変わらない涼やかな笑顔が又嬉しい。



目の前のカウンターの椅子を引き、
ここに来たらまずは、蕎麦前。
三重　「天游琳」　特別純米酒　



ふうわりと甘く澄んだ味わいは私の好み。
嬉しくすすりつつ品書きを眺め、



まずは、「東京うどのひとくち金平」(旨い！）に、



愛らしい小指程の、「寒稚鮎の丸干し」を。
噛む毎に旨みがある稚鮎、
ほのかなほろ苦さにお酒が進む



気になる「長芋のポテトサラダ」のハーフ 。



しゃりっとして爽やかに粘る絶妙さ、
混ぜこまれた鯖の燻製の香りに旨み、
ガリのさっぱりとしたアクセントいい、これはいいっ 。

久しぶりに会うご主人と話も弾み、
楽しいひと時を頂いて…



今日は、久しぶりに菊池君のかけそばも食べたいなっと、



島根県三瓶の蕎麦を、「半もり」「半かけ」で 。



まずは「もり」から。



ん〜、なんって美しい 、
笊にはらりと盛られた蕎麦の、
透明な粒がぷつぷつと浮く姿に思わず見惚れ、



手繰ってうっとり、ふっくらとした穀物の香りがふわ〜。
ざらりと口肌を撫で、もちもちほろり、
馥郁と甘く、くぅっと芳ばしく、
どこか懐かしい蕎麦の味わいが口に満ちる。

又一段と、美味しくなってる



汁に浸すのももどかしく、あっという間に手繰り、
蕎麦湯でもり汁を味わって…、



続いて「かけそば」。



まずは注がれた汁を一口。
芳醇な鰹出汁に、昆布と椎茸の旨みが支える、
すっきりとして味わい深く、
あああ…、これも旨い… 。



この汁に浸った蕎麦が又たまらない。
「もり」で食べたそのままのコシに、
汁を纏い、にわか温まり、風味が開き、
手繰る毎にぞくぞくとする旨さ 。



粗挽き蕎麦の「かけそば」最高～。
手繰る毎に見とれ、汁をすすり、
一滴残せず飲み干して…

ご馳走様でした〜

来るたびに感じる目覚ましい躍進に、
次に来るのが楽しみになる、
今年も目が離せないなあ 。

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