四季折々の吟醸そばを、やはりその季節ごとに食べておきたくいて、ま、春は仕方ないとしても、夏の「黒吟」に間に合うか・・・、
と、心せいでいたこのごろ。
今日は、また先生宅に伺うのでその前に、ちょっと遠回りして、多磨へと・・・。

久しぶりにお店の前に・・。
ああ、変わりない、この飾り気のないお店が見えたら、なんだかほっとしちゃった。。

「吟醸そば たか志」
暮れにテレビに出たから、わんさっとしてたらどうしよう~・・なんて思いつつ、戸を開けるとあいかわらずの、のんびりとした空気が暖かくて、ほっとする。
顔を見る前に「いらっしゃいませ」と言ったおばさんも、私の顔を見て、「あらあら、久しぶり 」と。。
怪我をしたことなどの、これまでのことをちょっと話していたら、やっぱりなんだか、親戚の家に来たような不思議な安堵感。
さてさて・・、間に合ったか??と、木に書かれた品書きを見ると・・、 間に合った!
今は、まだ「黒くて透明感があり、コシのあるもりそばです。」の「黒吟」。
それをお願いしつつ、「もうじき、『ほのか』になっちゃうんですよね」 と尋ねると、「ほのか」は新そばからの、11月くらいからとのこと。
おしおしっ、そのころまた来なくちゃ
それはそうと~・・、
知らない、蕎麦が書かれてる!
「白吟醸」土日祝日限定の、
「白くて透明感のあるコシのあるもりそばです」
なんてのがっっ。。
う、食べてみたいっっ。
そうこうしているうちに、久しぶりの「たか志」の蕎麦。「黒吟」。
もう、聞かれないでもそれの、「濃い口」のつゆで。
ん~、なつかしいこの蒸篭。そして、こんもりと盛られた蕎麦。
書かれた通り、黒っぽい蕎麦だが、透明感が強い。欠片というよりもっと細かいような、蕎麦の微粉のような黒粒が、表明の所々に浮かんでる。
箸で掬い、口元に寄せるとふわり~と、しみじみとした蕎麦の香り。
ああ・・、うっとり
しっとりとした腰、そしてかみ締めると、じわじわと蕎麦の風味。
ああ、やっぱり美味しいな。
ちょっと、今日は短めだったけどそれでも、いろんな想いをも含めてこの蕎麦は好き。
他に客さんもいなかったこともあって、食べながら、おばちゃんと、そしてご主人とも地元の話などなど、いっぱいさせてもらって、なんとも言えない不思議に暖かい気持ちでいっぱい。
(地元話題に盛り上がっちゃって、おそばの話忘れちゃったっっ)
ああ・・、ご馳走さまでした。
やっぱり、やっぱり、ここは時々来たくなっちゃうな。
今度は、まだ食べたことがない、暖かい蕎麦も食べてみようかしらん。
ほんっとに、心休まるひととき、ありがとうございます!
また・・・、来ま~すっっ
*お品書き
吟醸そば 1,050円、天ぷらつき 1,760円、もりそば(ふつう?)630円、とろろ 840円
鴨もり 1,160円、天もり 1,260円、胡桃 960円、なすあんかけ 1,000円
かけ 630円、かき玉 840円、鴨南 1,050円、天ぷら 1,050円など。
(プラス370円でミニとろろ丼、ミニ玉丼)
玉子やき 420円、板わさ 320円、天ぷら 740円、そばがき 630円、
ビール 500円、お酒/三笑楽(富山)500円
手挽き 吟醸そば「たか志」
府中市若松町4-34-10
042-360-3214
11:30-15:00 / 18:00-20:30
月休
Pあり
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う、う、羨ましい、新「白吟」を・・・!
読ませて頂いて、挽き付けられて(いつものように)しまいました。
ううううむ、日祝のみ、というのが、難しいところですが、是非とも食べてみたいです。
しかも・・、こちらの「ふつう」も、私はまだ未体験。
うれしくも、量がしっかりあるので、二枚・・というわけにもいかず、毎回悩んでいるところです。
「ほのか」「白吟」「ふつう」。
まだまだ、たか志には、通わなくてはならなそう~(^^)
情報、ありがとうございました。
とっても、(羨ましく)楽しく読ませて頂きました。
もりです。
未知の「たか志」吟醸と聞いてさっそく行ってきました。
おばさんに「更科か?」と聞くと、ご主人が顔を出して違うとのことなので、迷わずそれを!(更科の繊細さは、大雑把な私の尺度計では測りきれないので…)
本当に白くてソーメンのよう。が、確かに「白吟」ですね。まさに「黒吟」の白バージョン。
まず、作法通りに、鼻元でクンクンかぐと、しっかりした蕎麦の香が。しかし「黒吟」ほどは強くない。汁なしでそのまま食べると、確かに腰が強く、かつ蕎麦がますます香ってくる。シコシコ度は記憶の「黒吟」よりも強いみたい。
濃い口の汁にちょいとつけて食べると、これまた汁にぴったり。良いなあ。そのままワシワシと食べ終ってしまった。相変わらずの量でこれにも満足。
ところで、ビールがスーパードライになっていたので、ちょっとがっかり。以前のサントリーモルツは、コーンスターチ味がしない日本ではめずらしいビールなので好きだったのに。
とりあえず、スーパードライは炭酸飲料を飲んでいるようで好きではない、ビールはビールらしくビール臭がするべきだ、本当の酒飲みでスーパードライを好きな人に会ったことがない等々、手前勝手な理屈を言ってきてしまいました。
さて、次は「ほのか」ですね。楽しみです。でも、「白吟」もあったらどちらにしようか?新蕎麦なら「ふつうの?もりそば」もますます捨てがたい。どうしよう…。
そのときは、他銘柄のビールも置いていると良いなア。
そうなんです、新しい吟醸が出ててびっくり。
「あれ?白も・・?」と聞いたら、週末だけ、ね、なんておちゃめに笑ってましたが。。
私も、ぜひ食べてみたいな、と、思っているところです。
それと・・、そうなんですか。。前はもうちょっと繋がりがよかったと思っていたのですが、短めだったのが気になったところです。これは、繋がりの問題かと・・。
でもって・・・♪
また、お土産もらっちゃいました~(^^v
もりです。
やっぱり「たか志」に行ったのですね。
しばらく行っていませんが、土日祝日限定の「白吟醸」!と聞いては、近々私も行ってみなくては。
そうそう、最近、たか志の吟醸は短いのですよねエ。
ところで、今年は、おいしくても短い蕎麦に、ときどき出会います。一度気になると眼につくだけなのかも知れませんが、何で?何か理由があるのかな?食べるだけの私にはわかりません。
ちなみに、私はGORGIAを貰ったことがありません…。
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