昼の混雑もとうに過ぎた、蕎麦屋のニジヨジ。
ゆるりとしたほっとする空気の中で、
女将さん、ご主人に改めてご挨拶 。



テーブルに腰を下ろすと…、
わあっ、置かれたのは、超プレミアムな、
最高等級純米大吟醸　「十四代　龍泉」

口に含んで思わずうっとり、
はぁぁぁぁ〜…
なんとフルーティ、なんと洗練された味わい 。



添えられたお通し、
「百合根とほうれん草のお浸し」もしみじみ美味しく、



充ては、「おまかせ盛り合わせ」（1,000円）



山葵と「返し」で頂く「蕎麦屋の冷奴」に、



大好物の「しらすおろし」、



宮城産の「笹かまぼこ」はさすがに旨い。



絶好の酒の充て「烏賊の塩辛」に、



ぴりっと辛い、島根名物「赤てん」、



甘めの「玉子焼き」はほっとする味わい。



豆腐のもろみ漬け「豆酩」と、
どれもこれも酒にぴたり、お酒がすすむー。



お代わりは、「而今」　純米吟醸　愛山火入れ

美味しいお酒を頂きながら
ご主人女将さんと、しばしまったりと話し込み…、

今日はなんだか「鶏南蛮」が食べたい気分。
だけど、その前に…、



表に出ていた希少なお蕎麦、
福島　「雄国町の在来種」（生粉打ち） 。



ん〜っ、今日の蕎麦も美しい。
極細繊細ながら、ピシっと角立ち、
瑞々しく輝く、躍動感のある凛々しき姿 。



きりっとした腰、ツっと喉落ちる、軽快な清涼感、
手繰った先から広がる香りと共に、
在来種らしい素朴さと甘みが広がり…、

ん〜旨い、これは美味しい 。
一気に手繰り楽しんで…、



続いて、少な目でお願いした「鶏南蛮」 。



まずすすった汁に、思わず目が細む。
すっきりとしてまろやか、奥行深く清らか、
じわ〜と染み入る出汁がたまらない 。



蕎麦は、会津在来種。
熱々の汁に浸ってもきりっと、全く腰砕けず、
鶏肉はふっくらと柔らかく、
あー、「中清」の「鶏南蛮」、やっぱり美味しー



はふはふと、止まらず汁まで飲み干して…・

ご馳走様でした〜

ああ、今日も美味しかった。
ヤス君の蕎麦、どんどんどんどん美味しくなってくなあ。

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