
目黒近辺での所要で来ていたので、気になっていた「秋せみ」を食べてみたくて、「川せみ」さんに再訪。
・・・秋が終わらぬうちに。
まだありますように、と。
相変わらず、ふっと出くわすように佇むお店だが、その風情はいい感じ。
下目黒 「川せみ」
昼、丁度1時。
店内は、ほぼ満席状態。・・ほぉぉっ と、ちょっとびっくり。
すいてるお店がとかく好きなので(みんなそうか・・)、ちょっとしり込みそうになったけど、時間もないし、こちらで・・。
やっと、ひとつだけ空いていたカウンターの端っこに、通される。
ここのランチは、とってもお得になってるし、ここがこれだけ人気なのも納得してしまうもの。
お茶を出して頂き、えっとえっと、
と見上げると、「秋せみ」はまだあった
あれこれ選ぶ間もなく、
「秋せみ」を・・とお願いする。
ポカポカ陽気の中、急ぎ足で来たので、
「冷たいので」と。
ほどなくして、目の前に「季節の小鉢」と「ランチの炊き込みご飯」が出される。
今日の小鉢は、「小松菜と揚げのお浸し」と「さつま芋ご飯」。
あんま~り好きな方ではない、さつま芋ご飯だったけど、もち米を混ぜ込んだようなもちもちとしたご飯に、うっすらと味付けされ、意外に美味しい。
食べ始めてちょっとすると、(混んでいるにもかかわらず)思ったよりもスムーズに目の前に「秋せみ」が置かれる。
えっ・・ これっっ?
書かれたものを読んでいて、勝手に、暖かい汁にせいろ蕎麦の、鴨汁タイプのものかと想像していたので、ちょっとあっけにとられた、気分。
聞かれた「冷たいのですか?暖かいのですか?」というのは、こういうことだったのか~・・と、ここで初めて理解。
とは言え、頼んだのは私だし、これはこれで見てると美味しそう。
気持ちを入れ替え、まずは一口、れんげでこの冷汁を口に運んでみる。
お・・、美味しいっっ
すっきりとした、出汁仕立ての優しい冷汁。ほどよく鳥の旨味が染み出て、冷えているのに脂こさもなく、とても上品な上にしっかりとコクがある。
これは・・いい!
この汁に張られた蕎麦は、しっかりと跳ね返るような腰をもった、細切りの凛っとした蕎麦。
かみ締めていくと、甘みの出てくるもので、美味しい。
そして、このつくねが、又いい。ほろっと口の中でほどける、ふわっふわっのつくね。優しい味わいだが、鳥の旨さがしっかりと感じられる。このつくねだけで、飲めちゃいそう。。
盛りだくさんに込められた、エリンギにエノキ、しめじと里芋、そしてレンコンのしゃきしゃきとした歯ごたえが面白く、何度も楽しめるような一品。
優しい出汁の冷かけ汁だったので、すっかり飲み干してしまったほど。
いやぁ、ご馳走様でした~
かなり満足で席を立つ。 ・・あとも、次々にお客さん。
隣のお客さんの「鴨汁せいろ」が又、いい匂いだったな・・。
今度は、もちょっと遅めに、これを頂きにこよっと。。
*秋せみ 950円
手打そば、天ぷら、お酒を味わう店 手打の匠
蕎麦 「川せみ」
目黒区下目黒2-17-23 03-3490-5959
11:30~14:30 / 18:00~22:00
年中無休
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