すっかり秋めいた今日この頃。
遅い夏休みで、、今年は信越を巡るドライブ旅行 。
あいにくのどんよりとした天気の中、
渋滞もなく高速を走り抜け、昼前に無事、新潟到着。
まずは、この旅での第一の目的のお蕎麦屋さん 。
新潟西インターから程近くの住宅街の中、
静かに建つ古民家の、風情ある佇まい。
わあ、これはいい感じ
…ん?門の前に何やら三角ポールが…、
近づくと…、なんとっ「本日休業」の貼り紙。
ええっ、定休日ではないのに、なぜっなぜっ 、
ここを楽しみにしていただけに、しばし立ち上がれず…
しかし、休みは休み、為すすべなし。
「ホテルに入るのはまだ早いし、燕三条に行ってみようか」
彼の提案で、燕三条にUターン。
まずはお昼、向かいながら急遽調べた、
「道の駅 燕三条地場産センター」近くのお蕎麦屋さん。
新潟県燕市 「手打ちそば いちぶん」
そろそろ2時になろうとする、休日の昼下がり。
丁寧に通され入った店内は、まだまだ何人ものお客さん、
「冷たいほうじ茶です」と、冷水ポットが置かれ、
添えられた「蕎麦の実のかりんとう」がカリカリ美味しい。
つまみながら、品書きを手にし・・・、
初めてのお店はやっぱり「せいろ」と、
二人で「せいろ」に決め、
なんと言っても、新潟は米どころ、
十日町「小林農園」のお米の、
「いちぶんおかか飯」もつけちゃおう 。
彼は「鴨そぼろたまごかかけご飯」(KSTKG)
を添えて、お願いすると…、
しばらくたって花番さんが戻り言うには、
えー又して残念〜、
お米がもう終わってしまったそうで、
「すみません、何か違うメニューに変えますか」の言葉。
ならば…、
ここの名物らしい「純海老そば」(つけ)に変え、
彼は、「鴨せいろ」で、再度注文。
ようやくほっとし、かりんとうをつまんでいると…、
程なく届いた、二つのお盆。
ふんわりと笊に盛られた蕎麦は、
透明感のある端正な中細切り。
手繰れば、すぅ〜っと広がる爽やかな香りに、
程よい腰に喉越しよく、
後からふんわりと甘みが広がり…、
別にちょっぴり頂いたもり汁に、
さらりとくぐらせると、これは美味しい 。
鰹出汁まろやかで、蕎麦の旨みがぐっと引き立つ。
「天使の海老」の天ぷらの塩も、天使の海老塩。、
衣さくっと軽やかに揚がり、海老はぷりぷり、
甘み旨みが豊か 。
そして…、これも「天使の海老」を使った、揚げ玉につけ汁。
さっと潜らせたら、海老濃厚、直球ど真ん中 。
ただ塩味がきつく、私はもり汁のがいいなあ。
一方、彼の「鴨汁」は、白濁した濃厚つけ汁。
鴨肉は炙られ、「とても柔らか」だそうで、
ちょっと交換、潜らせた鴨汁は、
生姜が利き、濃厚な鴨出汁に、
熱々の汁に潜らせた蕎麦が美味しい 。
濁り始めた蕎麦湯を頂いている間にも、
次に次にと入ってくるお客さん。
花番さんの応対も、にこやか丁寧で心地よく、
地元で人気のお店なのもうなずける 。
お目当てのお店は残念だけど、
新潟初日、無事お蕎麦が食べられた幸せに…、
ご馳走様でした〜
地場産業センターをぐるりと見て、
さあ、新潟駅近くのホテルへ… 。

「手打ちそば いちぶん」
新潟県燕市井土巻2-32
0256-46-8481
11:30~15:00 / 17:30~21:00
木曜定休
禁煙
Pあり
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