エスカレーターで登っていくと、各フロアに「Sale」の文字が目に付いて、なかなかすんなりと上がれな~いっ

なんとか辿り着いた頃は、2時もすぎようとする昼下がり。

改装後には初めてだけど、外見はあまり変わってないかも・・・?。
新宿高島屋12階 「小松庵」
黒いベストの女性はオーナーなのかな?入るとすぐに、フロア係りの人に告げ通される。
さすが夏休みのデパート。
もう2時を回ったと言うのに、店内はほぼ8割の入りで賑わっている・・・。
ラッキーにも偶然空いていた、窓際の二人がけのテーブル席に案内され、歩き回った疲れがほおっと・・。
ふっと、横の窓下に目を落とすと、なんていい眺め。
特別電車に興味があるわけではないけれど、始終、電車の行き交う様を上から眺めていると、まるでミニチュアの電車を見ているようで、とても楽しい。
ここからの夜景もさぞかし、なんだろうなぁ・・・
ちょっとのんびりしたくて、とりあえずビールをお願いして、改めて品書きに目を通す。
ほぉぉ、以前来た時にはなかったような、セットの品が結構揃っていてびっくり。しかも、それぞれが、なかなか素敵な内容で、これはちょっと頼んでみたいような気持ちにも。
・・・と、ページを捲っていると「掻き揚げ」の文字が目に入り、ビールに良さそう♪と、それをまずはお願いする事に。
程なく出された「掻き揚げ」は、夏野菜をふんだんに盛り込んだ、サクサクっとした掻き揚げが二枚。ピンクソルトを添えて出され、これはビールにgood
ねぎをベースに、オクラ、かぼちゃ、ズッキーニと盛り込まれた掻き揚げは、さすが高島屋?揚げ方もしっかりとし、一人では十分過ぎるほど。
ゆっくりと頂き・・、〆は、やっぱり「生粉打ち蕎麦」を。
絶えず、店内に目を行き届かせている店員さんがいるので、すんなりと注文できるのもうれしいな。
頼むと、テンポよく出される蕎麦は、しっかりとした姿で笊に盛られたやや太めの細切りの蕎麦。
まずは・・・と、顔を寄せると、あまり期待していなかっただけに、この豊かな香りにびっくり。ふわ~と湧き上がる香ばしい蕎麦の香り。
口に含み、かみ締める。むちもちっとした感覚のかなりしっかりとした腰。蕎麦の星は見えないが、完璧に繋がった蕎麦は手繰るのも心地よい。すすすっ・・・と、喉元を流れるような蕎麦というよりは、結構しっかりとかみ締めるタイプの蕎麦。風味は濃いとは言えないが、これは楽しめる・・・。ん~、二八の蕎麦も試してみたくなってしまうなあ。
食べ終える頃合をきちんと見て出してくださるのもうれしい、蕎麦湯。
以前は、かなり白濁していた思い出があるけど、今日はどちらかというとナチュラルタイプかな?それでも、熱々で、ふわりと白ずんだ蕎麦湯を注ぎ入れると、鰹の旨さが溶け込んだ蕎麦汁の旨さも実感できる。
すっかり・・、たっぷりと頂いてしまってる。
いやあ、これはデパ蕎麦とは言えど、侮れないなあ。
なんにせよ、この笑顔を携え行き届いた接客はとてもうれしい。
しかも・・・、もちろんではあるけれど、中休みもなく、この風景を眺めながらの蕎麦。
なんだか、結構満足してしまってる・・・?。
高島屋に来たら、又寄ってみようっと。ご馳走様でした~
*お品書き
生粉打ちせいろ 1,150円、とろろ 1,680円、海老葱汁、鴨白葱汁、夏野菜天せいろ 2,000円、海老天せいろ 2,060円、二八せいろ 840円、花巻 1,260円、おかめ 1,450円、鴨とじ 1,470円、鴨南蛮 1,750円、とろろご飯 300円、鶴の子納豆ご飯 400円
そば味噌 400円、漬物、蕎麦豆腐、掻き揚げ 450円、焼き海苔、焼き味噌 500円、旨にしん、玉子焼き、鴨たたき 1,000円など
ビール(小)490円、(中)590円、男山、八海山、菊姫 840円~
「総本家 小松庵」
渋谷区千駄ヶ谷5-24-2
タカシマヤ タイムズスクエア13F
03-5361-1865
11:00~23:00
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同じような事は、私も思います。
暖簾わけは、いいんですけど、ねえ…。
でも、小松庵は、デパ蕎麦でもきちんとしたものを出して下さるので、それは評価できると思っています。
でも、蕎麦屋さんがチェーン展開されるのって、それだけ素晴らしい職人を育成する力があるということだと思いますが、なんとなく抵抗があるんですよねぇ・・・。
のれん分けじゃなくて、チェーン展開ですから・・・。
ひとつのお店を全て仕切れてこそ、一人前の職人さんの育成ができたということのように思うのですが・・・。
小松庵を批判するつもりではありませんので、誤解の無きようにお願いしたいのですが、不適切でしたら削除して下さい。(出店は、他の老舗でもあることですから、ね。)
私が、もっと見やすくしておけばいいんですよね…。
ちょっと考えなくちゃ、です。
ほたるいかも、菜の花も旬のもの。
いいですね♪。
ミニチュアの線路に電車を眺めているようで、ここの眺めも大好きです。
探したのですが見逃しておりまして、勝手に「池袋と勘違いしたかぁ」と一人合点で・・・。
お恥ずかしい。
菜の花とほたるいかにおろしポン酢をかけたものをいただきましたが、なかなか、素晴らしい出来栄えでした。
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