シンシンと冷え込む夕暮れ時、、
口開け間もなくのゆるりとした空気の中、
迎えてくれるのは、優しい笑顔のお父さん。
温かいお茶と一緒に、
「見えるかな?」と、品書きを近くに持ってきて下さり、
この寒さにまずは熱燗、
宮城 「一ノ蔵」 特別純米 辛口
お通しは、熱燗にピタリの「山葵の甘酢漬け」。
充ては、大好きなアボガド、
「鮪とアボガドの山葵和え」 。
何切れも和えられたぶつ切り鮪は中トロ入り、
熟し加減もぴたりの、とろりとしたアボガドに、
ほうれん草入りが嬉しく、さらにさらに海苔が旨い
ぴりっと利かせた山葵も絶妙、
これは、美味しい。
一人まったりと、ちびりちびりと楽しんで…、
〆は、久しぶりだし、
手挽きの「生粉打ち」そばにしよう。
頼めば程なく置かれた、
これも嬉しい、産地違いの二種の蕎麦。
やや色味が違い、どちらも美しい細切り 。
まずは、淡い色合いの秋田産「信濃一号」。
手繰った途端に広がる香り豊か。
きりっと〆った腰に、軽やかに喉に落ち、
すっきりとした爽やかな味わい。
やや色味の濃いのは、茨城の常陸秋そば。
ん〜、これもふっくらといい香り。
これも繊細ながら、もちもちさが加わり、
爽やかに香ばしく、後からじわりと広がる甘み。
ん〜、どちらも美味しい
添えらえたもり汁も、円やかで濃いめ、これがいい。
そっと添えれば蕎麦の旨みがぐんと増し、
頃見て出された湯桶は、かき交ぜ棒付き。
ほろほろと白濁して、風味豊か。
注ぎ注ぎ、汁の旨さををじっくりと味わって…
ご馳走様でした〜
ほっこりと寛げる空気よく、美味しい料理にお蕎麦。
隣の方の、「納豆そば」も美味しそうだったし、
金曜日の永福町に、又来よう 。
「手打ち蕎麦 いち彌」
杉並区和泉3-13-16
03-3324-9360
11:30~15:00 / 17:30~22:00(火曜日)
17:30~22:00(金曜・土曜)
禁煙
2017年11月14日 「鯵つみれの大葉揚げ」「つけとろ」
2016年 6月10日 旬菜色々、「柚子切り」に「手挽きそば」
2015年 2月 2日 「ほうぼうの唐揚げ」「つけとろ」
2013年12月10日 「キャベツと里芋の揚げ真丈」と「かき玉そば」
2012年 1月31日 「手挽きそば」
2007年 3月13日 「山葵芋」に「常陸秋そばの十割そば」
2005年 3月 1日 「せいろそば」
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