昼時過ぎたゆるりとした空気の中、
暑さも癒される女将さんの優しい笑顔に迎えられ、



座り心地のいいカウンターで、
楽しみの前に、まずは一杯 。



佐渡　「風和らぎ」　純米酒
添えられた「山葵漬け」をうっとりつまみ、



蕎麦屋ならではの一品料理が揃う中、



テーブルに置かれた本日の「肴」から、



充ては「いろいろきのこのお浸し」を 。



しめじにえのき、椎茸にエリンギ、
きくらげになめこ、マシュルーム…と、
シャキぬるコリっの食感の楽しさに
様々な茸の豊かな出汁の美味しい事 。

口に運ぶごとにほっこり、
一人静かに楽しませて頂いて…、
いよいよ、「冷製とまとかき玉そば」を 。



わあ…、置かれた瞬間見惚れる、
ひらりひらりと舞う黄金の羽衣に、
朱色のトマトが輝く、心を奪う景色 。



注がれた汁は心地よく冷え、
極上の出汁に卵がとろりと優しく流れ込む、
すする毎にため息の至福の味わい

はぁ～蓮華が離せな～い 。



この汁に蕎麦はキュっと〆り、
汁に重なりしっかりと広がる香ばしさ。



しかも、トマトが甘いっ、まるで苺 。
「ごほうびトマト」とのフルーツトマトで、
玉子を絡めるとさらに極旨～ 、



さらに、太白で炒めた万願寺唐辛子の、
香ばしさと青い甘みのアクセントといい、
この上ないバランスの妙妙たる一杯 。



すする毎にうっとり、手繰る毎にうっとり、
気づいたら一滴残せずの干して…。

ご馳走様でした～

何度食べても至福の一杯。
次に始まるとの「もずくの冷やかけ」も食べにこよう 。

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