何年か前、残念な事に蕎麦アレルギーが発症し、
和食屋として営み早10年。
今月8日、屋号も変えラーメン屋として新規オープン 。
料理のセンスもいいご主人、
「横手焼きそば」が激旨だったご主人、
そのご主人のラーメン、絶対食べてみたい 。
立川 「あかつき」改め、「ほじなし」
お店はそのまま、心和む暖簾がかかり、
品書きは、直球勝負の一つのみ。
「生姜醤油中華そば」。
そろそろ13時、まだまだ残暑厳しいお昼どき、
久しぶりに会う、ご主人の明るい笑顔が嬉しく、
カウンターに腰を下ろし、早速注文。
「生姜醤油中華蕎麦」(並盛)。
きらきらと脂の輪が浮かぶ醤油スープに、
ナルトに煮玉子、メンマにほうれん草、
昔懐かしい、ノストラジック風ラーメン 。
注がれた熱々のスープは、
豚肉に比内地鶏の芳醇なコクある出汁に、
たっぷりの野菜を合せた甘みが豊か、
強すぎない生姜の香りがふわりと広がる。
しっかりとした味わいながら、
ほのかに和のテイストを感じる円やかさ。
しばし蓮華が離せない 。
麺はやや縮れた手もみ風。
もちもちとして汁がよく絡み、これも旨い。
具は、口に入れた途端にほろほろと崩れる、
珍しい豚軟骨ソーキ肉に、
八幡豚平ポークのチャーシューは、さっぱりとした旨さ。
太めのメンマも柔らかく味が染み、
黄身がとろりと零れる煮玉子に、
スープをたっぷりと摺ったほうれん草。
それぞれの具と麺を合せてと、
気付いたら、スープも飲み干し丼は空。
はぁ~、美味しかった、満足度高い一杯。
ご馳走様でした~ 。
「ほじなし」とは秋田の方言、
「本地なし」から来た「間抜け」と意味。
地元秋田を広めたいとの願いも込められた、
自虐的なご主人らしいネーミング。
「あかつき」改め「ほじなし」。
蕎麦好きが、又食べたくなるラーメン。
これからが益々楽しみ

「ほじなし」
立川市高松町3-26-16
042-523-4361
11:30~14:30
月曜・火曜定休
禁煙
「あかつき」時代
2017年 5月14日 焼きそばにしゃぶしゃぶ「せいろそば」
2016年 3月 2日 白菜つなぎの「鳥つくね鍋」に「ギバサ蕎麦」
2016年11月25日 グラタンにチャーハンに手打そば
2014年 7月24日 素敵なお昼の献立 「冷し鶏南蛮」
2014年 6月 4日 おまかせのお料理をたっぷり堪能
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