せかせか駅から歩いてきたら、汗がじっとり。
程よく賑わう心地のいい店内で、



早速ビールで乾杯～。
瓶ビールは、「東京づくり」♡。



添えられたお通しも、うれしい二品。
「つるむらさきのお浸し」に、
しっとりとした「塩漬け蒸し鶏むね肉」

つまみながら、豊富に揃う一品料理に、
迷いつつお願いしたのは…、



大のお気に入り、
「カマンベールチーズの天ぷら」。

さくっとした衣から、とろ～と流れるチーズに、
こりゃもうっ、お酒しょうっ



静岡　「高砂」純米酒。
昼酒にもってこいの、すっきりとした味わいで、



続いて「自家製さつま揚げ」。



揚げ立て熱々、周りはかりっと香ばしく、
中はふわっと柔らか、
たっぷりの根菜に蕎麦の実入り、ん～、これも好きっ。



さらに、濃厚な肉みそにチーズがこんがり、
「栃尾の油揚げ肉味噌チーズ焼き」。



お酒のお替りは、「季節のおすすめ限定酒」から…、



旭川のお酒、「えぞ乃熊」純米酒。

月と熊、北斗七星のラベルが愛らしく、
私好みの、澄んできれいな味わい 。

このお酒で、ちょっと利き蕎麦。
今日は、手挽き、玄挽き、田舎があるそうで…、



ハーフで頂いた、手挽きの「玄挽き」に、玄挽きの「田舎そば」。



喜多方の「会津在来」の玄そば（Ｈ２７）手挽きに、
宮崎川南町の「夏新 宮崎早生かおり」のヌキ粉。



ん～、これ美味しい

ほのかな粒感がありもちもちとして、しかも喉越しよく、
噛みしめる毎に広がる甘みと香ばしさ。



見た目も似た「田舎そば」は、
産地も割合も同じながら…



同じ玄挽きなのに、機械切と手挽きで、
食感に印象が全く違う、これは面白いっ 。



続いてもう一つ、ヌキ実の「手挽きそば」。



宮崎早生かおり、
思わず見とれる、美しい丸抜き粗挽き 。



日に透ける粒が、口肌をぷるるっと掠め、
ほろっとほどけ喉落ちながら、
ふっくらとした甘みを口いっぱいに残してく。

ああ…、これは美味しい…

三種のお蕎麦をじっくりと利き味わい、
残りのお酒を飲みほして…、



〆には、それぞれ選んだお蕎麦。



友人は、前回頂いて美味しかった、
「ドライカレー風蕎麦」、



私はお目当ての、
「韓国海苔の冷やし花巻蕎麦」 。



たっぷりの海苔の乗った汁には、
胡麻油のコクが染み、この汁がまず旨いっ



お蕎麦は手挽きでリクエスト。
この汁を纏った蕎麦は、
「もり」で食べるのとは又違う魅力満点 。



韓国海苔ならではのコクと旨み、
とろりと絡めた蕎麦は、クセになる後を引く～。



このままで十分美味しい上に、
山芋梅和えに、温玉まで添えられて、



しゃくりっとした山芋の食感に、
梅がさっぱりとして、楽しい味変に、



最後に温玉をくずして絡め…
くぅ～、こりゃこりゃたまら～ん



猪口に移して蕎麦湯を注ぎ、



すっかり飲み干し、はぁ～大満足。

ご馳走さまでした～

あるようでなかった、韓国海苔での「花巻そば」。
これはやっぱり美味しいなあ…

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