皆さん、お待たせしちゃってごめんなさいっ 　。



急ぎ通されたテーブルには、既にお料理がずらりと並び…、



改めて、かけつけ乾杯〜



お腹はぺこぺこ、早速お料理を 。
蕎麦の実入りのもっちりとした「蕎麦豆腐」に、



「焼き味噌」は、西京味噌仕立てで味わい柔らか、
さすが鞍馬の焼き味噌、美味しい 。



人参、カボチャ、ヤングコーンの野菜の天ぷらに、



海老の天ぷらと、どの天ぷらの衣にも、
点々と蕎麦殻が混ぜられ、



「鴨焼き」は、かえしベースのタレがかかり、
しっとりと柔らかく、これは旨しっ



ほぼ全部の一品料理を制覇〜。



そして…、ずっと気になっていた、
新メニューの「蕎麦屋のオムレツ」 。



お皿に薄く盛られたたオムレツは、
ほろほろと軽やか、たっぷり染みた出汁が旨い。
ちょっと明石焼きのようで、これはいいなー。



そして、忘れちゃならない「そばがき」も。
まず出される、薬味が三種類。
蕎麦の実を散らした「粗塩」に「醤油」に、「くるみダレ」。



そして程なく、蕎麦がきは器にこんもりと盛られ、



微粉をベースに、粗挽き粉が混ぜられ、
とろりというより、もっちり。
食べ応え感があり、じわじわ広がる味が濃い。



そのままで、塩で、醤油で…、
そして、初めての蕎麦がきに胡桃汁、これが合うっ 。

何度も何度もお代わりをして、
お酒もたっぷり堪能し・・・



そろそろお蕎麦を 。



蕎麦は、「地そば」「粗挽き」、「更科」があり、
それぞれ2枚づつ注文〜。



まずは、自家栽培、自家製紛、基本の「地そば」。



緑鮮やかな細切りに、ほのかに甘皮が透け、
心地のいい腰に、喉越し軽やか、
すぅ〜と鼻に抜ける香りといい、香ばしく甘みがあり、
ん〜、これは美味しい 。



続いて「粗挽き」。
「地そば」よりやや太めの見てとれる穀物感。



ざらりとした舌触りの野趣に、
田舎風の素朴さと、力強い味わい。



そして「更科」、今日は「芥子切り」。



更科の淑やかな甘みに、芥子が弾け香ばしく、
「鞍馬」さんの「芥子」も美味しいっ 。

何よりも添えられたもり汁が素晴らしく、
どの蕎麦にもすっと寄り添う、まろやかな出汁と返し。



蕎麦湯を注げばす〜っと伸びる、
その美味しさに何度も注ぎ堪能し…



食後は、ちょっと濃いめのお茶と、
揚げた蕎麦かりんとう。



ハプニングはあったけど、すべて忘れちゃう程、
念願の「新座鞍馬」での蕎麦前を頂けた、
美味しく楽しい、ひと時に。

ご馳走様でした〜

ちょっと遠いけど、又来たいな。

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