ぽかぽかとした気持ちのいい秋の陽ざしの中、
色づいてきた深大寺で紅葉狩り 。
250年ぶりとの「鬼大師」の開帳に、
七五三の家族連れで賑わう境内、
ああ、日常が戻ってきたんだなあ…。
歩き回ってお腹もすいた、
どの蕎麦屋にも長い行列ができる中、
向かったのは、門を出て通りを隔てた一軒。
何年か前に手打ちに変えたと知り、
ずっと気になっていた「きよし」さん 。
深大寺 「石臼挽き 手打ちそば きよし」
何人か並ぶ後ろにつきしばし待ち、
通された店内は、深大寺の中では小さな空間。
ほっこりとする民芸調の蕎麦屋らしい店内で、
忙しい中でも迎えてくれた花番さんはにこやか丁寧 。
出されたお茶をすすり手にした品書きは、
「冷たい蕎麦」に「温かいそば」、
ちょっとした一品料理に、
深大寺の中では珍しい、
「親子丼」「カツ丼」「天丼」の「丼もの」もあり、
気になるのは手打ちとのお蕎麦。
私は「天せいろ」に、彼は「親子丼」に決め注文 。
ほっ、細いっ 。
蒸篭にこんもりと盛られた蕎麦は、
深大寺では珍しい超極細。
ホシはなく微粉で打たれ、
今日はたまたまか、コシはやや柔らかめ、
もうちょっとシャキっとしてたら、
きっともっと美味しいのに、それがちと残念。
汁は出汁円やかで按配もよく、
浸した蕎麦は、まるでそうめんのように、
つるつるするすると喉に流れてく。
天ぷらは衣薄くさくっと揚げられ、
南瓜に、茄子、ピーマンに、椎茸と、
どの野菜も瑞々しく、これは美味しい 。
一方彼の「親子丼」は、ふっくらとした玉子に、
丼汁の味わいもよくご飯がすすむ。
「カツ丼」も気になるなー、と彼はぱくぱく 。
さらりとした蕎麦湯を頂いて…
ご馳走様でした~
昔の太い田舎風の蕎麦からの変化にとにかくびっくり。
改めて、深大寺の蕎麦屋も、
どんどん変わってきてるんだなあ 。

「石臼挽き 手打ちそば きよし」
調布市深大寺元町5-12-2
042-483-3329
11:00~18:00
月曜、火曜定休
禁煙
P7台
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