早くも8年ぶり、久しぶりに入った店内は、
和の上品な設えに、しんっとした静けさが心地よく、



空いていたテーブルに腰をおろすと、
丁寧に出された、お茶におしぼり。



置かれていた品書きを開き…



うんうん、お蕎麦の品書きは、
以前とほぼ同じ、すっきりとシンプル 。



だけど、一品料理は、以前は確か、こんなになかった、
300円から800円まで、分かりやすくずら～り。
これはうれしい

早速、「冷酒」（麒麟山）と、
「子持昆布とみょうが酢物」をお願いし、



品書きを畳もうと思ったら…、
あっ、お酒の種類、他にもあったのか。

ま、これは次に来た時のお楽しみにして…



程なく、片口に注がれたお酒に、



添えて出された、お通しがふたつ。
塩豆に、古漬けに近いぬか糠。
どちらも、酒のあてにうれしい一品。



続いて、「子持昆布とみょうが酢物」も 。



ぷちぷち卵が弾ける、子持ち昆布がたまらな～い 。

酢出汁もやわらかく、しゃきしゃきの茗荷も香よく、
つまみに絶好、しばし心地よく寛いで…。



〆の蕎麦は、久しぶりなので基本の「せいろ」を 。



盛られた蕎麦は独特の、更科と見まごう、真っ白な細切り。
ざくっと断たれた断面、
ほのかに透ける甘皮の欠片、
可憐な中に穀物感をしっかり纏い…



手繰れば、ぷるっとした歯ごたえに、
ぼそっとした表面に、ほのかに歯に当たる粒感。
軽やかにのど越落ちながら、ふわりと甘みが広がる 。

やや甘めの汁は、鰹の香り高く、
この蕎麦にそっと寄り添う絶妙なバランス 。

手繰るごとに、優しい心地になりながら…



たっぷりと出された蕎麦湯は、
しっかりと白濁し、風味豊か。
最後にゆっくり、この空間で余韻に浸り…

ごちそうさまでした～

実に心地のいい蕎麦前のひと時。
ずいぶんご無沙汰しちゃってたけど…、又訪れよう 。

お腹もいっぱいになったところで…、
デザート兼ねて、お目当てのかき氷 。



北口の商店街からちょっと離れた、
静かな路地中に佇む、小さなかわいい「たい焼きやさん」

たい焼きを買いにくる何人もの人の間で、
私は、「いちごミルク」のかき氷（400円） 。



氷は、ふわっふわ、手作りの苺シロップもとっても美味しい 。
このかき氷、いいなー。
量も程よく、涼感に満たされ、大満足。

「「抹茶あずき」も食べに来ようっと

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