京都の報告もできる♪と、うきうきしながら分倍が原へ。
相変わらず、すっきりとした佇まい。もう少ししたら、この辺りも桜でいっぱいになるんだろうなあ~・・・。
分倍が原 「石臼挽き 手打ち よし木」
逸る気持ちを抑えつつ、扉を開くと「いらっしゃい 」と、暖かいご主人の笑顔で迎えられ、にこにこと奥で既に一杯始めている御仁の向かいに腰を下ろす。
駅から走ってきたので、まずは喉を潤したくてビールで乾杯 。
一緒に出される揚げ蕎麦は、太めでさっくさく。ここの揚げ蕎麦もとっても美味しい。
席に着くなり、すぐに話が弾みながら、頂いたお料理の数々。
まずは、先に頼んで下さっていた「いかの一夜干し」。
身の柔らかい烏賊は味わい深く、さっとかけられたマヨネーズが私好み。これは美味しいな~
分かっていても、やっぱり美味しい「よし木」さんの出し巻き玉子。ふわっふわでエア感たっぷり。ここの味付けは、私の中で一二を争うくらい、好きな味付け。
「自家製白菜の漬物」は、しゃきしゃきとして瑞々しい。
そして、初めて食べた「塩うに」。これっ、ヤバイくらいに美味し~い 。
生うによりむしろうにの美味しさが凝縮されたような濃い味わいに、雲丹の感触がしっかり。これはたまらない・・・。
となったら、私もお酒を・・・。
今オススメとの長野岡谷のお酒、「豊香」のうすにごり。塩うにに合わせると、極上の味わいに。
ご主人が、ひょこっと作ってくださったのが、「そば粉のガレット」。
蕎麦の粒が中に混ぜ込まれた生地で、時折あたる蕎麦の粒の感触がおもしろい。すでにさっと味付けされ、これはつまみにもってこい。
他にお客さんもなくなってからは、ご主人も交えての蕎麦談義。繰り広げられるお話があまりに楽しく、すっかり時の経つのを忘れてしまう、楽しいひと時・・・
〆のお蕎麦は、久しぶりなのでやっぱり私は、外イチの「せいろ」と十割の「田舎」の「二色そば」。
前に置かれた瞬間に立ち込める、蕎麦の風味。そしてこの凛々しい切り口、美しく盛り付けられた姿にもうっとり。
まずは、「せいろ」から、と手繰り口に含むと、しっかりとした腰が歯を返し、リンっとした感触。そして、その後で、ふわ~っと漂う蕎麦の風味、後には優しい甘みが残る、美味しい蕎麦。
そして「田舎そば」。やや太めに切られた蕎麦は、そのエッジも鋭い、挽きぐるみ。表面には豪華なほど散りばめられた蕎麦の欠片が美しく、手繰り上げる前から香ばしい穀物の香りが濃く漂う。
口に含むと、もちもちっとした腰が心地いい。噛み締めると、香り以上の濃い味わいが、ぐわ~と押し寄せる。焙煎したかのような香ばしい味わいに、くらくらしてしまいそう~
一方御仁は、「田舎そば」。
笊に盛られた田舎蕎麦は、息をのんでしまいそうな野趣さあふれた佇まい。
ん~、圧巻・・・
そして・・、ちょこっとだけ作って下さった、「田舎」の台のかけそば。
すっきりとして香り高い「よし木」さんのかけ汁は、飲んだ体にすぅ~と染み渡る。そして、暖められた田舎の、さらにもちもちとした感触。切れ、ダレたりせずにしっかりとした腰を残し、口に広がる香ばしい風味は、又さらなる旨さを感じてしまう。
ん~っ、すっかり大満足・・・
滑らかに白濁した蕎麦湯を頂きながら、至福の境地に浸ってしまうひと時。
いつまでも続けていたいような楽しい時間に、美味しいお料理にお酒。そして至極の蕎麦。
素敵な午後のひと時に、夢心地。
ご馳走さまでした~
ご主人、そして御仁・・、本当にありがとうございました
*イカ一夜干し、塩うに、出汁巻き 500円、漬物 400円、二色そば 850円
「石臼挽き手打ち そば処 よし木」
府中市分梅町3-2-2 ファミールビレッジ101 042-362-6848
11:30 ~ 14:30 / 18:00 ~ 21:00 火曜日休
これまでの訪問
- 関連記事
-
- 分倍が原 「よし木」 (2008/12/29)
- 府中 「たか志」 海老つけめん (2008/11/19)
- 府中 「たか志」 (2008/09/03)
- 分倍が原 「よし木」 (2008/08/10)
- 府中 「心蕎人 さくら」 (2008/07/19)
- 府中 「厨」 (2008/05/11)
- 府中 「たか志」 (2008/04/02)
- 分倍が原 「よし木」 (2008/03/17)
- 府中 「たか志」 (2008/01/25)
- 府中 「いし川」 (2008/01/12)
- 分倍が原 「よし木」 堪能しきった夜 (2007/12/20)
- 府中 「たか志」 (2007/10/03)
- 分倍が原 「よし木」 生粉のかけ (2007/09/03)
- 府中 「ほてい家」 (2007/07/22)
- 府中 「たか志」 (2007/07/18)
御仁とばかりって・・・(笑)
はい、ぜひ(^^)
伺う度ごとに、「よし木」さんのお蕎麦には、うっとりです。
それに、この塩雲丹、これは~、も~(^^)。
うふふ、ネバネバ!ですよん♪
どれもこれも、もうため息が、言葉がありません。
塩雲丹、うにうに♪蕎麦湯、トロトロ♪
此処へユカユカ、ネバネバです♪
→ yuka (04/08)
→ yuka (04/08)
→ sherbetsST (04/02)
→ gun (03/27)
→ yuka (03/19)