扉を開くとすぐ、明るく丁寧に迎えてくる女将さん。
通された大テーブルの一角で品書きを開き
まずは、お疲れ様の蕎麦前。
福井「梵」の冷を一合。
はぁ〜、すっきり清らか、いい酒だなあ… 。
充ては、蕎麦屋のつまみが並ぶ中から、
蕎麦屋の王道、「板わさ」を 。
ぷりっと弾力のある蒲鉾は味わい豊か。
たっぷり盛られた山葵もフレッシュ、
さらに梅肉が添えられ、これも合う。
付け合わせの若芽も美味しい 。
ゆるゆると憩い、お蕎麦は何にしようかな、と…、
「期間限定」の文字に、
今日はこれ、「かしわざる」に決め注文 。
頼むと程なく、じゅう〜じゅう〜と炒める音に、
ぴしっぴしっと水を切る気持ちのいい音が聞こえ…、
湯気立つ汁を添えたお蕎麦が到着〜。
ん〜、い〜い匂い 。
蕎麦は、底上げの笊に盛られ、
艶々と輝く極細の繊細な細切り。
早速そのまま手繰った蕎麦は、
心地のいいコシに喉越し軽妙、実に軽やか。
するすると爽やかに喉に流れてく 。
この蕎麦をさっと浸した汁の美味しい事 。
焼焦げ香ばしい香りに味わい、
鳥の出汁旨みがこっくりと染みしかも円やか。
細身の蕎麦にたっぷり絡み、
浸した蕎麦はもう、いくらでも食べられそう〜 。
しかも幾つも沈んだ鶏肉が又極旨。
ふっくらとしてジューシー、
噛みしめる毎に旨みが広がり、
ふわっふわの鶏つくねに、葱はとろりと甘く、
さすが、「池之端藪そば」縁のお店、
この「かしわざる」、悶絶レベル 。
添えられた猪口に移し、蕎麦湯を注ぐと、
これが又美味しくて美味しくて、
何度も注ぎ、たっぷり味わい…
ご馳走様でした〜
「武蔵野やぶ」さんの鶏肉激旨。
これは是非、「かしわ南蛮」も、
そして、「焼き鳥」も食べてみなくては 。

「武蔵野 やぶそば」
西東京市柳沢6丁目4
042-468-9190
11:00~16:00 / 17:00~21:00
(土日祝日通し)
火曜休 P2台あり
2022年 3月 9日 「天ぬき」「ざるそば」
2018年 3月12日 「天ぬき」「ざるそば」
2014年 5月 8日 つまみにも良し「巣ごもり」蕎麦
2013年12月 6日 「トマトサラダ」に「天ぷらそば」
2006年 7月 3日 「天ぬき」に「せいろう」
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