この陽気に、まずはビールっ、
といきたいとこだけど、悲しいかな禁酒令続行の中、
冷たい蕎麦茶で喉を潤し…



まずは、産地違いの二種盛りから。



静岡県　静岡在来種

手繰った途端に広がる、ふっくらとした豊かな香り。
心地のいい腰に粘り、ほろりと喉消える喉越しに、
そのままで香ばしく、そして甘い 。



二枚目は、徳島県 祖谷在来種



静岡とは又違う、きりっとした印象に、
喉を落ちた途端、くぅ～っと香ばしさが込み上げる。
んー、どちらも旨いっ 。



そしてお料理、黄色鮮やかな、
「蕗味噌入り出汁巻き玉子」。

味の濃い卵に、蕗味噌の香りが絶妙～。
ああ、お酒があったらなぁ～ 。



ここに来たら外せない、静岡おでんは、
味しみしみの大根に、黒ハンペン、
タラの芽、ウルイ、山ウドの、山菜がたまらない 。



…と、まさかの「蕎麦米おにぎり」 。

ぷっくりとした蕎麦米は、茨城県常陸秋そば。
ぷりっとしてもちもち、香ばしく甘味があり、



包まれた具は、サザエの肝の佃煮。
添えられた、蕪の甘酢漬けに、
紫蘇の実の佃煮が、おにぎりに旨い 。



静岡そばに静岡オリーブの、
オール静岡「オリーブ和えそば」。

スッと広がるオリーブのフレッシュ感、
その香りに包まれ広がる蕎麦の余韻。
この「オリーブ和えそば」は、唯一無二 。



そして、これが素敵なアイデア、
「蕎麦の湯葉巻き」 。



しっとりとした湯葉に海苔の磯香ばしく、
包まれた蕎麦は淑やかに、
蒲鉾に山葵、こごみのオイル漬けと、これ絶品



さらに、再びまさかの「手打ちうどん」がっ 。



手刈り天日干し、農林62号。
こりっとしてつるるん、小麦の香りがふわ～。
腰はあるけどしなやかで、私の好きなおうどん 。



さらに、このうどんの「冷かけ」も。



鰹と鯖のすっきりとして奥ゆきある汁に、
きゅっと絞まったうどんが喉に流れる。
稲庭うどんに似た品の良さに、ずっとすすっていたくなる



そして…、さすが関ちゃん、
最後は、手打ち蕎麦での「中華蕎麦」 。



この出汁が又本格的！。
和出汁に、鶏出汁、豚出汁を合せ、
炙ったチャーシューの香ばしさが沁み、
しっかり中華、しかも洗練された味わい　。

この汁に蕎麦が又きちんと合うのも見事、
味玉に、チャーシュー、ほうれん草、
旨い、旨い、これは旨い 。



最後のデザートは、
生クリームで練った「ミルク蕎麦がき」。

もちもちふわふわ、ほんのり甘く、香ばしく、
苺のコンフィチュールをたっぷり絡めと…、

お酒がなくても充分満足、（あったらもっと満足）
サプライズ満載の、しかもそれが皆旨い、
「green glass」の魅力を改めて…

ご馳走様でした～

明日から始まる、
「もり、釜あげ、（冷）かけ、静岡おでん、小鉢２品」の、
「お昼のランチセット」も気になるなあ 。

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