また今年も命日が近づき、墓参りに帰省途中、
お昼は、途中の土浦で食べよう、と…、
ずっと気になっていた、
前に伺った「信太の里」さんの、お弟子さん、
霞ヶ浦を見下ろす高台に、
広々した敷地に悠々と佇む「筑山亭」 。
土浦 常陸秋そば 「筑山亭 かすみの里」
天井高く清潔感溢れた、すっきりrとした店内に、
壁にはしっかりと掲げられた「常陸秋そば」の幟。
自家製粉手打、それが伺える、
蕎麦は挽き方を変えた二種類あり、
オリジナル配合の「挽きぐるみ」と「脱皮そば」 。
どのお蕎麦にも二つを選べるそうで、
冷たいお蕎麦に、
温かいお蕎麦、
さらに、トッピングやご飯ものもある、
豊富なお品書き。
あれこれ眺め迷いつつ…、
彼は「海老天せいろ」を「脱皮そば」で、
私は、「天せいろ」を「挽きぐるみ」で、ようやく注文 。
頼み待ちながら、さらに品書きをめくると、
「茨城の地酒飲み比べセット」や、
夜は一品料理もずらりと並び、宴会も楽しそう。
そして、丁寧に綴られた「江戸流蕎麦打ち」。
これもじっくり眺めていると…、
待たせることほぼなく、
「お待たせしました」と届いた二つのお盆。
蕎麦は、きりっと角立つやや太めの中太切り。
「挽きぐるみ」は、所々に蕎麦のホシが散り、
軽く熟成しような甘みのある香りがふわ〜、
きちんと茹でられた蕎麦は、
中太でも、気持ちのいい腰に喉越しもよく、
噛み締めた先から広がる、ふっくらとした味わい 。
一方「脱皮そば」は、
殻の欠片はなく、うっすらと粒浮く、これも粗挽き。
これも同様の心地のいい腰に、
「挽きぐるみ」より洗練された品のある味わい。
これもいいっ、どちらも美味しいっ 。
天ぷらは、美しく天衣を散らし、さくっと軽やか。
さつま芋に舞茸、肉厚のピーマンに、
中でも、人参のかき揚げが甘くて美味しい 。
海老天せいろは、ピーマンに海老天が二尾盛られ、
小鉢の「白和え」はとろりと味付けもよく、
甘みのある沢庵もぽりっぽりと瑞々しい。
蕎麦湯はほんのりと濁り熱々。
注いだもり汁も雑味なく、
鰹出汁まろやかで、これも美味しく頂いて…
ご馳走様でした〜
女将さんの応対も暖か心地よく、
今度はこの蕎麦で、温かい蕎麦も食べてみたいな。

「常陸秋蕎麦 筑山亭 かすみの里」
茨城県土浦市おおつ野7-5-1
029-869-8170
11:00~16:00 / 18:00~21:00
木曜、第3水曜定休
禁煙
Pたくさん
お店のHP
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