お品書きをみると、ここは
「せいろ」「田舎」「更級」のみっつの蕎麦があるらしい。
二色、三色もあって、三色（大盛）と書かれていたのと、
とにかく粗挽きの「田舎」に興味があったので二色を頼むことに。
ここでは、どれも十割で出しているという。

まずは、せいろから。


ところどころに★の入った、細切りの蕎麦。
きり方もきれい。
口に含むと、しっかりとしたコシのあるそばでおいしい！
ゴムのような硬さとは違う、穀物のぎゅっと締まったような硬さ。
もう少しふわっとしててもおいしいかもしれないけど、
これはここの蕎麦の又いいところかも。
うんうん、蕎麦の風味も豊かでうれしくなってくる。
つゆの濃さも申し分なく、蕎麦とのバランスがいい！
十割だというのに、つながりにも申し分がない。
うーん、いい！とにかく美味♪

続いて、田舎そばが。


んー、写真だとちょっと分かりにくいけど、殻まで挽き込んだそば粉で打っているという蕎麦なので、黒っぽく、★がちりばめてある、細切りのもの。
これが、又、いい。せいろに野趣さが加わった感じ。
こっちのコシも強く、かみ締めると蕎麦の風味がじわっと広がる。
なんか、大事に大事に食べたくなってきてしまう･･･。

もう一人いたお客さんは、三色にしていて、更級は真っ白でとても美しい。早くも次回は、更級も、と試してみたくなってきちゃう。

最後に蕎麦湯。
かわいらしい湯桶でもってきてくれた蕎麦湯が、これが又美味。
なんっていうか、とろみ加減がすごく丁度いい。
別に作った蕎麦湯で、白濁したそれはつゆとからむともう、極上。

うーん、満足。
おおっと、最後に・・
ちょこっと、蕎麦団子がついてるのでそれを食べて・・
これも、もちもちしてGOOD!

無理してでも（もう回復してるか･･(^^ゞ））来てみてよかった。
又、来よう！とすごく思う。

ちなみにここは、不定休。
それを奥さんに聞くと、
「そうなんですよ・・さっきもお客さんに聞かれて・・
でも、この人がねぇ・・」と店主を見る。
まるで、ここの店主は頑固ものっていうより、やんちゃなわがまま坊主が大人になった感じで、親しみがわいてきてしまう。

とりあえずは、3月14,15日以外は営業するつもりらしいが・・
果たして･･･(^^)

＊お品書き
もり 735円　田舎/更科 各840円
二色 945円　三色 1,365円　
かき揚げ天もりそば 1,365円　　
各種限定素朴蕎麦　200円増し
(大根降ろしの汁に返しを好みの量入れて食べるもの）

素朴庵
東京都国立市谷保 6721-1　 ℡ 042-571-0019
10:00～15:00　17:00～20:00　　
不定休

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