昨夜は、「やつおそば大楽」の講師ナカノ氏に案内され、
高岡の老舗居酒屋「陣太鼓」で、
富山のキトキトお魚に郷土料理、地酒を堪能〜 。
今朝も気持ちよく目覚めた、北陸旅行最終日。
ナカノ氏が車で迎えに来て下さり、
「高岡大仏」や「瑞隆寺」を車窓から見学し、
ずんずんと向かった山の中。
以前は水車で蕎麦を挽いていたという、
富山市山田清水(しょうず)の山間に、
開店前からちらほらと客が訪れる、
地元で人気の蕎麦屋さん 。
11時ちょうど、暖簾がかかりオープン〜。
富山 雉そば 手打ちそば 「清水そば そば峠」
扉を入るとすぐ目の前には打ち場があり、
毎朝ここで、近所のおばちゃん達が、
地元清水の蕎麦を打っているそう 。
山の中の和やかな食堂風店、
「はいはいどうぞ〜」と気さくに通され、
開いたお品書きは、幾つかの単品の蕎麦に、
「おすすめ」は、「峠の天ぷらセット」。
さらに、10割とニハの「2種盛り弁当」もあり、
蕎麦は、ニ八と十割の二つあるよう 。
4人で眺め、各々決め頼むと、
厨房にいる割烹着のおばちゃんが、
てきぱきと天ぷらを揚げ、続いて蕎麦を茹で、
次々に届いた4つのお盆。
まずは、地元の野菜の天ぷらがたっぷり、
「峠の天ぷらセット」の、
ニ八そばと、十割そばの二つに、
店名にもついた、温かい「きじそば」は、
かけ汁が清らかに澄み美味しそ〜う。
そして、私の前にも、十割そばで「きじざる」が 。
蕎麦は甘皮がところどころに埋まる、
やや太めの素朴な温もりある佇まい 。
ふんわりと広がるふっくらとした香りに、
もちもちとしたしっかりとした腰があり、
手繰る毎にじわじわと香ばしさが滲み広がる。
一方、ニ八蕎麦は十割に比べてやや細め、
喉ごしにしなやかさが加わり、
もしかしたら、こっちの方が好みかも 。
そして、ほかほか湯気立つ「きじ汁」。
鶏に似て、いや鶏肉より上品な旨みが滲み、
やや甘めの優し~い味わい。
浸し温まった蕎麦は途端に甘みが膨らみ、
ん〜、このきじ汁美味しい 。
雉肉は、やや固めのさっぱりとした肉質で、
噛めば噛むほど旨みが染みでる。
成程、これが雉肉なのか〜と、
浸し手繰っていたらあっという間。
しっかりと濁った蕎麦湯を注ぎ、
雉汁をきれいに飲み干して・・・
ご馳走様でした〜
地産地消、おばちゃん達のあったかなもてなしに、
山間で頂く蕎麦が旨い。
富山もいいところだなあ〜 。

雉そば 手打ちそば「清水そば そば峠」
富山県富山市山田清水10-15
050-3433-5500
11:30~14:00
水曜、第2,4火曜定休
Pたくさん
禁煙
お店のHP
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