…と、井荻で途中下車。
相変らず、前には殺風景な大通りがあることを忘れてしまいそうな、ウッディで素敵な店構え。まるで森林の中で出会ったかのような風情は相変らず。
お馴染み 井荻 「みわ」
昼時の時分に訪れると、お気に入りの半円の大テーブルは埋まっていたので、今日は奥のテーブル席に腰を下ろす。
すぐにどっしりとした品書きとお茶が出され、…ん?花番さん、変わった?
と、とりあえず品書きを広げるけど、 頼みたいのは決まってる♪ と、柱を見上げると…、
あれ?
「季節の蕎麦」の「山かけそば」がかかってないっっ。
変わりに「季節の天ぷら」の山菜の品々が書かれていて、んん~っ これはそそられちゃうっ。
今日はちょっと飲めないので、涙を飲んでがまんがまん。
気を取り直して、出てきて下さった女将さんに「山かけそば、もう終わっちゃったんですか??」と、お聞きすると、「いえ、できますよ。ここ最近、又寒いですものねえ」と笑顔で答えてくださったので、すかさずお願いする。
よかった…。間に合った 。
去年も食べてみたいな、と思っていながら季節が変わってしまって食べられずにいたので、今年はどうしても食べてみたかったもの。
ほっとして、ぺらぺらと品書きを見つめると、ん?最後のページに「変わりそばの冷やかけ」なる新しい品書きが。後でお聞きすると、これは休日限定だとのことで、変わりそばにやさしい冷かけで食べてもらおうとのこと。ん~、これもとっても食べてみたいな。
と、しばしして念願の「山かけそば」が目の前に出される。
平日のお昼限定の混ぜご飯と小鉢も添えられて。
独特の素敵などっしりとした陶器には、真っ白なとろろ芋が一面を覆い、パラパラと振りかけられた青海苔のコントラストが美しい。
まずはレンゲで救って口に含む。
ん~、なんって優しいとろろ。ふわふわっで、口の中で途端に溶けていくまるで淡雪のような口当たり。そしてその下には、これも上品で澄んだすっきりとしたかけ汁。これは、美味しいっ
このどこまでもが滑らかなとろろを絡めて食べる蕎麦が又いい。細切りの繊細な蕎麦だが、温かい汁の中でもだれず滑らかな喉越しで、するすると入っていってしまう。しかもいつまでも熱々で、これもうれしい。
さらに、ふりかけられた青海苔の風味が、上品な一品に磯の香りと香ばしさを加えている。
さらには日替わりの「さつま芋ご飯」。
あんまり芋ご飯は好きじゃないけど、まったりとしたさつま芋が優しくて、ここのはやっぱり美味しいなあ。
添えられた「蕗の煮物」。
この味付けもとてもよくて、これだけでも飲めちゃいそう~なんて、思っちゃう。
すっかり食べ終えて大満足♪いやあ、この「山かけそば」は寝込んでいるときでも食べたくなっちゃいそう。
と、出てきて下さったご主人としばしお話などもさせて頂いて…。
今日はちょっとの間だったけど、ご主人も奥様もあったかくて、ここもいいな
ぜひぜひ、山菜のあるうちに又、蕎麦前からゆっくりしに来てみたい。お聞きすると、これから5月までどんどんいろいろな山菜が入ってくるとのことで、これも楽しみ。
去年からの念願のお蕎麦が食べられて至福の思い。
今日もご馳走さまでした~
さてっ、急がなくちゃっっ。。
*山かけそば 1.000円
「蕎麦 みわ」
杉並区井草3-15-3
03-3394-3837
11:30~14:30 / 17:30~21:00
11:30~15:00 (日曜)
月曜、第三火曜休
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そして、山男(すみませんっっ)のような、ワイルドで素敵なご主人に、しっかりとした蕎麦。
そして・・、掻き揚げに蕎麦。濃厚な蕎麦湯
大好きなお店です。
東京でも素敵なお店、わんさかです♪
体がひとつでは足りないくらい、いや、時間も足りない・・・
蕎麦って、本当にいいですよね(^^)
東京ではおいしい蕎麦は食べられないと今まであまりお店に行かなかった。
数年前、西新宿の渡邊にパソコン購入のついでで立ち寄っておいしいなと感じ、でも
信州ならもっと安いのにって思って
蕎麦を味わうよりつゆの味と諦めてました。
最近インターネットを接続していろいろ見ててyukaさんのブログ発見。
俄然食べる気でてきて
早速チャリでいけるお店、みわに行ってみました。
お腹すいてたのでせいろ大盛りと蕨のお浸し頼んじゃいました。
シャキシャキした蕨、粘りはあるんだけどどーしてこんなにシャキシャキ?驚き!
続いてせいろ
細いのに腰があって食べてる間に伸びたりしない、優しい香りもステキ!
つゆはかなり濃くて少し辛いほうかな?でもダシがしっかり。
というのも白濁した濃ーい蕎麦湯(信州ではうで湯といいます)で飲むと香りがたちます。お腹いっぱいでした。
蕎麦湯は本来どろっと白濁したもの、母の手打ちもそうです。
近年環八もトンネルになって静かになったこの辺り、店内に騒音は聞こえず、BGMの優しい響きと白板作りの内装にレトロな街灯照明、手作りの笠間焼きの器、盆栽として育ててない山木の鉢植え
身近にいいお店の存在を教えていただいて有難うございました。
新しい情報たのしみにしています。
でもこのペースで更新されていらっしゃることに感動しています。
急いで行かなくちゃ。
すごい山菜のラインナップですね♪
これは、天ぷらで・・?かしら。
私も近々、山菜三昧してこよう(^^)っと。
情報ありがとうございました。
のびる、あさつき、花わさび、うど、こごみ、しどけ、たらの芽、こしあぶら、よもぎ、いらくさ、ふきのとう。
「しどけ」が美味い!!
蕎麦は会津在来でした。
もっとね、素朴さのあるロッジみたいなの(^^)
それはそうと・・(いつものことで)
雙柿庵さんに、湯もり、あるんですかっっ??
えー、とっても食べてみたいです!
予約なしでも行けるようであれば・・、私も♪
こりゃ、夏になる前にでも・・。
でも、五日市に降りると、これもまた、
悩んでしまいそうなんですよね。。
桜海老の掻き揚げも捨てがたいし・・。
あ、でも、「みわ」さんの掻き揚げもかな~りいいですよ♪
(と、とりあえず戻して・・・笑)
aizさんの記事を読む前から、「明日はみわさんだっ」って思っていたので、私こそびっくりしちゃったんですよ~♪
やっぱり・・、
波長が合いだしてきたのかしら(^^)
う、羨ましいです~(涙)
そうそう、打ち場の横の壁に、「ふきのとう切り」の張り紙が・・。
私もとっても気になって気になって(^^;;
ご主人曰くは、今の「木の芽切り」もお勧めとのことです。
今度はぜひとも休日に行かねばっ!ですね。
もお~・・
そんなお言葉下さって、とってもうれしいです♪
「みわ」さん、いい感じですが、ひょっとして、「はや川」さん、「深蕎人」さん系統?の
店舗設計の方でしょうか?
未訪なれど、なんか初めてと
いう気がしません。
(あ、やっぱり違うかな~?)
まあ、蕎麦はそれぞれ違いますし、イン&エクステリアの
類似はよくある話。当方の勘違いだな。
さて、暑くならないうちに温蕎麦ならば、「湯もり」もありかな?
ということで、雙柿庵へ。ええ、平日の昼間、ってのは
貸しきり状態でした。(たまたま?でも反則、かな??)
本日は蕗、椎茸の煮物の突き出しで田酒特純生、
しらゆき、田舎の冷蕎麦、香の物で愛の澤「純」(純米)を傾け、
〆は湯もりで。
あの歯応えのタオヤカサと蕎麦掻をいただいてるよな
香りなど、醍醐味を味わわせていただきました。
昨年11月からの花番さん、そして店主と少しだけ前述ロケーションと
床の間の飾りのお話などを。
最近、蕎麦は香だぁ~!!というのがあるのと、食感は
温蕎麦だぁ~!!ってのがあって・・・
(どうせ暑くなると変わるんですがね)
トピズレごめん!!
今回は自転車ではなく電車バスを4本乗り継いで行ったのですが、素敵な蕎麦屋さんで、苦労して行った甲斐がありました。
とっても気になっています。山菜天ぷらも。
みわさんの山菜、野生の味がして美味しいですよね。ぜひ行かねば・・・・・。
私、季節の冷製かわり蕎麦の桜蕎麦たべました。ヘ・ヘ・ヘ・・・。
コシのある桜切り蕎麦をあったりダシで食べます。見た目も美しく、桜切り蕎麦の中ではかなりの◎。
一度、みわさんの「フキノトウ切り」のお蕎麦を食べたくって時々訪れてみるのですが、まだ念願の「フキノトウ切り」を食べたことがないんですよ~。
蕎麦暦長いんですが「フキノトウ切り」て食べたことがなくって・・・。
でもね、本当にyukaさんみたいなブログができて美味しいもの発見ができて、すっごく満足な日々をおくれているんですよ。
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