移転再開店するその前にと、訪れたのは3年前。
その後、移転し新店完成、さあっお祝いに♪、
と思ったところに、あのコロナ騒ぎとなり…、
なかなか伺う事ができず、すっかりご無沙汰。
どんなお店かな、ご主人にも会いたいな、と…、
新宿湘南ラインにゴトゴト揺られ、
野木からタクシーに乗ればすぐ。
わあっ、すっかりお洒落なお店になってる〜 。
しげしげと眺めていたら、
まさかのご主人のお出迎え 。
栃木県野木 「蕎麦切り わたなべ」
平日の午後13時過ぎ、入った店内は、
近所の方々で賑わう和やかな空気が流れ、
白壁に白木のテーブルに椅子、
中央には煙突の暖炉が置かれた、
どこか北欧を思わせる、センスのいい素敵な空間。
(これは閉店後の撮影)。
にこやかな花番さんに通されて、
まずはやっと祝杯、ビールで乾杯〜 。
喉を潤わせ手にした品書きも、
すっかり見やすく、スッキリとまとめられ、
お通しの「ピクルス」が美味しくて、
単品でも頼んだら、こんもりたっぷり、嬉しいなー 。
添えて頼んだ「蕎麦味噌」もたっぷり。
味噌の味わいが円やかでこれも旨い。
そして、ここでは外せない、
青森から取り寄せた「特選ちくわ天」。
さくさくの衣に包まれた竹輪は、
もっちりとして味濃厚、一味も二味も違う極旨竹輪 。
これでビールを飲み干し、お酒にチェンジ。
栃木にきたらやっぱり栃木の地酒と、
まずは、「四季桜」はなのえん
ちびちびと啜り始めたところにど〜んと、
超豪華な、「活車海老と野菜盛り合わせ」 。
衣さくさく、瑞々しい舞茸4つに葱坊主が甘〜い。、
薩摩芋に茄子、ほっこりと蕩ける南瓜に、
立派な車海老は身がむっちり詰まり味濃厚〜 。
無花果の天ぷらは、まるでデザート〜。
粗塩で頂いたり、
添えられた天つゆがとても美味しい。
「大那」超辛口純米に、「東洋美人」純米吟醸、
と追加し、気付いたら皿は空 。
蕎麦は、「生粉打ち」とニ八の「せいろ」があり、
二つあったらどっちも食べたい〜と、
ご主人にお願いし、盛ってもらった「二種盛り」 。
蕎麦は、蕎麦農家から直接仕入れた、
自家製紛手打ちそば。
左の「生粉打ち」に右の「せいろ」と、
どちらも思わず見惚れる、美しい繊細な細切り 。
まずは、ニ八の「せいろ」から。
極細ながら、きりっとしたコシあり喉越し軽妙。
すっと広がる香りに、甘みがあり、ん〜美味しい 。
続いて「生粉打ち」、これも繊細な細切り。
ニ八と似てるけど、僅かに穀物感が強く、
まずは清々しく、手繰る毎に広がる香ばしさ
蕎麦はもちろん、このもり汁が実に美味しい 。
浸した瞬間広がる芳醇な鰹出汁、
それが嫌味なく円やかで蕎麦にぴたりと寄り添い、
浸した蕎麦は、も〜う、あっという間 。
程よく濁った蕎麦湯を注ぎ、しみじみと味わい…、
こうなると「かけ」も食べたくなるのが定式 。
二人でシェア、半々に盛って下さった「かけそば」を 。
早速すすったかけ汁の旨さときたら 。
穏やかで円やかに染みた鰹の旨み。
すぅ〜っと喉に流れ体に滲みていく。
ああもう、拝みたくなるほど美味しい〜 。
蕎麦は、極細ながら全くダレず、
ほろりと優しくするすると喉に流れる心地よさ。
この蕎麦、「かけそば」でも激旨 。
あっという間にすすった蕎麦に、
すくいすくい、一滴残せず完汁完食〜。
ご馳走様でした〜
久しぶりに頂いた蕎麦は、
野木で(失礼💦)びっくりする程の旨さ。
朗らかなご主人、温かな女将さんのもてなしも心地よく、
遠いけど、又是非訪れます

「蕎麦切り わたなべ」
栃木県下都賀郡野木町友沼4794-11
0280-57-1825
11:00~16:00(火曜は〜14:30)
水曜定休
禁煙
P10台
お店のHP
2019年11月26日 「生粉打ち」「せいろ」「かけ」「ぶっかけ」
2016年 8月 2日 畑の中に洗練秀麗たる美しきお蕎麦
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