昨夜は、静岡おでんで静岡地酒を楽しみ、
温泉に浸かって目覚めも爽やか、
早々に宿を後にし、修善寺へ。
風情ある街並みに、嘗ての「朴念仁」も今は名を変え、
伺っておきたかったなあと思い馳せ… 、
お昼は、中伊豆へと続く道沿いに目立つ看板の、
姉妹店を作ったと聞いてから気になっていた、
「浅草じゅうろく」の姉妹店、「修善寺はなれ」 。
修善寺 「浅草じゅうろく 修善寺はなれ」
丁度昼時、にこやか丁寧に迎えられ、
入った店内は、古民家のリノベーション。
窓際と厨房前に作られたカウンター4席程に、
畳の間に置かれたテーブル席があり、
我々が通されたのは窓際の畳の小上がり。
柱には、「本日の蕎麦」の産地に、
打ち手の名前が記されているということは、
打ち手さんは日替わりかしらん~。
品書きは、浅草の店とは全く違う、
まずは「飯」ものの、幾つかの天丼に、
蕎麦は「せいろ」に「平打ち田舎」があり、
「地魚天」や「大海老天」と、天ぷらがオシのよう。
さらに、平日限定の小丼とのセットに、
ポークカレー、カツカレー、メンチカツカレー、ウインナーカレーと、
「蕎麦屋のカレー」がずら~り。
せっかくの平日のお昼、「平日限定日替膳」から、
彼は「せいろと小カレーセット」、
私は「原木しいたけ小天丼とせいろ蕎麦膳」を 。
頼み待ちながらお酒のリストなど見ていると、
次々に客が入り、いつの間にか店内満席。
開店して3年、もうすっかり人気のようで、
浅草のお店を思い出してると… 、
まず届いた彼の「小カレーセット」の膳に、
続いて「原木しいたけ小天丼」の御膳 。
早速すすったお味噌汁が美味しい~ 。
出汁の旨さに、含め煮されたお揚げ、
しゃきっと歯ごたえのある若芽と、
ふっと頭をよぎる「浅草じゅうろく」の料理。
小鉢の「冷ややっこ」に、
削り節を混ぜ込んだ「ポテサラ」と、
小鉢も美味しく頂いてると…、
笊にこんもりと盛られたお蕎麦が到着 。
蕎麦はグレー色帯び、点々とホシ散る挽きぐるみ。
冷水にきゅっと〆りしっかりとしたコシがあり、
ややねちょっとした食感が気になるけど、
香りは穏やかながら甘みが豊か、
喉ごしも軽く、するするっと食べやすい 。
汁は濃くやや甘め、そっと浸した按配がよく、
ここに、薬味の胡麻がよく合い、
伊豆産の山葵がとても美味しい。
続いて、衣薄くさくっと揚がった「小天丼」(ご飯半分)。
衣がサクサク軽やか~、
かかった丼汁が実に旨いっ 。
さらに、彼の「カレー丼」の美味しそうなこと 。
途中でちょっと交換したカレーは、
円やかで奥深いコクがありじんわり辛く、
このカレーめちゃめちゃ美味しい 。
そっと置かれた蕎麦湯はとろりと濃厚、
注いだ汁はすぅ~と伸び、これも美味しく頂いて…
ご馳走様でした~
修善寺も素敵なところだなあ。
今度は、泊まりに来てみたいな
「浅草じゅうろく 修善寺はなれ」
静岡県伊豆市下白岩61
050-5600-2029
11:00~15:00
水曜定休
禁煙
P12台
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