神楽坂の中ほどの路地沿いに、日本料理店を思わせるすっきりとした佇まい。
神楽坂 石臼挽き 手打 「蕎楽亭」
混んでいるかなぁ~と、危惧しながら開いた扉の先は、さすがに2時になろうとする昼下がり。一通りの喧騒を過ぎた後の、ゆったりとした空気に包まれていて、ほっと・・・ 。
ご主人にご挨拶をして・・・、カウンター席と迷ったけど、「どちらでもどうぞ」と言う花番さんのお言葉に甘えて、テーブル席にゆっくりと腰を下ろす。
窓から差し込む光の丁度よい明かり加減。厨房から流れてくる活気ある空気。いいお店だなぁ・・と、しみじみと見渡し感じ入る。
さてさて、品書きを。
今日は、とっても「けんちん汁」が食べたいので、けんちん汁とざるのセットにしようかと思ったが、隣で食べている人の天ぷらを見たら、やっぱりこちらでは天ぷらを食べたい・・・
・・・ということで、ちょっと贅沢に「けんちん汁」と「海老天ざる」をお願いすることに。
蕎楽亭さんの天ざるが1,550円で食べられるのは、お値打ちというもの。
やっぱり、ランチはいいなぁ~
と、頼むと程なくして、まずは「けんちん汁」。
小ぶりの器にたっぷり盛られたけんちん汁は、やさしい味噌仕立て。ネギ、サトイモ、レンコン、こんにゃく・・・と盛りだくさんの具の入ったけんちんは、熱々で非常~に満足 。
これでお酒をも飲めてしまえそう~。
はふはふとほおばっていると、いよいよ天ぷらも目の前に置かれる。
海老はカラリと揚げられ、中がレアぎりぎりの火の通りの絶妙の揚げ具合、野菜の瑞々しさをそのまま残しながら、からっと揚げられた衣お香ばしさ。舞茸もしゃきしゃきとした歯ごたえを残しながら、サクサク。さらに、この海老の頭が海老の旨味が凝縮し、濃い香ばしい味わいがじゅわぁっと。ん~っ、流石「蕎楽亭」さんの天ぷらはやはり美味しい
と、蕎麦猪口に、
素敵な蕎麦徳利、
薬味の葱、大根おろし、山葵が置かれる。
「ざる」のところを両方食べたくて頼んで変えて頂いた、二八のざると、十割そばの両方の盛られた「二色蕎麦」。
松翁さんと同様の独特の格子に盛られた二色の蕎麦を、まずは「ざる」そばから。
会津の新蕎麦とのこと、手繰り寄せるとやさしく漂う蕎麦の香り。口に含むと、しっかりとした腰が気持ちよく、噛み締めるとこれもやさし~く広がる蕎麦の風味。後に残る甘みがやさしい気持ちにさせてくれ、すっと落ちるのど越しもさわやかなもの。
もうちょっと粗挽きになるはずだったんだけど・・・、とおっしゃっていた十割蕎麦。挽きぐるみの色の濃い蕎麦は、透明感の非常に強く細かな蕎麦の欠片が十分に盛り込まれている。噛み締めると、これもしっかりとした腰。こちらの方が、やっぱり蕎麦の風味も甘みも濃い。
しかも、以前はつながりが今ひとつだった蕎麦が、とてもきれいに繋がっていて、これはいい。添えられた汁も、まろやかで深みのある、甘辛の整ったもの。蕎麦との相性もよく、けんちん汁、天ぷらを頂いた後でも、するすると食べてしまう。
真っ白のとろみのある蕎麦湯を注ぎいれ、これもたっぷり頂くと、満足な心地でいっぱいに・・・
久しぶりに頂いたお蕎麦も満足なものだったし、お店の雰囲気も心地よく、又、訪れてこよう、と思ってくる。
何よりも・・・、去年からずっと気になっている「ホット豆乳蕎麦」を、今年こそ頂いてみたい。
ご主人、いろいろとほんっとに・・・ご馳走さまでした~
*けんちん汁 350円、海老天ざる 1,550円
「石臼挽き手打 蕎楽亭」
新宿区神楽坂3-6 神楽坂館1F
03-3269-3233
11:30~15:00 / 17:00~21:00
日曜、祝日休み(月曜は夜のみ)
お店のHP
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おおっ、あの、白子のてんぷらにしたんですね♪
美味しいですよね~、これも。
私も、前に頂きました(^^)。
やっぱり、こちらのてんぷらは、見事です。
しゅ、修行~??
じゃ、わ、私も、もっと鍛錬しなくちゃ、ですぅ(^^;
先日申しておりました蕎楽亭さんの記事、UP致しました。
で、またまたすみません、
久々にTBさせていただきました~。
宜しくお願いいたしま~す。
>今度はきちんと、ご一緒できるといいな、なんて・・・
なんともったいないお言葉、
ありがとうございます・・・。
それまでもっと修行しておきます。(笑)
それでは、また・・・。
( やっぱり健二さんはすごい・・・。 )
もしかしたら、同席してたかもしれないんですね。ん~、ニアミス?
私も、長谷川さんと、いろいろお話させて頂きましたよ。それに・・、うふふ(^^)
年越し蕎麦、今年はどこで頂こうか、検討中です。
来年は、又、・・いえ、今度はきちんと、ご一緒できるといいな、なんて思っています。
私も先週行って来ました~。
私はカウンターに座り、ご主人やお弟子さんと
いろいろな話しをしてきましたよ~。
(記事UPは後日しますが・・・)
実はその日は・・・
改代町から納戸町へ11月末に移転された
“生粉打ち亭”さんに行くつもりでした・・・。
が、しかし・・・
蕎楽亭さんの前を通り、生粉打ち亭さんへ行こうと
思ったのですが・・・ ダメですね~。
蕎楽亭さんの前を私が素通りできる訳がありません・・・。
あの蕎麦と天麩羅に吸い寄せられ、まんまと入店です。(笑)
今年も残り3週間。
我が家の年越し蕎麦は 今年初めて Take Out を売り出す、
大島 銀杏さんの蕎麦にする予定で~す。
で、yukaさんは?(笑)
これから益々寒くなりますが、yukaさんもお体、大切に・・・
それでは、また・・・。
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