あれからどうしたかな~と気になっていた「素朴庵」のお酒を偵察(?)がてらに♪、
と、夕飯の下準備を済ませ、行って見る事に
駅からお店までの街路樹下には、今にも花開きそうな紫陽花が並んでる。
お店も、初夏を思わせるような青々とした緑に囲まれて…
矢川 「十割手打そば 素朴庵」
日曜日だから、混んでるかな…と、危惧し、立川駅エキナカでちょっと時間をつぶし、入った昼下がりの店内。
おっ、これはいいタイミング
丁度今しがたまで、混雑していたのが見てとれ、お客さんが引いた時間のよう。
にこっと振り返るご主人に、優しい笑顔の女将さんに迎えられ、うれしく腰を下ろす。
まずは…、チェックチェックっっ。
と、ふと見ると、カウンター下にしかと置かれた、新たに置かれ始めたお酒の外箱。
青梅のお酒、「澤乃井」 純米吟醸 蒼天。
これは、やっぱり頂いてみないと…
と、すぐにお願いすると、飲み口薄い上品なグラスに注がれ、充ての素朴煮と共に出される。
キンと冷やされたお酒は、ふわりと上品な香りに、フルーティで爽やかな味わい。
それに、牛蒡などの根菜と一緒にじっくりと炊かれた素朴煮が美味し~い。
これに合わせるお料理を…と、壁に貼られた季節毎の品書きを眺めていると、
「鯵の南蛮漬け、お好き?、もしよかったらどうかしら」
と女将さんにオススメされた「鯵の南蛮漬け」(数量限定)
セロリに玉ねぎ、人参、大根…などの酢漬けの野菜がたっぷりとかかった南蛮漬け。
鯵は身がほろほろと柔らかくしっとりとして、南蛮酢がしっとりと浸み、これは旨い。
このすっきりとして旨みのあるお酒にぴったり。
と、ゆっくりと楽しんでいると…
夕方の宴会の方々のために作られた「胡麻豆腐」のお裾わけまでも
女将さん手作りの胡麻豆腐は、かわいらしく巾着型に丸められ、胡麻のコクある風味に甘みがあり、本当に美味しい。
これ、大好き♪
と、うれしく頂きながら…
お蕎麦は何を頂こうと、品書きを開きあれこれ迷いながら、
そういえば、気になりつつもまだ食べた事がなかった「わさびぶっかけ」。
これと、「かけ」を半分づつ作って頂けうかな~と、ご主人に伝えると…
「だったなら…、ねぇ」
と、ご主人がいたずらっ子のような笑顔を見せ、
「これ、ちょっとたべてみない?」
と、これもまだ食べた事のなかった、「岩のりのサラダぶっかけ」。
岩のりを蕎麦の上に盛りつけたぶっかけとの事で、聞いていたら興味しんしん。
是非♪と、この二つを、台を「田舎そば」で半々に作って頂く事に。
まずは…、
蕎麦の上に、山葵茎の醤油漬けを盛ったという、「わさびぶっかけ」。
出された半円の器には、たっぷりの汁が注がれ、蕎麦の芽にカイワレ、それに茗荷がふわりと盛られてる。
まずは蕎麦を手繰り上げると、蕎麦の欠片がびっしりと埋め込まれた粗挽き蕎麦。
口に含むと、「素朴庵」独特の硬めの蕎麦に、しっとりと絡まる汁が実によく合う。
「もり」で頂くのもいいが、硬い蕎麦にどこか優しさとしなやかさが加わるような風もあり、こうして食べるのもいいなぁ…
と、噛み締めていくと、濃い小豆に似た味わいがじわ~り。
美味しいなぁ~、と頂き・・
蕎麦のすぐ上に盛られた山葵茎の醤油漬けと一緒に頂くと、
これは美味しい~
「山葵漬けの醤油漬け」も好きな私にはうれしい、この風味が蕎麦と絡まり相乗した味わい。
かけられた冷たい汁は、もり汁よりも薄めに作られているので、蓮華ですくって頂くと、これもすうっと入って行く美味しさ。
これは…、知らなかった美味しさかも。。
と、堪能して食べ終え…
次は、これも興味しんしんの「岩のりサラダぶっかけ」。
見た目一瞬、似たように見えるのだが…、こちらは「サラダ」と付いているだけあり、蕎麦の芽とカイワレに加え、アボガドにミニトマトが盛られてる。
二度目のこちらは、まずは汁を蓮華ですくい口に含むと…
こ、これはなんて美味しい冷やかけ汁っ
先の「わさびぶっかけ」の汁に、岩のりの何とも言えない磯の香ばしさが加わり、この汁だけでもうれしくなってしまう。
中の蕎麦を手繰ると、しっとりとした岩のりが蕎麦に絡み…
これを一緒に頂くと、蕎麦の香ばしさに、岩海苔の磯の風味が絡まり、「花まきそば」をもっと濃くした感覚が味わえる。
こ、これも美味しい~
しかも、不思議にアボガドがよく蕎麦に合うから面白い。
さらには、盛られた(茂原産の)ミニトマトが、とっても甘~い。
と、すっかり夢中で食べてしまう。
頃合い見て出された蕎麦湯は、もちろん♪しっかりと白濁した熱々のもの。
まずはそのまま頂き・・
残しておいた、岩のりのかけ汁を注ぎいれ、これに蕎麦湯を加えて頂いたら、もう大満足
「素朴庵」での、又新たな発見♪
この夏は、又このぶっかけを頂きたいと、しみじみと思いながら・・
ご馳走さまでした~
美味しい冷酒も加わって、これもうれしい、な♪
*お品書き
もり 735円、田舎、さらしな 840円、二色 945円、三色 1,365円、掻き揚げ天もり 1,365円、とろろ、冷し山菜、おろし 945円、辛味大根、わさびぶっかけ 1,155円、かけ 735円、やまかけ、山菜、岩のり花巻 945円、けんちん 1,155円、豚角煮そば 1,260円、にしん、きのこ 1,050円、巣籠り 1,365円、更級そばサラダ 1,260円
掻き揚げ、出し巻き 735円、山菜おろし、素朴煮、わさび芋、自家製塩辛、冷奴 315円、あみ茸おろし 630円、雑茸おろし、茎山葵、柔らかそばがき 525円、昆布と椎茸の佃煮 160円、いくらの醤油漬け 500円
ビール 525円、お酒 420円、地酒 680円、焼酎 420円
「手打蕎麦 素朴庵」
東京都国立市谷保 6721-1
042-571-0019
10:00~15:00 / 17:00~20:00
月曜、第1,3火曜休
店内禁煙 Pあり
関連日記
2009年 3月 8日 絶品~♪「けんちん蕎麦」
2009年 2月14日 「掻き揚げ」、「白雪」「田舎」の二色蕎麦
2008年12月26日 尊敬するお方達との忘年会 「かけ」に「田舎」
2008年10月31日 新蕎麦「田舎」、それに「きのこそば」
2008年 7月25日 尊敬する御方と…「田舎」と「山かけ」
2008年 5月28日 絶品「わさび芋」、「岩のり花巻そば」さらしなで
2008年 4月25日 「多摩には蕎麦を」オフ会 皆さんと楽しい宴
2007年12月28日 ひそやかに…忘年会
2007年10月12日 「新旧田舎そば」食べ比べ
2007年 6月22日 「半かけ」に「半田舎」
2007年 4月 9日 「もり、田舎、さらしなの三色そば」
2006年12月28日 「半田舎」に「かけ」
2006年10月18日 新そばを堪能 「もり」に「田舎」
2006年 5月 4日 退院して待ち切れず、松葉杖にて訪問
2006年 1月20日 「もり」「いなか」それに、はじめての「かけそば」
2005年11月30日 「三色そば」
2005年 7月15日 「もり」「田舎」の二色そば
2005年 4月 3日 「さらしな」と「田舎」の二色そば
2005年 3月 9日 初めての訪問
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でも、どちらも夏にはすごーく良さそうなお蕎麦でした。
こちらの蕎麦も美味しいんですよ~♪
でも、シャーベット食べたい…(笑)
大好きです(^^)。
風鈴の音のようなブログです~☆
こりゃまた冷酒に合うってなもんさね
茗荷はこんな風にいろんな野菜と
混ぜこぜにしてサラダっぽくして
食べるの好き
よく、豚の生姜焼きをたれ多めに作って
キャベツや大根人参たまねぎスライス
なんかに茗荷もたっぷり混ぜて
豚肉と一緒に食べるのだ
うまし!
アドガボは醤油味に合うんだと思う
ピータン冷奴みたいに刻んで
冷奴に乗せても美味しい鴨試練
とか思った
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