセになる旨さ 。

昼食難民から救われ、
お腹も心も満たされて…

ご馳走様でした～

その間にも、ぽつりぽつりと入ってくるお客さん。
いつもランチタイムに来ていたけれど、
この時間の「山葵」、いいなあ 。



「一品料理」も豊富だし、
誰かを誘って、蕎麦屋酒を愉しみに訪れたいな。

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