既に到着していて、待っていて下さり、お顔を見たらなんだかとってもうれしくなる。お会いするのも、久しぶり。

さてさて･･･、まずは蕎麦前を。



この寒さに、やあっぱり燗酒を。どうやら、こちらのご主人とＯ氏は入魂らしくて、出してくださった「澤ノ井」の純米本地酒が熱燗でとても美味しい。
そして、こちらで出してくださる定番の「鴨スモーク」がうれしい。



あれやこれやとの、お話をしつつ出してくださった「肴三点盛り」。
「鴨スライスに、板わさ、きのこおろし」は、燗酒によく合う。中でも珍しいきのこも乗った「きのこおろし」が旨いっ。

それと、持ち込んだお蕎麦を揚げてくださった「揚げ蕎麦」。
軽やかに揚げられていて、うむむ、ご主人さすがです･･。

偶然にもＯ氏お知り合いの著名な地元の方まで、合流してなんだか、楽しい酒のひとときに･･。改めてこちらのご主人ともお話させて頂けたのも、感慨深い。

さてさて･･、そろそろ、お手製のお蕎麦を。
ちょっと反則かな？だけど、今日は持ち込みのお蕎麦を、砂場さんに茹でて頂く。

まずは･･、Ｏ氏自らコーヒーミルで手挽きした蕎麦で打った「十割蕎麦」。



繋がりも見事でつややかなもの。手繰る先から、ふわりと香ってくる。
しなやかさのある心地いい腰で、かみ締めるとしみじみとした蕎麦の風味が漂う。




そして･･、2枚目は、同じくコーヒーミルで甘皮の部分も挽きこんだ十割の蕎麦。



繊細さのある蕎麦だが、よく見るとところどころに蕎麦の粒。
手繰る先に漂う香りは、同様で香ばしいもの。



口に含むと、こちらの方がさらにたおやかな感じ。かみ締めると、ふくよかさのある風味が広がる美味しい蕎麦。
どちらも暖かさを感じるもので、その心までうれしい。
Ｏさん、本当にありがとうございました～

さらに、まだ食べたことがない･･と、話すと、じゃちょっと試食にと出して下さった、「砂場」さんのうどん。



やや茶のかかった、ぴかぴかと輝いたうどんで美しい！口に含むと、つるっとした舌触りのしっかりとした腰具合。ゆっくりとかみ締めると、なんとも不思議だが、地粉のもつ大地の風味を感じるでへあないの。
ううむ･･、うどんも味わいがあるんだ･･･
「今度は、これを肉汁で食べてみて下さい」と言われ、ぜひ♪と思う。
相盛りもあるし･･、これはいいなぁ。

すっかり、わがままに楽しませて頂いた、夕餉のひと時。

Ｏ様、そして、ご主人、本当にありがとうございました。
たくさんの気持ちを頂いて･･･、がんばって手術に向かえます！。


「田無　砂場」 　　　

西東京市田無町4-25-1 　　　　　0424-63-8717
11：00～15:30 / 17:00～22：00 火曜日休　
以前の訪問　　

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