彼が休日出勤で一人残されたお昼は、
健康も兼ねて、多摩湖サイクルロードをウォーキング。
花小金井を通り過ぎ、小平を抜け…、
萩山駅すぐ近くの住宅地の中に、
そっと靡く「手打ちそば」の旗。
思えば15年ぶり、久しぶりの「夢玄」さん 。
萩山 「手打ちそば 夢玄」
週末の午後13時過ぎ、靴を脱ぎ上がった店内は、
リビングを思わせるゆったりとした空間。
空いていたテーブルに腰を下ろし、
まずは蕎麦前と、品書きを開くと、
·「嬉長」470円に始まり、びっくりする程リーズナブル〜。
さらに開いた「一品メニュー」に、
「酒肴」もずらりと豊富、
しかも、どれもこれも安いっ 。
一通り眺め頼んだ、
福井 「黒帯」 特別純米 「悠々」(570円)に、
充てに頼んだ「漬物」は、270円とは申し訳ない程、
きちんと浸かった糠漬けが盛られ、
「川エビ揚げ」も370円とは思えない、
揚げたてカリカリ、香ばしく甘く、嬉しすぎる〜 。
きちんと一合入ったお酒と共に、
しばしゆるりと寛がせて頂いて…、
蕎麦は、八ケ岳産のニ八蕎麦に、
生粉打ちもあるがけど、要予約。
種物もいくつか並ぶ中から、
15年ぶりだし、基本の「もり」に決め注文 。
頼み待ちながら開いた「お食事メニュー」には、
平日はランチセットが850円に、
夜のドリンクセットが1,600円だなんて、
近所だったら通いたくなっちゃうよ〜ん。
と見ていると程なく、目の前にお蕎麦が到着。
皿の簀に盛られた蕎麦は、
やや太めのピシっと角立つ端正な中太切り。
新そばらしい清々しい香りに、
太めでもきちんと茹でられた蕎麦は重たさなく、
もちもちとして喉越しも良く、これはいい 。
添えられたもり汁がこの蕎麦によく合い、
しかも添えられた薬味が美しい 。
透けるような葱に、摺りたてフレッシュな山葵と、
しっかり量もあった蕎麦なのに、
するすると喉に落ち、気付いたら簀は空に。
ほのかに濁った熱々蕎麦湯を注ぐと、
す〜っとのびる汁が美味しく
注ぎ注ぎたっぷりと頂いて…、
ご馳走様でした〜
すっかりご無沙汰してたけど「夢玄」さん、
記憶以上に蕎麦が美味しく、なんと言ってもこの安さ。
豊富な酒肴も気になるし、
是非又伺い、今度は温かい蕎麦も食べてみよう 。

「手打ちそば 夢玄」
東京都東村山市萩山町1-5-82
042-309-3988
11:00~15;00 / 17:00〜21;00
月曜・火曜定休
禁煙
お店HP
2006年 7月 9日 「てんつき十割そば」「天つきもりそば」
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