世間はお盆、TVからはあちこちの渋滞が流れ、
今日は遠出はやめて、近場でのんびりと、
深大寺にでも行ってみようかと…。
緑生い茂る深大寺。
木陰に吹く風は心地よく、
ぷらりぷらり散策をして…、
お昼は、軒並み並ぶお蕎麦屋さんから、
いつもすごい行列で諦めていた、
久しぶりの「湧水」さん 。
今日も何人もの人が入り口で待っているけど、
いつもよりは少ないみたい。
考えてみたら10年ぶり。
入り口に向かうと、きちんと産地が出され、
おっ、群馬赤城の「夏新」だっ 。
深大寺 「手打ちそば 湧水」
客さばきよく、さほど待たずに奥の小上がりに通されて…、
案内してくれた、日に焼けた若い花番さんは、
初々しい笑顔で気持ち良く、>
写真入りの「お薦めメニュー」の、
二つの「冷かけそば」に一瞬心躍ったけれど、
久~しぶりのお店、名物「湧水そば」が食べたいな、
…がっ、残念~、
九割の「湧水そば」は売り切れちゃったそうで…
再び考慮、彼は「ざる」、私は「とろろそば」、
「海老天盛り」を添えて、ようやく注文~。
頼み待つ間、手にしたお酒のリストは、
珍しいお酒が並ぶ、魅力的なラインナップ。
さらに、グラスでも頼める、
ワインのリストもずら~り。
こりゃすごいっ 、
二人で銘柄を追って見ていると、
程なく、お蕎麦に天ぷら、到着~。
おっ、これは見ただけで分かる、
このお蕎麦絶対美味しいっ
早速手繰れば、ふわんと蕎麦の香りが漂い、
きりっとした〆った腰に、きちんと感じる穀物感。
喉越しとても軽やか、おっ美味しいっ
考えてみれば、10年前は「湧水そば」が二八で「もり」は四六、
今は、「もり」が二八で、「湧水そば」は九割そば。
以前も美味しかったけれど、
10年の間に、ずっと美味しくなってるっ
彼の「ざる」は刻み海苔が盛られ、
おっ、旨い、
彼もちょっと驚きの顏。
「とろろ汁」は、ぷくっとしたとろろに鶉が浮かび、
まずは、溶かずに汁に浸し…、
うんうん、やや甘めの汁がこの蕎麦にほっこり 。
続いて、一気に汁を混ぜ、
とろろと鶉の混ざった汁をとろ~り絡め…、
「天ぷら」は、からりと揚った、
海老2本に、南瓜に茄子、大葉にシシトウ、結び三つ葉。
衣サクサクっ、ほこほこの南瓜が甘~い 、
海老も申し分ない、海老のおいしさ 。
天ぷらもきちんと美味しく、
何より、お蕎麦が記憶を超えて美味しくて…
注いだ蕎麦湯は、自然に濃厚、これが旨いっ
深大寺では、湧水さんが一番好きかも。
ご馳走さまでした~
勘定番の花番さも笑顔で気持ちよく、車に乗り込み・・・、
今度、9割の「湧水そば」も食べてみよう、
彼の言葉に、大きく大きくうなずいちゃう

「手打ちそば 湧水」
調布市深大寺元町5-9-1
042-498-1323
10:30-17:00
木曜定休
店内禁煙 P15台
お店のHP
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