少しでも涼を感じられるところへ・・・と、前回通りがかったお蕎麦屋さんに寄りながら、奥多摩の方へ行ってみようか、と向かってみることに。
そろそろ東京から移動しているようで、道もいつもよりは空いている♪。新青梅街道を進み、青梅市へ入り、「青梅新町」の交差点を左折すると、道沿いにまだ新しそうな趣きのあるお店が目にとまる。
前回、はこのお店の前を通り、大きな緑の暖簾が気になっていたところ・・・。
石臼 自家製粉 「そば処 和楽」
車を止め、扉を引いて入ると、所々に禅味ある飾りつけなどしつらった、ほどよくまとまった店内。入ってすぐ横には、「本日の蕎麦 : 茨城堺町 」と産地の書かれた紙の張られたガラス張りの打ち場があり、期待が高まる。
その打ち場の向かいに一枚板でできゆったりとした8人がけのテーブが鎮座し、その奥にちょっと高めにつくられた小上がりの席が4卓。
テーブル席の方に腰を下ろし、品書きを広げると、「ああ・・、多摩地区ってやっぱりいいなぁ 」 なんて、思ってしまうリーズナブルなお品書き。鴨汁や肉汁にもとても惹かれたけれど、さすがにこの暑さ、やはりせいろでさっぱりと頂きたくて、「天せいろ」をお願いすることに。
頼むとすぐに、鮫皮の卸に山葵が出される。鮫皮の卸がねは時々見かけるけど、ハケまで付けてくれるのは珍しいなぁ。
それを擦りつつ、お蕎麦を待つのも楽しい時間。
「山葵、せっかくだから、奥多摩で買って来ようか~」なんて話ながら。
そして、程なくして目の前に「天せいろ」が、にこやかな笑顔で出される。抹茶塩の添えられた天ぷらに、蕎麦、それに薬味には大根おろしと浅葱、蓋付の小鉢に刻み海苔も添えられ、「よかったらお蕎麦に乗せて食べて下さい」とのこと。
まずはお蕎麦から・・・。顔を寄せると、この時期にも関わらすふわり~と香る香ばしさがうれしい。
手繰り寄せると、丹精に切り揃った蕎麦には、びっしりと透明感のある蕎麦の粒が込められている、粗挽きの蕎麦。
口に含むと、適度な腰かげんが歯に当たり、プツンっと切れ喉元をするりと通りすぎる。歯離れがいい蕎麦で、さすがに時期的なものもあって強烈な風味とまではいかないが、そこはかと蕎麦の風味を感じられる、上品な粗挽き。
汁は優しく漂う鰹の風味のやや薄めの汁で、どっぷりと漬けてもいい感じ。何よりも、擦りながら、ねっとりとした感覚のある山葵が美味しい。
一方天ぷらは、素上げのような甘くてホクホクのサツマに、ピーマン、ナス、エリンギ、カボチャ、そして立派な海老と、これも盛りだくさん。始めはさくさくっと美味しいのだけど、やや時間が立つと、ふにゃっとしちゃったのが残念ではあるけど、豪華な盛り付けに満足な天ぷら。
しかも・・・、150円増しの彼の大盛りの盛り方は見事っっ。山だっ。
やや白濁した柔らかい蕎麦湯を注ぎ頂くと、ぺこぺこだったお腹も大満足。ふっと厨房を見やると、ご主人も、接客をして下さった奥様(?)も、凛々しく素敵な美男美女。ううむ・・、お蕎麦屋さんって、美男美女が多いなぁ、なんて思ってしまったり~・・。
「ありがとうございました~」と、気持ちのいい明るい声で、お二人で言って下さるのもとても気持ちよく、お店を後に。
ご馳走さまでした~
ぜひ、次回は、こちらで「鴨汁」か「肉汁」も頂いてみたいな~・・・
さてさて、奥多摩に山葵漬けを求めに。。
*お品書き
せいろ 700円、肉汁 850円、鴨汁 950円、とろろ 850円、天せいろ 1,300円、かけ 700円、肉南蛮 850円、鴨南蛮 950円、天麩羅 950円、とろろ 850円、鍋焼きうどん 1,100円、味噌煮こみうどん 1,000円、天丼 1,000円、卵丼 650円、親子丼、開花丼 850円
天麩羅 1,000円、鴨焼き 650円、おでん、もつ煮込み、板わさ 500円、そばがき 800円、澤ノ井、麒麟山 500円など
石臼 自家製粉 「そば処 和楽」
青梅市新町8-20-9
0428-33-0141
11:00-20:00
火休
禁煙(と思う)P1台
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肉汁・・、次回は頂いてみますね(^^)
あ、もうたくさんありますよ~。
なかなか全部行けてなくて、うずうずしているところです。
お近くなんてうらやましいです。是非♪
お料理もおでんなどから揃っていて、良さそうでした。
店内もゆったりと落ち着いた清潔だし、お蕎麦もよかったです。奥様もとても気持ちがいい方で・・・、とてもうらやましく思ってしまいます(^^)
こうやってyukaさんに画像付きで紹介頂くとヨダレが・・・。
食べに行きたいなって思いました!
お食事をしながらの画像撮影ご苦労様でした。
これからも良いお店を紹介してくださいね!
楽しみにしています!
気持ちのいい奥様の接客も、心地よかったし、がんばって欲しいな、と。
又、訪れてみようと思います(^^)。
でも、この辺り、ちょこちょことお蕎麦屋さんが点在していて、迷ってしまいますね~
今後ともご贔屓ください。
ご主人、女将ともまだお若い方々、
店も2年目くらいですかね?
蕎麦は頑張ってると思うんですよ。
(こんな素人が思うだけです・・・)
筋がいいなって思いました。
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