陽が落ち、シンシンと冷え込む中、
扉を開けば、赤々と熾る暖炉の炭に心が和む。



まずは、ビールでお疲れ乾杯。



会津の郷土料理が並ぶ品書きに、



ホワイトボードの「本日の品書き」から…、



まずはすぐ出る「ひたし豆」。
こりこりっとしたお豆はつまみによく、



程なく届いた、
「ネギのそばもんじゃ焼き（チーズ入り）」
小さいヘラが添えられ、もんじゃっぽい 。



蕎麦粉とネギ、お出汁とチーズで焼かれ、
とろりとして出汁の旨みに葱の甘み、
蕎麦の香ばしさが広がり、これはいいっ 。

ぽちぽちとつまむのにも絶好、
これ、レギュラーメニューにして欲〜い



続いて、「会津地鶏の餃子」。



皮はもちもち、中には叩いた鶏肉がぎっしり。
じわっと肉汁が滴る鶏肉は旨み満点。
時々あるこの餃子は、大のお気に入り 。



餃子でビールを飲み干し、そろそろお酒を。
来る度に入れ替わるお酒はすべて会津の地酒。



「天明」　純米生酒中取り　おりがらみ



彼は、飲む比べセットで、
「国権」　純米無濾過生　山廃
「蔵太鼓」　純米辛口
「笹正宗」　特別純米生にごりは、まるでカルピスソーダ



そして…、寒いので馬刺しではなくお鍋で、
会津馬肉の「桜なべ」。



蓋を空けた途端に、ふかっと湯気が立ち、



いつまでもぐつぐついう鍋に、
食欲かきたてられる、い～い匂い～。



馬肉は、ふわふわほろほろ、
しゃきっとした牛蒡の豊かな出汁に、
ネギはとろり、白菜に豆腐には旨みが染み、
たっぷりのマロニーが密かに嬉しい 。

お鍋にお酒をお代わり、
私は、「宮泉」　純米酒　（写楽の蔵）



彼はラベルに惹かれて、
「猫魔の雫」　純米吟醸原酒　ひやおろし　（末廣酒造）



ハフハフ美味しく食べつくしたら、
お鍋の後は、お決まり雑炊～ 。



鍋の後の豊かなお出汁の雑炊の旨いことっ 。



お腹はすっかり一杯だけど、
やっぱりここに来たら外せない、
ご主人手打の、会津の裁ちそば（ハーフ）。
会津の地粉１００％十割そば。



きりっとした気持ちのいいコシに、
喉越しよく、香ばしく味わい豊か、
さらさらとした汁にどっぷり浸せば、も〜うするするっ 。

最後は蕎麦湯をゆっくりと頂いて…
はぁ〜、お腹いっぱい大満足、

ご馳走様でした〜

ささやかな幸せに、メリークリスマス 。

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