その屋号からも伺える、友蕎子・片倉康夫氏の直系、
兼ねてから一度伺いたくていて…、
町田寄りの相模原の通り沿いに、
手入れのされた庭木に囲まれ悠々と佇む、
老舗の風格ある佇まい。
店先の小屋は「蕎麦工房」との「日々庵」。
製粉に蕎麦打ち、蕎麦教室もされているそう 。
多摩境 「蕎亭 喜峰庵」
暖簾をくぐり入った店内は、
年月培った老舗の落ち着いた空気に満ち、
すぐに迎えてくれる花番さんもにこやか丁寧。
窓際のゆったりとしたテーブルに通され、
座ろうと見た色紙には、竹内涼真のサイン。
プライベートで来ているそう 。
ちょっと嬉しく(ミーハー)、品書きを開くと、
蕎麦は、ニ八の「江戸前せいろ」に、「十割そば」。
さらに、一茶庵ならでは「さらしな」こと「白雪」があり、
蕎麦同様に「うどん」も手打ち、
「蕎麦寿司」に、ちょっとしたご飯ものもあり…、
横には、別に書かれた、
オススメらしい「きのこ汁」、これが気になり、
私は、「十割そば」で「きのこ汁」、
彼は、「江戸前せいろ」に「穴子飯」をつけ注文。
おっ、これは見ただけで美味しい 。
ざっくりとした穀物感溢れる切り口に、
細かなホシ散る、凛々しい細切り。
手繰った途端に広がる、ふっくらとした豊かな香り。
しっかりとした腰あり、もちもちとして、
噛み締めた先から香ばしく、そのままで味わい豊か 。
一方、「江戸前せいろ」は、十割よりやや細く、
これも、きりっとコシあり、しかもしなやか。
たおやかながら、これもふっくらと香ばしく、
違う良さあり、どちらも美味しい
そして、たっぷり注がれた「きのこ汁」。
しゃきっとしたエノキにしめじ、なめこの風味が染み、
汁に浸した蕎麦は甘みが広がり、これは旨い 。
さらに、薬味の胡麻海苔がいいアクセント、
香ばしさが加わり、手繰る手が止まらない。
あっという間に笊は空。
彼の「あなご飯」は、
酢飯に穴子とガリを混ぜたご飯で、
蕎麦だけでは物足りなそうだった彼も満足そう。
最後は蕎麦湯を注ぎ、
きのこ汁をたっぷり堪能。
ご馳走様でした〜
期待以上のお蕎麦に大満足。
これは是非、「さらしな」も頂いてみたいな 。

「蕎亭 喜峰庵」
神奈川県相模原市中央区宮下本町3-40-5
042-774-8971
11:00~14:30 / 17:00~20:00
月曜、第2・4火曜定休
禁煙
P25台
お店のHP
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残念です!。
最後にもう一度伺っておきたかった…。
やはりコロナの影響ですかね
これも行ってみたいです(u_u*)~
それでも…今月始めにキバナカタクリだけはギリギリ観に…。今度は淵野辺の《SOBA.る》さんへ。https://ameblo.jp/chameleon-arms/entry-12667252556.html
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ここも、近ければ通いたくなりました♪
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